子育てしながら働きやすい仕事に有利な民間・公的資格11選&学習のコツを紹介!

子育てしながら働きやすい仕事に有利な民間・公的資格11選&学習のコツを紹介!

子育てが一段落すると、また働き出すことを考える方は多いのではないでしょうか。

子育てしながら働くことを目指す上で、資格取得は仕事を見つけやすくなるなど様々なメリットがあります。

しかし、資格と言ってもたくさんの種類があり、どの資格を選べば良いか迷ってしまいますよね。

そこで今回は、子育てしながら働きやすい仕事に有利な資格をご紹介します。国家資格よりもハードルが低い民間資格、公的資格を厳選していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。


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子育てしながら働くための資格を取得するメリット

子育てをしながら働く上で、資格を取得することで得られるメリットは多くなります。たとえば、子どもが産まれたのを機に退職したなどでブランクがあった場合、資格を持っていると採用されやすくもなるでしょう。

ここでは、子育てをしながら働くために資格を取得すべきとする理由を3点ご紹介します。

自分の適性を知ることができる

資格勉強を進めていくうちに、勉強している分野が思ったより面白かった、と感じることがあります。これは、実際に勉強を始めないと分からないことといえるでしょう。未経験のことは誰でもハードルが高いと感じるもの。資格取得を目指すことは、自分の適性を知る上でもいい機会になります。

また、資格取得後に再就職を考えている人にとっては、就職前に自分の適性を把握することで就職先とのミスマッチを防ぐことができます。

自信をもって社会復帰ができる

資格取得のための勉強をしていると、自然とその分野について専門的な知識を学習することになります。そのため、資格を持っていることが自信につながり、スムーズに社会復帰することができるでしょう。

重ねて、資格は就活時の経歴書などに記載することができます。たとえブランクがあったり、未経験だったとしても、関連する資格が記載されていると採用担当者の目に留まります。会社からの信頼や評価につながりやすくなるでしょう。

子育てや家庭でも知識を活かせる

仕事のために勉強したことが、子育てや家庭でも活かせると一石二鳥ですよね。

資格の中でも、特に子どもに関する資格などは、日常生活の中でもその知識を役立てられることがあります。たとえば、チャイルドマインダーや整理収納アドバイザーといった資格は子どもの発達や心理面、家庭内の安全対策や家事の効率化にもプラスになるでしょう。

わが子と向き合う上でも、専門的な視点を持っていると接し方も変わるものです。一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

子育てしながら働くための資格を選ぶときのチェックポイント

子育てをしながら働くために資格が優位なことは分かったけど、たくさんの資格があってどれを取ればいいか分からない…そんな人向けに、ここでは資格を選ぶときに見ておきたいポイントを3つご紹介します。

受験資格を満たしているか

資格を選ぶときには、まず受験概要を確認してみましょう。

資格には、「〇〇取得者のみ」、「(指定された)講座を受講した者のみ」など、受験資格が定められているものがあります。どんなに勉強しても、受験資格がなければ受験できないため、自分が資格を満たしているか事前に確認するようにしましょう。

勉強に必要な時間と費用はどれくらいか

資格取得には、その勉強にあてるための時間とお金が必須です。

そのため、家計から出せる予算と、家事育児で忙しい日々からどれくらいの時間を勉強にあてられるかを最初に見積もっておきましょう。

取ろうと思っている資格と予算や捻出できる時間が見合わないと、その分家計や時間が圧迫されてしまいます。途中で挫折すると自信の喪失につながることもあるので、注意が必要です。

今回紹介する資格は、どんな資格かだけでなく必要な勉強時間の目安までしっかり解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

自分の適性に合っているか

自分が興味を持っているジャンルの資格の勉強は取り組みやすいといえます。

たとえば、興味のあるドラマや映画などの登場人物の名前は短時間でも覚えやすいと思う人が多いでしょう。勉強も同じで、興味のある分野であれば専門用語でもモチベーションを保ちやすく、勉強も進めやすく感じます。

家事育児と両立しながらだと、勉強時間も限られてきます。少ない時間で効率よく勉強を進めるには、自分の適性に合った資格を選ぶようにしましょう。

子育てしながら働きやすい仕事に有利なおすすめの資格【デスクワーク】

デスクワークは基本的にオフィス内での作業となるので、子育てしながらでも体力的に続けやすい仕事といえます。ここからは、子育てしながら働きやすい仕事の中でも、デスクワークに有利な資格をご紹介します。

