働き方改革が進み、副業のハードルが下がったことから、クラウドソーシングを使って案件を探す人が増えてきています。しかし、
・自分のスキルに合った案件が見つからない
・なかなかクライアントに採用してもらえない
といった悩みを持つ方もいるのではないでしょうか。この場合、クラウドソーシングの特徴や強みを理解し、自分のレベルやスキルに合ったサービスを利用することで、仕事が獲得しやすくなります。
本記事では、案件数が多いクラウドソーシングの中でも、
・幅広い案件を取り扱う総合型
・ライティングに強いサービス
・開発を中心としたIT、Web系に強いサービス
を紹介します。
ワーカー募集の多いクラウドソーシング:①総合型
総合型クラウドソーシングでは、
・ライティング
・開発
・デザイン
・事務
・翻訳
・文字起こし
など、さまざまなジャンルの案件を取り扱っています。
知名度が高い分、登録者数も多め。案件のレベルも幅広く、初心者歓迎のものから、プロレベルの知識が求められるものまであり、単価が高めの仕事も充実しています。
クラウドワークス
クラウドソーシングの国内最大手「クラウドワークス」。案件数は300万件以上もあり、ほとんどが在宅でできる案件ですが、開発案件などの中には客先常駐形式のものもあります。
ライティング案件はクライアントと直接契約を結ぶ形式に加え、誰でも空き時間に取り組めるタスク形式も充実。初心者の方でも小さな実績が積めます。
クラウドワークスの嬉しいところは、福利厚生サービスが用意されている点です。3ヶ月連続で3,000円以上稼ぐと、大手福利厚生サービスのベネフィットステーションに加え、フリーランスに嬉しい確定申告のサポート等も利用できます。
ランサーズ
画像URL:ランサーズ公式サイト
「ランサーズ」は、クラウドワークスに並ぶ規模のクラウドソーシングサイトです。クラウドワークス同様、幅広いジャンルの案件を取り扱っているので、副業を始めるならとりあえず登録しておきましょう。
相場よりも低すぎる案件を排除するなど、ワーカーが安心して働けるシステムが確立されているのがランサーズの強み。低単価の案件が少ない分、実力も求められます。そのため、他のサービスで経験を積んでから、ランサーズで高単価案件を探すのも一つの手です。
シュフティ
画像:シュフティ公式サイト
その名の通り、「シュフティ」は主婦がメインターゲットのクラウドソーシングです。もちろん男性も登録できますが、美容など女性ならではの強みを活かした案件が充実しています。
初心者でもできる仕事が多く、その分単価は低いものの、他のサービスでなかなか案件が獲得できない方には特におすすめです。
ワーカー募集の多いクラウドソーシング:②ライター向け
ライティング業務はジャンルが幅広く、何か1つ得意なジャンルがあれば、その知識を活かして執筆できます。触れたことのないジャンルを新しく学んで、仕事の幅を広げるのも良いですね。
では、ライターにおすすめのクラウドソーシングを見ていきましょう。
かくたま
画像:かくたま公式サイト
「かくたま」はライティングに特化したクラウドソーシングです。案件を受けるには、事前にライティングテストをパスする必要があります。
かくたまの魅力は1文字0.9円以上という単価の高さで、中には1文字10円以上の案件もあります。その分実力が求められますが、ライターとして腕を磨きたい人におすすめです。
Bizseek
画像:Bizseek公式サイト
「Bizseek」の単価は低めなものの、簡単に取り組めるものが中心なので、特に初心者ライターが腕を磨くのにおすすめ。
ただし、案件への応募がすぐに埋まってしまうため、他のクラウドソーシングをメインで利用し、空き時間にBizseekで案件を探すのが良いでしょう。
ワーカー募集の多いクラウドソーシング:③IT・Web系
次は、IT・Web系に強いクラウドソーシングを紹介します。
Workship
リモート案件を探している人におすすめなのが「Workship」。掲載数は公表されていませんが、案件のうち56%がリモート案件です。休日や帰宅後に副業をした人にありがたいですね。
また、Workshipでは損害賠償保険が無料で付いていたり、トラブル対応窓口が用意されていたりするので、イレギュラー発生を過度に怖がることなく安心して働けます。
クラウドテック
画像:クラウドテック公式サイト
クラウドワークスが運営するIT向けクラウドソーシングサイト「クラウドテック」。週3日〜の案件が多く、中には一部リモート・フルリモートOKの案件もあるので、副業でも無理なく働けます。
クラウドテックの魅力は単価の高さ。報酬が100万円を超える案件もあり、エンジニア経験が豊富で稼ぎたい人におすすめです。また、企業からの満足度が高いと1%報酬が上乗せされるシステムも用意されています。
まとめ
クラウドソーシングは、幅広いジャンルを取り扱っているところから、特定分野に特化したところまでさまざまです。サービスによって利用者のレベルにも差があります。
したがって、自分のスキルや経歴を見直し、それに合ったサービスを選ばなければなりません。また、複数のサービスに登録し、なるべくたくさんの案件に触れられるようにしましょう。
本記事が参考になれば幸いです。