在宅ワークに挑戦！メリットとデメリット解消への対策もご紹介！

できることなら在宅で働きたい、そう考える方も多くいらっしゃるのではないでしょうか？

在宅ワークは働き方改革の一環としてよく耳にする言葉です。しかし実体験を聞く機会が少なく、イメージが湧かないといった声も多く聞かれます。

今回は在宅ワークのメリットやデメリットに加え、現役在宅ワーカーのリアルな声もご紹介します。

記事をご覧いただければ、働き方の選択肢が増え、自分のライフスタイルや価値観に合った働き方の実現に一歩近づくでしょう。

これから在宅ワークに挑戦したいとお考えの方は、是非ご覧ください。

在宅ワークとは？

在宅ワークとは、オフィスに出社することなく、自宅で仕事をする働き方です。以前は一部の職種でのみ導入されていましたが、近年では在宅ワークを推奨する企業が増えています。

在宅ワークには、さまざまな形態があります。

オフィスに一切出社することがない完全在宅や、何日かに一度は出社する部分在宅など、企業の状況や業務内容によって大きく異なります。

在宅ワークが可能な職種は多種に渡りますが、それらの多くは一般的に、パソコンを使った作業が中心です。

そのため、IT系やクリエイティブ系、営業系、事務職といった職種が在宅ワークに適しています。

在宅ワークとテレワークの違い

在宅ワークと同じような意味として、テレワークという言葉もよく聞かれるかと思います。似たような意味を持つ言葉ですが、厳密には違いがあります。

テレワークとは、情報通信技術を活用して、場所や時間にとらわれずに働くことです。

テレワークの中に在宅ワークという1つの形態があり、在宅ワークは自宅を就業場所とする働き方です。

他にも、モバイルワークやサテライトオフィスのように、就労場所の違いによって呼び名が分かれます。

リモートワーク・テレワークの違いとは？成功させるポイントも解説

在宅ワークのメリット

在宅ワークのメリットは以下のようなものが挙げられます。

それぞれを詳しく見ていきましょう。

通勤する必要がない

在宅ワークは基本的に自宅で仕事をするため、オフィスに通勤する必要がありません。通勤が不要なため、その時間を別の用途に使えます。

結果的に家族との時間が増え、心に余裕が持てるのではないでしょうか。

また、朝夕の通勤ラッシュや天候による通勤時間の増加、事故といった想定外の出来事など、心身の負担となる事柄の軽減にもつながります。

ライフステージの変化に対応しやすい

結婚や出産、介護といったライフステージの変化は、家計や家族構成が変わることが考えられ、人生において大きな転換期となります。

そのため、キャリアプランを見直したり、家庭と仕事のバランスをとったりする必要があります。

特に育児や介護であれば、自宅を空けられないことも増えるでしょう。その結果、ライフステージに合わせて、キャリアを変更することを選択する方もいるかもしれません。

出社せず在宅で働くことができれば、仕事で家を空けることがないため、プライベートの外出をコントロールすれば良く、それだけで負担が減ります。

在宅ワークは、育児や介護で起こりがちな突発的な事柄にもスムーズに対応できます。

働く場所を選ばない

例えば、配偶者の転勤が決まった場合、自分が働いている会社が転勤先と同じエリアに拠点を持ち、そこへの異動が可能であれば働き続けられますが、難しい場合は単身赴任や退職を選択するでしょう。

在宅で仕事をするということは、会社がどこにあっても業務が可能な状態です。そのため、配偶者の転勤に左右されることなく働き続けられます。

また、地方在住でも都市部や海外の仕事にチャレンジできたり、子育てしやすい環境に移住したりと、人生における選択肢が広く持てるのもメリットです。

時間を有効活用できる

在宅ワークは、自宅に居ながら自分の時間を調整して働くことが可能です。そのため、業務の間の休憩時間に、家事をすることもできます。

また、一日の時間の使い方を他の人に合わせる必要がありません。

働き方次第では、昼間は家事や育児を主体とし、夜間の静かなうちに集中して作業するといった時間の使い方も可能です。

人間関係の悩みが少ない

仕事をするうえで、業務内容よりも職場の人間関係が重要だと考える方も多いのではないでしょうか。

人間関係によるトラブルにより、業務が順調に進まなくなることもあります。また、時には人間関係の悪化に伴い、心身を崩してしまう恐れもあります。

在宅ワークは、テキストコミュニケーションが主体となるため、周りの顔色を読むこともなく、一定の距離を保っての関係構築が可能です。

人間関係に煩わしさを感じる人には、大きなメリットといえるでしょう。

自分のペースが保たれて仕事に集中できる

オフィスで仕事をすると、電話や来客対応、同僚とのコミュニケーションにより、その都度自分の作業ペースが乱されます。

在宅ワークでは、そのようなストレスはなく、自分のペースで仕事ができます。結果的に集中して作業でき、作業効率も上がるでしょう。

在宅ワークのデメリット

メリットばかりに目が行きがちですが、在宅ワークにはデメリットもあります。

デメリットもしっかりチェックしましょう。

仕事とプライベートの切り替えが難しい

在宅ワークは、自宅でいつでも仕事ができる環境です。そのため、仕事とプライベートの切り替えが難しいと感じる方も多くいます。

気になってついパソコンを開いてしまい、結果的に働く時間が長くなってしまうといった状況が考えられます。その状況が続くと、仕事時間と賃金が見合わないといったことになりかねません。