また、デスクワークに限らず、様々な業務で活躍できるスキルもあります。まだやりたい仕事は決まっていないけど、何か資格がほしいと思っている人にもおすすめです。

日商簿記検定

日商簿記検定は、経理業務に欠かせない会計知識や財務諸表の理解、経営管理・分析などのスキルを証明する検定です。

簿記資格を仕事探しに活かすのであれば、2級以上の取得をおすすめします。

特に受験資格の制限はなく、どの業種でも役立つスキルのため、取得する資格で迷ったら検討してみるといいでしょう。

概要 企業の経理業務を進める上で必要な会計知識(財務諸表の見方や経営成績の分析)を身につけ、企業の経済活動状況を理解する。
受験資格 特になし
取得方法 筆記試験

※2級、3級:統一試験およびネット試験

 1級:統一試験のみ

必要な勉強時間 【1級】
500~600時間以上【2級】
100~200時間以上【3級】
50~100時間以上

※独学、通信・オンライン講座受講の利用によって変動します

合格率 【1級】10%前後

【2級】15%~40%程度

【3級】40%~50%程度

就職先例 企業の経理・会計部門、税理士事務所、銀行など

AFP・CFP®

FP(ファイナンシャルプランナー)は、ライフプランにあった投資や保険、貯蓄など資産運用やその設計やアドバイスを行う仕事です。AFP(アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー)は、日本FP協会が認定するFP資格で、CFP®(サーティファイド ファイナンシャル プランナー®)はAFPの上級資格になります。

FP資格の中にはFP技能士もありますが、こちらは国家資格で取得後の更新はありません。その点、AFPとCFP®は2年ごとに更新が必要なため、資格取得後も最新の知識や技能を習得する機会があります。

民間資格ではありますが、難易度としてはFP2級と同等程度であり、海外でも認知されている資格です。そのため、国外の人を対象にFPの知識を活かしたい場合におすすめの資格です。

 

概要 経済面からのライフプランニングや資金計画、金融資産運用などを学べる。税金に関する知識や保険の知識、不動産取引、相続・事業承継といった専門分野の知識が身につく。
受験資格 【AFP】
「2級FP技能士の資格取得」と「AFP認定研修の修了」
※ただし、上記がなくても、受験自体は可能。【CFP®】
AFP試験の合格
取得方法 AFP、CFP®ともに筆記試験(四肢択一式)
必要な勉強時間 【AFP】
1か月~1年程度【CFP®】
1科目あたり60~80時間程度。人によっては150時間必要な場合もある。実務経験があるなどで必要な知識を持っている場合、学習時間を短縮できる可能性がある。
合格率 【AFP】約60%程度

【CFP®】約6~8%程度

就職先例 金融業界、保険業界、不動産業界など、FPとして独立開業

MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)

MOSは、ExcelやWordなどのMicrosoft Officeソフトのスキルを証明する資格です。ExcelやWordなどのOfficeソフトといえば事務職のイメージが強いですが、PCでの業務が主流となった今、あらゆる業種で欠かせないスキルといえます。

デスクワークにブランクがあり、スキルに不安がある人にとっても、自分の出来ることを見直すチャンスになるでしょう。

 

概要 マイクロソフト社が主催する、Excel・Word・PowerPointなどのMicrosoft Office製品についての知識や技能を証明する資格。

試験はそれぞれ独立しており、上級スキルから受けることもできる。

受験資格 特になし
取得方法 実際にPCを使用しての実技試験。
必要な勉強時間 【初学者が一般レベルを目指す場合】
1日約2~3時間を1か月程度【パソコン操作に慣れた人が上級レベルを目指す場合】
2週間程度
合格率 一般レベル(アソシエイト/スペシャリスト)では約80%、上級レベル(エキスパート)では約60%程度。
就職先例 特定の業界に限らず多くの職種、業界で活用されている。

就職だけでなく、昇格要件としてMOSを採用している企業もある。

医療事務認定実務者®

医療事務認定実務者®は、数多くある医療事務資格の中でも広く知られている民間資格です。医療事務の仕事に就く上で必須の資格ではありませんが、医療事務の基礎を学ぶことができるため採用に有利でしょう。また、難易度が低いので初心者でも勉強しやすいといわれており、独学でも合格を目指しやすい資格の一つです。

 

