在宅ワークなど、自宅で柔軟に働けるスタイルとして注目されている「業務委託(フリーランス)」。
特別なスキルや資格がない主婦(夫)の方でも、業務委託で無理なく働くことは十分可能です。
本記事では、パートや派遣との違いなどの基本情報から、主婦(夫)に人気のお仕事例、気になる税金・扶養の疑問にもお答えします。
記事後半では、子育てや家事と両立して活躍する先輩主婦のインタビュー(1日のスケジュール付き)も掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください。
主婦(夫)でも業務委託(フリーランス)で働ける?
まずは、業務委託という働き方の基本的な仕組みや特徴を見ていきましょう。
業務委託とはどんな働き方?
業務委託とは、会社と雇用契約を結ぶのではなく、「依頼された業務をこなすことで報酬を得る」契約スタイルです。
個人で仕事を請け負うスタイルから、世間一般では「フリーランス」と呼ばれることも多く、本記事でもわかりやすさを優先し、「業務委託で働くフリーランス」としてご紹介していきます。
働く時間や量を自分で調整できるため、家庭を優先しながら働きたい主婦(夫)の方に大変人気があります。
パート・派遣との違い
業務委託とパート・派遣の大きな違いは、「雇用契約を結ばないこと」と「報酬の決まり方や仕事の進め方が異なること」の2点です。
まずは以下の比較表を見てみましょう。
| 項目 | パート・派遣 | 業務委託(フリーランス) |
|---|---|---|
| 契約形態 | 雇用契約 | 業務委託契約 |
| 対価の対象 | 働いた「時間」(時給等) | 「成果物・作業量・稼働時間」など、契約によって異なる |
仕事の進め方 | 勤務先の指示に沿って進める | 原則として自分で進め方を調整する |
| 時間・場所 | 会社に指定されることが多い | 契約内容によっては柔軟に調整できる |
パートや派遣は「時間」に対して報酬が発生するケースが一般的です。
一方で業務委託は「作成した成果物や対応した仕事」に対して報酬が発生するほか、稼働時間や月額固定で報酬が決まるケースもあります。
例えば「画像制作1枚1,500円」の依頼なら、納品することで1,500円が得られます。
自分のペースで進められるため、短時間で効率よく稼ぐことも可能ですが、成果物単位で報酬が決まる案件では、作業に時間がかかりすぎると時給換算で低くなってしまう点には注意が必要です。
主婦(夫)が業務委託で働くメリット・デメリット

自分に合った働き方かどうかを見極めるためにも、メリット・デメリット、そして向いている人の特徴を確認しておきましょう。
メリット
- 時間や場所の自由度が高い
- 得意なスキルや経験を活かせる
- スキルや案件によっては収入アップを目指せる
- 人間関係のストレスを抑えやすい
業務委託の一番の魅力は、働く時間や場所を自分でコントロールできる点です。
子どもの送迎や急な体調不良、学校行事などの際に、働く時間を柔軟に変更可能なため、仕事と家庭の両立がしやすくなります。
また、成果報酬制のため、作業スピードやスキルが上がれば短時間で効率よく稼ぐことも可能です。
職場に通う必要がないため、対人関係の悩みが減るのも大きなメリットです。
デメリット
- 収入が不安定になりやすい
- 自己管理(スケジュール・体調)が求められる
- 確定申告などの手続きが必要になる
毎月決まった給与が保証されているわけではないため、案件数や稼働量によって収入に波が出やすくなります。
また、自分で納期のスケジュールを管理したり体調を整えたりする自己管理能力が求められます。
向いている人の特徴
- 家事や育児の予定にあわせて柔軟に働きたい人
- 自分で計画を立ててコツコツ作業を進められる人
- 周囲に指示されるよりも自分のペースで進めたい人
- 在宅で得意なことや過去の経験を活かしたい人
業務委託は「自分のライフスタイルを優先しながら働きたい」「与えられた業務を自分のペースで計画的に進めるのが得意」という主婦(夫)の方に適した働き方です。
なお、在宅ワークのメリットや「デメリットをどう解消するか」の具体的な対策については、以下の記事で詳しく解説しています。
気になる方はぜひあわせてチェックしてみてください。
【関連記事】
在宅ワークに挑戦!メリットとデメリット解消への対策もご紹介!