また、生活スペースの中にワークスペースを設けるため、メリハリがつきにくい傾向にあります。オンオフの切り替えが上手くできず、集中力が続かないため、結果的に生産性が低下してしまう恐れがあります。

コミュニケーションが取りにくい

テキストでのコミュニケーションが主になるため、誰が何をしていて、今どういった状況かを把握しづらい傾向にあります。

多分こうだろうといった考えや、きっと進めているはずといった思い込みが、業務のミスにつながるでしょう。

また、しっかりコミュニケーションを取っているつもりでも、テキストでは伝えたいことが伝わりにくく、認識が異なったまま業務が進んでしまう危険性もあります。

評価に不満を感じることがある

在宅ワークでは、業務の過程が伝わりづらい傾向にあります。

多くの場合、最終的な成果物だけを見ると、見た目では差がないように見えるかもしれません。しかし、その裏側には、各々の試行錯誤や独自の工夫があります。

仕事をしている姿勢を人に見せることがない在宅ワークでは、努力や工夫は伝わりづらく、評価に反映されにくいのが現状です。

リモートワークのメリットとは？デメリットや気を付けるべき点も解説

デメリットへの対策

デメリットは、対策を講じることで解決が可能です。

以下のような対策をご提案しますので、参考にしてみてください。

仕事をする環境を整える

仕事とプライベートの区別をはっきりさせるため、まずは環境を整えることが大切です。

理想は仕事専用の部屋を設けることですが、誰もがそうできるわけではありません。

もしリビングで仕事をするのであれば、ワークスペースを作る、デスクや椅子を変えるといったように、仕事とプライベートをスムーズに切り替えられる空間作りを意識してみてください。

自分に合ったタスク管理

在宅ワークは、タスクの自己管理が必須です。自分がやるべきタスクを管理し、優先順位に基づいて業務をこなすことを意識しましょう。

タスク管理をおこなうことで、業務の抜け漏れを防ぎ、進捗状況の把握にもつながります。

管理方法はさまざまありますので、自分に合ったタスク管理ツールを使用しましょう。

報告・連絡・相談を怠らない

在宅ワークでは、通常の働き方と比べてこまめなコミュニケーションがより重要になります。これは、主にテキストでのやり取りが中心となる上、相手の状況が見えにくいことが多いためです。

自分が今受け持っている仕事の進捗状況や、自分の予定をこまめに発信し、周囲と共有することを心がけましょう。

連携が必要な業務の場合は、都度コミュニケーションを取り、進捗状況をお互いに把握することで認識の齟齬は改善されます。

また、報告・連絡・相談を周囲に発信することで、どのような過程で業務が遂行されているのかが分かりやすくなります。

業務に対する積極的で前向きな姿勢は、仕事の評価へもつながるのではないでしょうか。

リアルな声から見る在宅ワークのメリット

本ブログを運営しているオンラインアシスタントサービス「フジ子さん」では、完全在宅での柔軟な働き方を提供しています。

それでは、フジ子さんで在宅ワークをしている一人に話を聞いてみましょう。

■Aさん

業務委託のアシスタントとして在宅で働いています。

フジ子さんでの業務は、平日5日9時から18時までです。

在宅ワークをはじめたきっかけは？

フジ子さんでお仕事を始める前は、正社員として働いていました。

高校生の子どもが体調を崩し、学校に行けなくなったことが在宅ワークを検討するきっかけとなりました。

在宅ワークのメリットは？

以前の職場では、子ども達の学校行事や病気の度に有休を申請しなければなりませんでした。そのため、全ての行事には参加できず、出席する行事を選択する必要がありました。

また、体調を崩した際も、余程のことがない限りは仕事を休むことができず、後ろ髪を引かれる思いで出勤したこともあります。

フジ子さんで在宅ワークを選択してからは、全ての行事に参加できています。

子ども達も成長し、末っ子が高校3年生になりましたが、部活動でのコンクールや保護者会など重要な行事が多く、自分の業務をコントロールできる在宅ワークを選んでよかったと心から感じています。

子育てのゴールは間近ですが、その後は両親の介護が始まるであろうステージへとライフステージが変化します。

両親は離れた場所に住んでいますが、在宅ワークであれば仕事と介護、自分のプライベートもバランスを取りながら楽しめそうです。

在宅ワーク初心者にもおすすめ「フジ子さん」

フジ子さんには、育児や介護と仕事を両立しているスタッフがたくさん在籍しています。

予定外の出来事や変更が生じた場合でも、チーム体制が整っているため、チーム内でフォローしあっての業務遂行が可能です。

在宅ワークの先輩がたくさんいるので、「こういった時はどうすればいい？」「みんなはどうしてる？」といった悩みや疑問にもすぐに手を差し伸べてもらえる環境です。

在籍スタッフの大半がフジ子さんで在宅ワークデビューしています。同じような境遇の仲間がたくさん在籍してますので、フジ子さんで在宅ワークをはじめてみませんか。

まとめ

在宅ワークは、時間や場所にとらわれず、自分の生活ペースを軸に仕事ができる働き方です。

ライフワークバランスを充実させるために、在宅ワークを働き方の選択肢の1つとしてみてはいかがでしょうか。

この記事を通して、みなさんに在宅ワークのメリットが少しでも伝われば幸いです。