概要 医療事務に関する知識の他、診療所で発行する診療報酬明細書(レセプト)の作成問題も出題されており、医療事務として働く上で必要な実務に役立つ知識が身につく。
受験資格 特になし
取得方法 筆記試験(マークシート形式)

※参考資料やノート、電卓を試験会場に持ち込むことが可能

必要な勉強時間 約4か月程度
合格率 約60~80%
就職先例 病院、クリニック等の医療機関など

 

子育てしながら働きやすい仕事に有利なおすすめの資格【在宅ワーク】

自宅で子どもの様子を見ながら仕事ができる在宅ワークは、子育てしながら働くにあたって魅力的な選択肢です。在宅ワークをしやすいのは、パソコンとネット環境があれば仕事ができるIT・Web業界が多いでしょう。中には特定のソフトのスキルが得られる資格もあり、知識を活かせる有用な資格といえます。

アドビ認定プロフェッショナル(旧アドビ認定アソシエイト)

アドビ認定プロフェッショナル(旧アドビ認定アソシエイト)は、PhotoshopやIllustratorなど、Adobe製品のスキルや知識を持つことを認定する資格です。

アドビ株式会社が主催する資格で、海外でも通用する国際的な資格となっています。

Webデザイナーやデザイナー、イラストレーターなど、クリエイター職を目指す場合に持っていると役立つ資格です。教材や参考書が充実しており、独学でも取得しやすいでしょう。

概要 アドビ株式会社のアプリケーションについての知識、スキルを習得していることを示す資格。PhotoshopやIllustratorといったアプリケーションごとに試験科目が独立しており、資格は科目ごとに認定される。
受験資格 特になし
取得方法 全国にある試験会場にて、アプリケーションをインストールしたマシンで受験する。知識を問う選択問題と、操作方法などを問う実技問題に分かれている。
必要な勉強時間 初心者であれば約100時間程度。アドビ製品の習熟度により、勉強時間に差がある。
合格率 非公開
就職先例 IT・Web業界、デザイナーなどのクリエイター職

Webクリエイター能力認定試験

Webクリエイター能力認定試験は、Webサイトのデザイン力やコーディングのスキルを認定する資格です。

スキルに応じて「スタンダード」「エキスパート」があり、エキスパートは実務能力だけでなく知識も問われる内容になっています。

Webクリエイターの基礎知識をつけたい人には、おすすめの資格です。

概要 Webサイト制作におけるデザイン力やコーディングの能力を認定する資格。HTML/CSS言語を用いてWebページのデザイン、構築を実際に行い、各言語の概要やWebサイトの構築スキルだけでなく設計やレイアウトについての知識を習得できる。
受験資格 特になし
取得方法 リモートでのWebテスト(自宅などから受験可能)。

スタンダード、エキスパートともにWebサイト構築の実技試験を行い、エキスパートはさらに知識を問われる。

必要な勉強時間 スタンダードで24時間、エキスパートで38時間程度
合格率 90%前後
就職先例 Web制作業界、デザイナー、コーダーなどのクリエイター職

Webライティング能力検定・Webライティング技能検定

Webライティング能力検定・Webライティング技能検定は、ともにWebライティングのスキルを認定する資格です。

どちらもWebライティングに関するスキルを身につけることができますが、Webライティング能力検定は初心者~中級者向け、Webライティング技能検定は未経験者~初心者向けとなっています。そのため、Webライティング未経験の場合は、Webライティング技能検定の取得がおすすめです。

<Webライティング能力検定>

概要 一般社団法人である日本Webライティング協会が主催する検定。1級から3級までのレベルが用意されており、同じ問題を受けて点数に応じて等級が付けられる。

誰でも理解できる記述の仕方から、コピーライティングやメールライティングの手法、SEO、関連する法律の知識まで、Webライティングに関する知識やスキルを身につけられる。

受験資格 特になし
取得方法 全国16か所の会場で受験できる。

マークシート方式と筆記方式の2つで試験を行う。

必要な勉強時間 約2週間~1か月程度

※実務経験等によって勉強時間に差がある

合格率 約25~30%程度
就職先例 ホームページ、ブログなどのライター、広報、SEOコンサルなど

 

<Webライティング技能検定>

概要 一般社団法人日本クラウドソーシング検定協会(CPAJ)が主催する検定。クラウドソーシングにてWebライティング業務をする際に必要なビジネスマナーや知識、ライティング技術の習得ができる。
受験資格 特になし

