子育てしながら在宅ワークで収入アップ|おすすめの仕事や成功させるためのヒントも紹介

2020年のパンデミック以降、テレワークと呼ばれる在宅での仕事が注目を浴びるようになりました。感染症の流行に歯止めをかけるための措置ではありましたが、実際にテレワークをしてみると子育てとの相性がいいと感じた人も多いでしょう。

この記事では「子育てしながら外へ出て働くのは難しい」「子どもが幼いうちはできるだけ一緒に過ごす時間を確保したい」と考える親へ向けて、子育てと在宅ワークを両立させるためのポイントについて解説します。

子育てしながら在宅で収入が欲しい!仕事選びのポイント

在宅ワークの難しさは「仕事選び」に起因するものが少なくありません。ここでは、子育てと両立しやすい在宅ワークの選び方について解説します。

稼働時間の融通が利くものを選ぶ

在宅ワークのメリットは時間に縛られないことです。仕事を選ぶ際には、このメリットをしっかりと享受できるかを確認しましょう。

一般的に、在宅ワークは通勤するのと比較して、就業時間を厳しく制限されないイメージがありますが、中には時間の融通が利かない在宅ワークもあります。特に、もともとは出社して仕事をするのが当たり前だった企業がテレワークを導入した場合は、夜間や週末などの稼働を禁止していることも少なくありません。

一方で、病院や官公庁は土日休みの場合が多いので、子育ては日が出ているうちが勝負という側面もあります。

稼働時間の融通が利く仕事を選ぶことで、自分や家族にとって働きやすい時間の稼働が可能となります。

希望条件の優先順位を決めておく

在宅ワークで欠かせない認識となってくるのが「単価」の概念です。在宅ワークでは、時給換算をしたときに、全国的な平均時給額を大きく上回る高単価な案件も多くあります。一方で、平均時給額を下回る低単価な案件も少なくありません。

ただし、一見すると、短時間で高単価な案件を受注するほうが効率的に感じますが、それが自分の生活スタイルに合っているとは限りません。

子育てしながらの在宅ワークとなると、隙間時間にコツコツと低単価の案件をこなすほうが無理のない働き方ができることもあります。

このように、自分に合った仕事の条件はそれぞれ異なるため、どの条件が合っているかを考え、希望する条件の優先順位を決めておくことが大切です。

将来性のあるものを選ぶ

在宅ワークで大切なのは、スキルが不要で今すぐできる仕事を選ぶのか、現在自分が持ち得るスキルを活かせて今後のキャリア形成につながる仕事を選ぶのか、という視点です。

一口に在宅ワークと言っても、その形態はさまざまです。企業のバックオフィス業務を在宅で行うことも、スマートフォンで広告をタップしてポイントを貯めることも、在宅ワークであることに変わりはありません。

「スキル不要」と聞けば、敷居は下がりますが、それは「誰にでもできる」仕事でもあります。中長期的な目線で見れば、スキルが身につけられず、収入アップが難しいということでもあります。

可能な限り、自分のスキルを活かしつつ今後のキャリア形成にもつながる仕事を選びましょう。

納期に余裕があるものを選ぶ(フリーランスの場合)

フリーランスで仕事をする場合、極端に納期がタイトな仕事は避けたほうが無難です。

育児にはイレギュラーが多く発生するため、まとまった時間を確保するのは難しいという実情があります。そのため、ある程度納期に余裕がある仕事を選ぶことで、精神的に追い詰められずに仕事ができます。

もちろん、家族や周囲の十分なサポートがあって、まとまった時間を確保できる場合は、納期がタイトな仕事を選んでも問題はありません。基本的にフリーランスの在宅ワークは「受けた仕事はひとりでこなす」ことが前提となるため、自分のキャパシティと十分に相談しながら引き受けるか否かを決めましょう。

子育て×在宅ワークのメリット

子育てしながらの在宅ワークには非常に多くのメリットがあります。ここでは、子育てをしながら在宅ワークを行うことを前提としたメリットをご紹介します。

柔軟なスケジュール調整が可能に

稼働時間の融通が利く仕事であれば、スケジュールの柔軟な調整が可能になります。子どもや家族が休みの日は自分も一緒に休むことができ、家事が一段落した夜に働くことも可能です。

これは逆に考えると、子どもや家族が自分の都合に合わせて動かなくてもよいということでもあります。熱を出した子どもを「仕事が終わらない」という理由で待たせる必要はありません。好きな時間に働けるのは在宅ワークならではのメリットといえるでしょう。