主婦(夫)でも挑戦できる!業務委託の仕事例

特別な資格がなくても始められるものから、これまでの経験やスキルを活かせるものまで、主な仕事例をご紹介します。
在宅事務・オンライン秘書
データ入力、メール対応、スケジュール調整、書類作成など、企業の事務作業をオンラインで代行するお仕事です。
これまでの事務職経験を活かしやすく、丁寧なコミュニケーションやPCの基本操作ができれば、在宅ワーク未経験から挑戦できる求人も多くあります。
ライティング
Webサイトの記事作成やコラム、商品の紹介文などを執筆するお仕事です。
「子育て体験談」「家事の時短ノウハウ」「趣味の知識」など、ご自身の生活経験や興味のある分野をそのまま記事に活かせるのが魅力です。
案件によっては執筆ペースも自分で決められるので、スキマ時間を有効活用したい方にも向いています。
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【在宅勤務のコツ】フルリモートのライターが効率アップの秘訣を紹介!
SNS運用
企業や店舗のInstagram、X(旧Twitter)、LINEなどの公式アカウントの投稿作成、画像加工、コメント返信などを代行するお仕事です。
普段からSNSに親しんでいる方であれば始めやすく、業務を通して投稿デザインやマーケティングの知識を深めながらスキルアップできます。
業務内容によっては、まとまった時間が取りにくい方でも取り組みやすいでしょう。
WEBデザイン
Webサイトのバナー画像作成や、ホームページのデザイン・レイアウトを制作するお仕事です。
PhotoshopやCanvaなどのツールを使うスキルが求められることもありますが、経験やスキルを積むことで、より幅広い案件に挑戦しやすくなります。
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【主婦OK】完全在宅でWebデザイナーになるには?スキルアップから職探しまで徹底解説
動画編集
YouTubeの動画やSNS用のショート動画、PR動画のカット編集、テロップ入れ、BGM挿入などを行うお仕事です。
近年は動画コンテンツの需要が高まっており、さまざまな案件に携われるのが特徴。コツコツ作業するのが好きな方や、クリエイティブな仕事に挑戦したい方におすすめです。
コール業務
インバウンド(問い合わせ対応やカスタマーサポート)や、アウトバウンド(商品のご案内やアポイント獲得)を在宅で行うお仕事です。
電話対応の経験やコミュニケーション能力を活かしやすく、時給換算で比較的高単価な案件が多いのが特徴です。
この他にも、自分に合いそうなお仕事をもっと広く探してみたい方や、子育てとの両立に特化した働き方を知りたい方は、ぜひ以下の記事もあわせて参考にしてみてください。
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主婦におすすめの在宅ワーク12選!未経験者OKの仕事や求人の探し方までわかりやすく解説
子育てしながら働ける仕事10選!子育てと仕事を両立するときのポイントも解説
業務委託の主婦(夫)は実際どう働いている?フジ子さんの事例
オンラインアシスタント®「フジ子さん」で実際に働いている2名のスタッフにインタビューを実施しました。
それぞれのライフスタイルや1日のスケジュール、リアルな働き方をご紹介します。
※『オンラインアシスタント』はBPOテクノロジー株式会社の登録商標です
Aさんの場合|子育て優先で働くスタイル
私は30代で、夫と子ども2人の4人家族です。以前は地元でフルタイムの会社員として働いていましたが、結婚・出産をきっかけに知らない土地へ引っ越しました。
頼れる人も少なく、慣れない育児の中で外に働きに出る勇気が持てずにいました。特に、子どもの体調不良で急に休むことになり、職場に迷惑をかけてしまうことが不安でした。
そこで選んだのが、在宅でできる業務委託の仕事です。現在はWEBライティングを中心に、1日5〜6時間ほど作業しています。自分の都合にあわせて働けるため、無理なく続けられています。
■1日のスケジュール
9時頃:子どもを保育園へ送り、家事
9時半:仕事開始
12時頃:休憩(家事・夕食準備)
13時:仕事再開
16時半:保育園のお迎え
21時頃:子ども就寝後、余裕があれば仕事
23時頃:就寝
家庭の状況にあわせて柔軟に働けるようになり、気持ちにも余裕が生まれました。
Bさんの場合|家庭やペットとの時間を大切にするスタイル
私は夫と小学生の子ども2人、そして愛犬と暮らしています。
以前は管理栄養士として働いていましたが、もともとPC作業が好きで事務職に興味がありました。
子どもが小さく愛犬もいるため在宅ワークを探していたところ、業務委託の事務アシスタントの求人に出会いました。
出社が不要な分、朝のうちに愛犬の散歩や家事をゆったり済ませてから仕事に入れます。
作業中は愛犬を膝に乗せたり、子どもたちの帰宅を家で出迎えられたりするのは在宅ならではの魅力です。
また、午後に子どもの習い事の送迎などで一時離席できるのも大きなメリット。
自分で時間を調整できるので、家庭やペットとの時間を大切にしながら無理なく働けています。