※WEBライティング技能検定講座の購入者が対象

取得方法 Web受験が可能。

選択問題とライティング問題の2種が出題される。

必要な勉強時間 約1か月~2か月程度
合格率 47.2%
就職先例 Webライター(クラウドソーシングサイトにてライティング業務を行う際に有利)

 

子育てしながら働きやすい仕事に有利なおすすめの資格【技術系】

ここからは、子育てしながら働きやすい仕事の中でも、技術系のスキルが求められたときに有利な資格をご紹介します。

知識だけではなく実際の技術が求められるため、資格取得は難易度が高い傾向にあります。一方でブランクがあっても再就職しやすく、手に職が欲しい方におすすめです。

色彩検定

色彩検定は色の基礎や組み合わせ方、どのように利用するかなどを理解していることを証明する検定です。

色と聞くとセンスやアイディアが問われるイメージがありますが、公式テキストが出ているので理論的に学ぶことができます。色の組み合わせが与える印象などを学べるため、ファッションやインテリア、デザイン系の仕事に興味のある人におすすめです。より学術的に学びたい場合は、カラーコーディネーターも検討すると良いでしょう。

概要 文部科学省が後援している、色の基礎や組み合わせ方などを理論的に学べる検定。現在の知識や目指すレベルに合わせ、等級を選択して受検することが可能。

色についての基礎から実務の応用、プロフェッショナル向けの3級~1級のほか、UC(色のユニバーサルデザイン)級というレベルも新設されており、色の見え方についても学ぶことができる。

受験資格 特になし
取得方法 筆記方式(マークシート方式)。

UC級、1級は記述試験あり。

必要な勉強時間 【3級、2級】1~2か月程度

【1級】1日2時間程度の勉強を2~3か月程度

【UC級】目安として3週間~1か月程度

合格率 3級~UC級は約70%~80%程度。1級は40%程度。
就職先例 ファッション業界やインテリア、広告業界など。教育やメーカー関係でも、効果的なプレゼン手法などで活用できる可能性がある。

ネイリスト技能検定

ネイリスト検定は、ネイリストの正しい技術と知識の向上を目的とした検定試験です。公益財団法人日本ネイリスト検定試験センターが運営しており、公益財団法人の発行する資格のため、安心して学べます。

1~3級までのレベルが設けられており、プロのネイリストを目指すなら2級以上の知識と技術が必要といわれています。

独立すれば自分で顧客管理ができるため、子どもの都合に合わせた働き方ができる点が魅力です。なお、ジェルネイルについては、NPO法人日本ネイリスト協会が実施する「JNAジェルネイル技能検定」が設けられているので興味のある人はチェックしてみましょう。

 

概要 爪の健康、美容のプロとしての知識、技術を習得していることを認定する試験。爪のケアをはじめ、ネイルアートや爪の形の悩みなど、爪に関する対処を学ぶことができる。

1級に合格すると、さらに上級資格である認定講師を目指せるので、さらなるスキルアップが可能。

受験資格 【3級】
義務教育を修了していること。【2級】
ネイリスト技能検定試験3級を取得していること。【1級】
ネイリスト技能検定試験2級を取得していること。
取得方法 実技試験、筆記試験
必要な勉強時間 3級であれば独学で3か月程度。

2級、1級はより実践的な内容が問われるため、半年~1年程度を備えることが多い。また、1級の場合はプロフェッショナルとして技術を問われるため、ネイリストとして実務経験を積んだ人が挑戦する傾向にある。

合格率 【3級】84.7%

【2級】42.48%

【1級】38.75%

※いずれも2022年秋までの累計

就職先例 ネイルサロン、独立して開業など

小学校英語指導者資格

小学校英語指導者資格は、小学生以下に向けた英語教育指導者として十分な能力を持っていると認定する民間資格です。

取得すると、小学校の英語教育のほか、小学校入学前の子どもに英語を教えることができます。近年英語の必要性が高まり、在宅での英語教育も増えてきていることから、子育てと両立しやすいといえるでしょう。

 

概要 小学生以下の児童向けに英語を教えるに十分な能力があるとみなされる資格。小学校での英語教育の促進、指導者の養成のため、NPO法人小学校英語指導者認定協議会(J-SHINE)によって実施、運営されている。
受験資格 J-SHINEによって認定を受けた団体が主催する講座を修了し、その団体から推薦を受けることで受験可能。