自宅が仕事場!通勤時間ゼロ

在宅ワークに通勤はありません。自宅が勤務場所のため、朝の満員電車に揺られることも、渋滞でイライラすることもなく、思い立ったらすぐに仕事を始められます。

子育て中は自分の時間を確保する余裕がなく、しっかりとメイクをする時間がなかったり、汚れてもいい服装にならざるを得なかったりといった問題もあります。在宅ワークなら、パジャマ姿でも、すっぴんでも仕事をすることは可能です。

もちろん、在宅ワークとはいえ、オンラインミーティングなど対面での打ち合わせがあるときは見える部分だけでも身なりを整えて臨みましょう。

家族と過ごす時間を増やせる

在宅ワークは自宅が仕事場なので子どもと一緒の空間で仕事をすることも可能です。家族の状況が共有しやすいため、配偶者と協力しながら育児ができるのも大きなメリットといえるでしょう。

昨今は延長保育を受け入れる保育園も増えており、働きながら子育てできる環境を確保することは可能です。しかし、働くことに注力して、家族の時間を削ってしまうこともあります。

経済的自立の実現

「生活には困っていないが自分の収入源が欲しい」と考える人は少なくありません。仕事は生活費を稼ぐこと以外に、経済的自立をもたらしてくれます。自分の収入源を持つことで自信が生まれ、人生の選択肢が広がります。

何か趣味を持ちたいと考えたとき、子どもの進路を決めるときなどに「収入源がなくなるから」という理由で選択肢を諦める必要はありません。広い視野で自分の人生を自分で決められるようになります。

在宅ワークの理想的な作業環境のつくり方

効率的な作業には、在宅ワークの環境づくりが非常に重要です。ここでは、どうすれば自分にとって理想的な作業環境をつくれるのか、留意すべきポイントを解説します。

ワークスペースの確保

在宅ワークはワークスペースの確保から始まります。在宅ワークとはいえ、パソコンを置くスペースもままならないという状況では作業はできません。

基本的にはパソコンやモニターを都度動かさなくてもいいように、自分専用のスペースを確保するのが無難です。ノートパソコンなどを使用する場合は、ダイニングテーブルなどを活用しても問題はありませんが、仕事をする度に作業環境を整える手間がかかることは留意しておきましょう。

作業環境を整える上でここで重視すべきポイントは、広さや豪華さよりも作業に集中できるかどうかです。開放的な空間のほうがいいという人もいれば、狭い空間に閉じこもったほうが作業しやすいという人もいます。

メディアなどで紹介される在宅ワーカーのワークスペースはとても立派ですが、費用やスペースの都合で実現できないことも多いため、自分に合う広さのワークスペースを確保しましょう。

雑音や環境音の影響を最小限にする工夫

在宅ワークは周囲の雑音に影響を受けがちです。工事の音やご近所の話し声、季節によっては蝉や蛙の鳴き声が作業に支障を来したという話もあります。

オフィスのように静かな環境で仕事をするのは難しいものの、工夫次第で雑音や環境音の影響を小さくすることは可能です。たとえば、ノイズキャンセリング機能がついているヘッドフォンを使用したり、心が落ち着く音楽を流して雑音が耳に入らないようにしたりすると、かなり雑音や環境音の影響は小さくなります。

もちろん、雑音があっても作業に集中できる場合は問題ありません。ただ、オンラインミーティングや電話の際は、相手のためにもなるべく雑音が少ない場所で行うのが望ましいでしょう。

短時間集中のコツをつかむ

小さなお子さんを見ながらの作業では、長時間継続して集中することは難しいと考えましょう。親が仕事中でもお子さんの生活が変わることはありません。

子どもの動きを気にしたり、子どもの食事の時間も手を止めたりと、思いのほか忙しいので、隙間時間でも作業可能なタスクをこなすのがおすすめです。

働く時間と休息時間のメリハリをつける

たとえ長時間集中できる環境であったとしても、人はそれほど長時間、同じ姿勢で集中できるものではありません。無理に長時間作業を続けると、集中力が途切れてミスを誘発してしまいます。

もちろん、集中力が高い人もいますが、寝食を忘れて没頭するのは疲労蓄積のもとです。アラームなどで一回あたりの作業時間を管理し、適切に休憩を挟んでメリハリをつけて作業しましょう。

在宅ワーク|効率的な時間管理と仕事の進め方

実際に在宅ワークを行っている人はどのように時間管理をしているのでしょうか。効率的に仕事を進めるにはいくつかのポイントがあります。ここでは在宅ワークにおける仕事の進め方について解説します。