■1日のスケジュール
7時半頃:子どもの見送り後、愛犬の散歩・朝の家事
9時:仕事開始
12時頃:休憩・昼食・夕食の下準備
13時:仕事再開
15時:子どもの習い事送迎(一時離席)
15時半:帰宅して仕事再開
17時半:業務終了・夕食準備
18時:習い事のお迎え
20時頃:残務があれば仕事
23時頃:就寝
好きな事務作業に携わりながら、自分に合ったペースで充実した毎日を送れています。
業務委託の仕事を探す方法
業務委託の仕事を探すには、主に以下のような方法があります。
自分のスキルや希望する働き方にあわせて、適した方法を選んでみましょう。
- クラウドソーシングサイトに登録する
- 業務委託・在宅ワーク特化の求人サイトを活用する
- 業務代行サービスに応募する
- SNSや知人・以前の職場からの紹介を受ける
未経験から手軽に始めたい場合は、案件数が豊富なクラウドソーシングサイトや、在宅求人に特化した求人サイトで探すと見つけやすいでしょう。
単発のデータ入力やライティングなど、初心者でも応募しやすい案件が比較的多く揃っています。まずはお試しで副業から、という場合にもおすすめです。
一方、これまでの事務経験を活かして安定して働きたい方には、オンラインアシスタント®「フジ子さん」のような業務代行サービスも選択肢のひとつです。
フジ子さんでは、チームでフォローしあう体制や研修が整っているため、ブランクがある方でも安心してスタートできます。
また、知人からの紹介やSNS経由の直接契約という方法もあります。信頼関係がある状態で始められるのが大きなメリットです。
具体的なサイト情報などを知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
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リモートワークをしたい!未経験でも可能な職種や始め方を解説
【在宅で安定して働きたい方へ】フジ子さんという選択肢

「特別な資格はないけれど、これまでの社会人経験を活かしたい」「在宅でも安定して働きたい」そんな方におすすめなのがオンラインアシスタント®「フジ子さん」です。
ここでは、フジ子さんの特徴や働きやすさの理由をご紹介します。
フジ子さんはどんな仕事?
フジ子さんは、企業などのクライアントから依頼されるさまざまなバックオフィス業務(事務、経理、Web運用など)を、オンラインで代行するお仕事です。
依頼内容はデータ入力やメール対応、スケジュール調整といった一般的な事務から、ライティングやWebデザインなどの専門的な業務までと、多岐にわたります。
パソコンとネット環境があれば、自宅にいながら企業の「困りごと」をサポートできる。それが「フジ子さん」です。
主婦(夫)でも働きやすい理由
- 完全在宅で働く時間や場所を調整しやすい
- チーム制で一人で抱え込まずに助け合える
- 充実したサポート体制で、ブランクがある方や在宅ワーク未経験の方でも始めやすい
- これまでの経験や得意分野を活かせる
チームで業務を進めるため、子どもの体調不良などで急に対応が難しくなったときも、状況に応じてメンバー同士でフォローしあえるのが特徴です。
また、クライアントのお悩みに合わせて幅広い業務を担当するチームのほか、経理やライティング、Webデザイン、翻訳など、特定の分野に特化したチームもあります。これまでの経験や得意分野を活かしながら、専門分野を中心にして働くことも可能です。
実際に働いている人の声
先ほどインタビューにご協力いただいたAさん・Bさんに、実際にフジ子さんで働いてみて良かったことや魅力を詳しく聞いてみました。
Aさん|チーム制だから無理なく続けられる
以前はWEBライターとして個人で仕事を受けていましたが、一度引き受けた案件は途中で断ることができず、子どもの体調不良時でも無理をして対応していました。
その点、フジ子さんはチーム制で仕事を進めるのが大きな魅力です。困ったときに気軽に声をかけやすい雰囲気があり、急に休みが必要になった場合でも、メンバー同士で仕事を分担したり任せたりすることができます。
「一人で抱え込まなくていい」という安心感があり、育児と両立しながらでも無理なく続けられています。
Bさん|未経験からでも安心して仕事を続けられ、幅広いスキルが身につく
初めは正直、フリーランスと聞くと「仕事が取れないのでは…」というイメージがありました。特別なスキルや資格を持っていたわけでもなかったのでなおさらです。
しかし私の場合は、継続的にさまざまな業務を経験させていただけているため、そういった不安を感じることなく気づけば4年近く働いています。
事務作業をはじめ、経理や労務、さらにはECサイト(ネットショップ)の管理まで、幅広い業務に携われるのも魅力です。
初めての作業が不安な方も、マニュアルやチーム体制などのサポートが充実しているため、未経験でも安心して業務にあたれます。
多種多様な仕事に挑戦できるため、日々自分のスキルアップを実感しています。
業務委託に関するQ&A|仕事を始める前に知ろう

業務委託で働き始める前に、押さえておきたい疑問点や不安なポイントをQ&A形式でまとめました。
確定申告は必要?