併せて、50時間以上の指導実施経験と、英語で授業ができることが条件として挙げられる。

取得方法 筆記試験、実技試験

※それぞれ独立しており、時期を分けて受験することができる

必要な勉強時間 1日60分~90分の勉強時間で6か月程度

※選択する講座により変動する可能性あり

合格率 10%程度
就職先例 児童向けの英会話講師、スクールスタッフ、塾講師など

 

子育てしながら働くための資格取得の3つのコツ

子育てしながら資格取得をすると決めても、日ごろの家事育児に追われるとなかなか継続が難しいものです。途中で挫折しないためには、ある程度工夫することが必要になります。

そこで、ここでは子育てしながら資格勉強を進めるコツを3つご紹介します。

目指している資格の難易度選びにも繋がるため、ぜひ参考にしてみてくださいね。

家事育児と両立できるスケジュールを立てる

日常の中で、家事と育児を優先しなければならない場面はあるでしょう。学生のように、丸一日を受験勉強に使うことは難しいかもしれません。

だからこそ、計画的に勉強スケジュールを立てることが必要です。資格の勉強を始める前に、一日何時間勉強ができて、何か月その状態が続くのかをざっくりと見積もるようにしましょう。

計画を立てたら、実現できそうかも考えます。現実的な計画かを始めに考えておくことで、取得できる資格か否かの判断材料にもなります。

また、考えた計画を家族や周囲と共有しておくと、勉強への理解も得られやすくなるでしょう。家族や周囲の協力が得られることで、勉強時間を確保しやすくなります。

スケジュールや予算など自分に合った学習方法を選ぶ

資格の勉強は自分に合った方法を選ぶようにしましょう。資格の勉強の仕方として、主に独学、通信講座、スクールに通うという3つの方法があります。

予算の観点から見ると、独学が最も安く済みます。しかし質問できる相手がいないため、モチベーションの維持が難しく勉強効率が下がってしまう傾向にあります。

通信講座やスクールに通うのであれば、分からない箇所の質問がしやすかったり、勉強仲間ができやすかったりといったメリットがあります。一方で、通っている間に子どもの面倒を見る人や預け先の検討が必要になるでしょう。

また、座学だけではなく、音声や動画を使った学習方法を取り入れることもおすすめです。

家庭の状況と予算に合った勉強方法を選ぶことが、勉強を続けるポイントといえるでしょう。

家族に協力してもらう、家事代行サービスなどを活用する

育児をしていると、どうしても子どもに合わせる必要が出てくるので、まとまった勉強時間を確保することは難しいものです。そのため、勉強を進める上で家族の協力は必須といえるでしょう。

あらかじめ家族に学習の計画や目標などを共有し理解を得ておくと、協力を得やすくなります。資格を取得して実現したいことを共有しておくと、モチベーションにもつながるのでおすすめです。

また、家事代行サービスや時短家電を使うことで、時間を捻出する方法もあります。この方法も、家庭の状況や予算に合わせて検討してみましょう。

 

子育てしながらでも資格は取れる!自分に合った資格選びが合格のコツ

今回は、子育てしながらでも取れる資格をご紹介してきました。

今回紹介した資格は下記の通りです。デスクワークや在宅ワーク、技術系など、分野によっておすすめの資格も変わってきます。

【デスクワークにおすすめの資格】

  • 日商簿記検定
  • AFP・CFP®
  • MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
  • 医療事務認定実務者®

【在宅ワークにおすすめの資格】

  • アドビ認定プロフェッショナル(旧アドビ認定アソシエイト)
  • Webクリエイター能力認定試験
  • Webライティング能力検定・Webライティング技能検定

【技術系でおすすめの資格】

  • 色彩検定
  • ネイリスト技能検定
  • 小学校英語指導者資格

使える時間は限られているので、資格選びや勉強の進め方には一工夫する必要があります。自分の興味や、家庭の状況、予算に合った資格を選ぶようにしましょう。

資格を活かし在宅ワークをするのであれば、オンラインアシスタント「フジ子さん」として働くこともおすすめです。

フジ子さんは自分の予定に合わせて柔軟に働く時間を変えられるので、子育てしながらでも働きやすくなっています。チームで仕事を進めるため、在宅ワークが初めての人でも安心です。お仕事の中には、Webライティングやデザインのお仕事もあり、自分の得意分野や興味のある分野にトライする機会もあります。

気になる人は下記のリンクから調べてみてくださいね。

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