毎日のルーティンをつくる

在宅ワークの難しさは、プライベートと仕事の区別をつけにくいことです。もちろん、家が仕事場ですので、完全に切り分けることはできません。しかし、日々の動きをルーティン化することで、ある程度の時間の切り分けが可能になります。

たとえば、朝はコーヒーを飲んで仕事のスイッチを入れる、12時~13時までを昼休憩とする、15時になったらストレッチをするなど、ルーティン化された一日の流れを繰り返すようにすると時間を効率的に使えるようになります。

バランスの良いスケジュール管理

在宅ワークの落とし穴は、ついがんばりすぎてしまうことです。やればやるほど収入につながる勤務形態が多いため、どうしてもスケジュールを詰め込みすぎてしまうという人も少なくありません。

子育てをしながらの在宅ワークでは「思い通りのスケジュールで動けないことが8割」くらいの気持ちで、ゆとりのあるスケジュールを立てましょう。可能であれば、自分がリフレッシュするための日も確保するなど、途中で息切れせずに長く仕事を続けられる工夫も大切です。

タイムボクシングの活用

タイムボクシングとは、タスクごとに所要時間を割り当てて、その時間枠内で作業に取り組むことです。時間管理術のひとつとされ、この考え方を取り入れている企業も多くあります。

タイムボクシングを活用すると「タスクをこなすのに時間を確保しなければ」という考え方から「この時間でタスクをこなそう」という考え方に切り替えることができます。

慣れるまでは時間枠内でタスクを終えることができず、消化不良のような感覚になるかもしれませんが、慣れてくると「このタスクにはこれくらいの時間が必要」というあたりが付けられるようになってきます。

結果として、だらだらとタスクを続けざまにこなすという無理がなくなり、効率的な仕事が可能となります。

ポモドーロ・テクニックを磨く

ポモドーロ・テクニックとは、集中する時間25分と休憩時間5分を繰り返すという時間管理術です。体力や気力を使う仕事では、休み休みやるのが効率がよいとされています。それはパソコンを使う作業でも言えることで、長い休憩を1回とるのではなく、短い休憩をこまめに入れることで仕事のペースが生まれます。子育てと在宅ワークの両立には非常に有効なテクニックです。

子育てと在宅ワークを両立するためのヒント

一般的に、子育てと在宅ワークは相性がいいとされています。しかし、中には両立ができず、通勤する仕事に戻ったという人がいることも事実です。

ここでは、子育てと在宅ワークを両立するためのヒントを見ていきましょう。

お昼寝時間や遊び時間を利用した仕事のやりくり

子どもはお昼寝をしたり、ひとりで遊んだりと、親にちょっとした時間を与えてくれます。その時間を利用して仕事をやりくりすると、子どもにも自分にも大きな負担にならずに仕事を進められます。

たとえば、お昼寝の時間に連絡を確認して短いタスクを進める、ひとり遊びの時間にSNS関連の作業をするといったことが考えられます。

子どもが活発に動いている時間に、無理に作業する必要はありません。お昼寝時間や遊び時間を有効に活用しましょう。

家族の理解とサポートを得る

残念なことに、在宅ワークに理解がない人は一定数います。「家にいるのだから休んでいるのと同じ」という感覚の家族がいると、仕事中に用事を頼まれたり、家事育児の負担を背負わされたりといった事態が起きてしまいます。

このようなことを防ぐためにも、在宅であっても収入を得るために働いていることを理解してもらうことは非常に重要です。他の家族も働いている場合は家事育児の役割分担を決めておきましょう。ワンオペで難しい場合には、よりいっそう自分の無理のない働き方をするのがおススメです。

忙しい時期や緊急時の対処法を決めておく

どのような仕事にも忙しい時期があります。また、プライベートでも年末年始、お盆、入園や入学、卒園や卒業の時期など、忙しい時期はある程度検討がつくでしょう。

そのような多忙時に、どのように仕事を調整していくかをあらかじめ決めておくと安心です。また、子どもが発熱した、ケガをした、自分の体調が思わしくないといった緊急事態のシミュレーションもしておくと、いざというときに慌てずに対処できます。

子育て在宅ワーカーの自己管理のコツ

長く在宅ワーカーとして活躍している人は自己管理が上手という特徴があります。

ここからは、実際に子育てと在宅ワークを両立している人たちがどのように自己管理を行っているかを見ていきましょう。

リフレッシュ時間もスケジュールに入れ込む

やればやるほど成果が表れる在宅ワークでは、いわゆる仕事中毒のようになってしまうケースがあります。特に頑張り屋さんの場合は休むのが苦手な人が多く、適切に休憩を取れていないことも少なくありません。