確定申告が必要かどうかは、業務委託で得た所得や所得控除などによって異なり、以下のような要素によって一人ひとり「税金の計算式」が変わります。
| 要素 | 主な内容 |
|---|---|
| 所得の種類 | 業務委託による所得のほかに、株や不動産の利益があるか |
| 給与所得の有無 | 会社員としての本業(給与)があり、副業で業務委託をしているか |
| 所得控除の額 | 社会保険料控除や配偶者控除など、適用できる所得控除があるか |
業務委託による所得は、基本的に「収入(売上)から必要経費を差し引いた金額」で計算します。
また、業務委託による所得は、働き方の実態などによって「事業所得」や「雑所得(業務)」などに区分されます。
こうした所得や所得控除などをもとに計算し、確定申告が必要かどうかを判断します。
ご自身の状況で確定申告が必要かどうかは、国税庁のホームページなどで確認できます。判断に迷う場合は、税務署や税理士などの専門家に相談すると安心です。
扶養内で働ける?
業務委託でも、条件を満たせば扶養の範囲内で働くことは可能です。
ただし、「扶養」には税金上の扶養と社会保険上の扶養があり、それぞれ基準や計算方法が異なります。
| 扶養の種類 | 主な内容 |
|---|---|
| 税金の扶養 | 業務委託で働く方の「合計所得金額」などをもとに、配偶者控除・配偶者特別控除の対象になるか判断します。2026年分は、配偶者の合計所得金額が62万円以下などの要件を満たせば配偶者控除の対象となる可能性があります。また、62万円を超えても133万円以下であれば、所得額などに応じて配偶者特別控除を受けられる場合があります。 |
| 社会保険の扶養 | 一般的に年間収入130万円未満がひとつの目安ですが、生計維持関係などの要件もあります。加入している健康保険によって確認方法が異なる場合があります。 |
業務委託の場合、税金上の所得は原則として「収入(売上)-必要経費」で計算します。
一方、社会保険上の扶養を判定する際の「年間収入」は、税金上の所得とは考え方が異なります。業務委託や自営業の場合、収入から差し引ける経費が、所得税の計算上の「必要経費」と同じとは限りません。
そのため、扶養内で働きたい場合は、「税金上の扶養」と「社会保険上の扶養」をそれぞれ分けて確認しましょう。社会保険については、家族が加入している健康保険の保険者に確認しておくと安心です。
参考:配偶者の所得がいくらまでなら配偶者控除が受けられるか(国税庁)
参考:配偶者特別控除(国税庁)
参考:被扶養者とは(協会けんぽ)
必要なスキルは?
特別なスキルや資格がなくても始められる仕事は多くあります。
データ入力やライティングはもちろん、基本的なPC操作やこれまでの経験を活かして挑戦できる仕事もあります。
また、フジ子さんでは在宅ワーク未経験の方も応募可能です。業務ではOfficeソフトやGoogle関連ツールなどを使用するため基本的なPC操作は必要ですが、これまでの経験や得意なことに応じた業務からスタートし、チームのフォローを受けながら対応できる仕事の幅を広げていけます。
主婦(夫)でも業務委託なら無理なく始められる
「家庭と両立したい」「ブランクがあって不安」と考えている主婦(夫)の方にとって、業務委託は非常に相性のよい働き方です。
働く時間や場所を自分のライフスタイルに合わせて調整できるため、家庭の予定や子どもの急な体調不良にも柔軟に対応できます。
また、個人で案件を獲得する不安がある場合でも、オンラインアシスタント®「フジ子さん」のような業務代行サービスを活用すれば、チーム体制による手厚いサポートのもとで安心してスタートできます。
まずは小さな一歩として、自分に合った求人媒体やサービスをチェックし、無理のない在宅ワーク生活を始めてみませんか?