そのような人は、あらかじめスケジュールに「休息時間」を組み込んでおくのがおススメです。休息も仕事のタスクのひとつと考えることで、休むことに罪悪感を覚えずに済みます。

自分に合うストレス解消法をいくつかもっておくこと

在宅ワークは仕事とプライベートの環境に変化がないため、ストレスを発散する場が持てないことも少なくありません。だからといって、家族や物にあたるのは避けたいところです。

運動やゲーム、推し活、カフェ巡りなど、自分にとってのストレス解消法をひとつでも持っておきましょう。自分の機嫌を自分で取ることも、長く在宅ワークを続ける秘訣です。

子育て中におすすめの在宅ワーク10選

ここまで読んできて「私も在宅ワークを検討してみようかな」と思った人も多いのではないでしょうか。

ここでは、おススメの在宅ワークをご紹介します。

1.ポイントサイトの活用やアンケートモニター

とても手軽に始められるのが、ポイントサイトやアンケートモニターでポイントを稼ぐ在宅ワークです。多くのサービスで、たまったポイントを現金や電子マネーに換金でき、日々のお買い物などに使うことができます。

単価が低い案件が多いものの、ボリュームのあるアンケートでは数百円の報酬が得られることもあります。また、アンケートモニターは間接的に市場調査に参加していることになるので、本格的に稼ぐというよりは社会貢献しているという心持ちで参加するといいでしょう。

2.データ入力・文字起こし

生成AIが普及している昨今でも、根強い人気があるのがデータ入力や文字起こしの作業です。

スキャンした不鮮明な画像の文字を活字に変換したり、録音データから余分な音を削除して文字に起こしたりなど、コンピュータでは難しい細かな作業を中心に需要があります。

文字を打つスピードがものを言う作業なので、タイピングが得意な人におススメです。

3.ハンドメイド制作

「趣味を仕事にしたい」という人におススメなのがハンドメイド制作です。縫製や編み物、ジュエリー制作などを行い、作品を出品することで利益を得ます。以前はハンドメイドの作品を出品するサイトやフリーマーケットの利用がメインでしたが、近年では自分でネットショップを持つケースも増えています。

4.イラスト・写真販売

美術の分野に造詣が深い人におススメなのがイラストや写真の販売です。画廊などに展示したり個展を開いたりせずとも、インターネットの画像購入サイトなどへ出品することで利益を得られます。

本格的なアーティスト活動の前段階としてこれらの手法をとる人も少なくありません。

5.オンライン秘書

近年、注目を集めているのがオンライン秘書の仕事です。IT技術が発展した今、企業のバックオフィス業務は通勤せずとも可能になっています。

働く側にとっても、一社の仕事に縛られず複数の企業の仕事を受け持つことでスキルアップを目指せます。

6.動画編集

インターネット上で公開する動画を編集する仕事です。高い技術力とセンスが求められますが、昨今非常に需要が伸びていることもあり、人気もあります。信頼できるクライアントと契約することで、中長期的な仕事を確保することも可能です。

7.SNS運用代行

SNSマーケティングの活発化に伴い、需要が高まっている仕事です。おもに、企業の公式SNSの記事作成や更新作業を行います。また、SNSマーケティングの側面から、分析を行ったり、アクセス数の改善を図ったりと、コンサルティングとしての活躍も期待できます。

8.Webライター

Web媒体の取材や記事の作成、リライトなどを行う仕事です。IT、医療、サービス業、農林水産業など、あらゆる分野でWebライターが活躍しています。以前はゴーストライターのような印象があった仕事ですが、昨今ではライターの顔出しや特集が組まれることもあり、注目の仕事です。

9.Webマーケター

Webサイトに多くの人が訪れるようにコンテンツの内容を最適化する仕事です。具体的には検索上位を目指すサイトを作る手助けを行います。専門的な知識が求められる一方で、成果が目に見えてわかるため、やりがいを求める人におススメです。

10. Webデザイナー

Web上のサイトやバナーなどを作成する仕事です。一からデザインを行うこともあれば、Wordpressのようなサービスで利用できるテーマやテンプレートを作成し、提供することもあります。高い感性と高度なスキルが求められますが、需要も高くやりがいもあります。

子育てしながら探せる在宅ワーク求人サイト4選

「いざ、上記のような仕事を探そうと思っても、ハードルが高い」「そもそも営業する時間がないから在宅ワークをしたいのに…」という人も多いでしょう。

そのような場合におススメなのが在宅ワークの求人サイトです。ここでは4つピックアップしてご紹介します。

ママワークス

(出典:https://mamaworks.jp/)

ママワークスは、主婦が働きやすい会社が揃う主婦のための求人応援サイトです。対象を子どもがいる母親としているため、隙間時間にできる仕事の求人が充実しています。

本格的な稼働を目指す人のために、キャリアカウンセリングによるお仕事紹介も行っており、子育てをしながらはじめての在宅ワークをしようと考えている人にもおススメのサイトです。

クラウドワークス

(出典:https://crowdworks.jp/)

クラウドワークスは日本最大級といわれるクラウドソーシングのサイトです。2024年12月現在で、仕事の種類だけでも250種類を超えています。全国100万社が利用しているとされており「まずは自分にできる仕事を見つけたい」という人におススメです。

ランサーズ

(出典:https://www.lancers.jp/)

ランサーズは、仕事を求めるフリーランスのためのサイトです。仕事のカテゴリは350種類以上で、業種が限定されません。クライアントから「選ばれて働く」スタイルと、自分が好きな仕事を「選んで働く」スタイルがあり、ニーズに合う働き方が可能です。

ココナラ

(出典:https://coconala.com/)

ココナラは、自分が持つスキルを求めるクライアントとのマッチングができるサイトです。士業や音楽、占いなど、あらゆるスキルを登録できます。特技を仕事に生かしたい人におススメです。

オンラインアシスタント「フジ子さん」

(出典:フジ子さん採用情報)

フジ子さんは完全在宅で仕事ができるオンラインアシスタントを募集しています。稼働時間を自分で調整でき、社員へのキャリアアップも可能です。在宅ワークでありながらチーム制で仕事を行うため、スケジュールの変更にも柔軟に対応できます。

【Q&A】ここが気になる!在宅ワーク

在宅ワークを始めるときは、誰でも不安を抱えています。しかし、疑問に思うことを事前に解決しておくことで不安を軽減できます。

ここでは、在宅ワークに関する質問にお答えしていきます。

在宅ワークにはスキルが必要?

パソコンを使用する在宅ワークの場合、最低限のパソコン操作はできる必要があります。とはいっても、未経験から始められる仕事もたくさんあるため、特別なスキルが必要ということではありません。

一方で、在宅ワークで収入アップやキャリア形成を狙う場合は、スキルの習得や自己研鑽が必要です。

こんな在宅ワークは危険?怪しい?

在宅ワークは、ハローワークなどの公の機関を通じずに応募が可能なものが多く、危険が伴うこともあります。特に注意が必要なのは、仕事内容が明示されていないものや、やたらと高額報酬を謳っている募集です。

また「トライアウト合格後に専用のパソコンや教材を購入する必要がある」など、自己負担を強いられる場合も要注意です。

子育てで忙しいから業務連絡を後回しにしても大丈夫?

在宅といえ、ビジネスであることに変わりはありません。たとえ子育てで忙しくても、業務連絡はしっかりと行う必要があります。どのような状況であっても、最低限必要な情報共有は必須です。ビジネスマナーを大切にすることも、長く在宅ワークを続けるためには大切です。

初期費用という名目で高額なお金を請求されたら?

在宅ワークを始めようと思ったら初期費用を請求されたというケースは少なくありません。このような請求を受けたら、すぐに支払わずに、いったん時間をおいて考えることが大切です。

確かに在宅ワークでは一定基準の環境を整える必要があります。インターネット速度の改善や業務に必要なスペックのパソコンは「本当に必要なお金」と考えても差し支えありません。

一方で、費用の内訳が不明瞭なものや、高額な請求は詐欺の可能性もあるので、十分に気をつけましょう。

時間がかかるわりに思ったように稼げないって本当?

在宅ワークには、最低時給のような全国的な基準がないものもあります。案件ごとに単価が設定されているものは、仕事が早くて正確であれば想像以上に稼げるが、仕事が遅くて修正が必要になると思ったように稼げないということもあるでしょう。

このように、実際に何件かチャレンジしてみないとわからない場合も多いのが実情です。最初は時間がかかっても、慣れてくることで効率が上がり、1時間あたりの単価が上がることもあります。

しかし、極端に労働時間に対して得られる報酬が少ないのはモチベーションの低下につながります。

仕事を選ぶ際に自分の優先順位を決めたり、スキル習得に励んだりして、より報酬の高い仕事に挑戦してみるといいでしょう。

まとめ

子育てをしながらの在宅ワークは、思うようにいかないケースも多々あります。一方で、そもそも子育て自体が思うようにいかないことの連続です。

そんなとき、通勤時間を考える必要がなく、時間の融通が利く在宅ワークは非常に有意義な選択だと考えられます。

大きなことは難しくても、まずは小さな一歩を踏み出してみましょう。