オンライン秘書は海外在住でもできる?仕事内容・メリット・求職サービスを紹介

海外在住でも、日本のオンライン秘書として働きたい方は多いのではないでしょうか。

「日本のオンライン秘書として働くべき?」
「どんな仕事があるの?」
「どこで仕事を見つけられる?」

こうした疑問をお持ちの海外在住者に向けて、海外在住者がオンライン秘書として働くメリットや仕事内容、仕事を探せるサービスをご紹介します。

海外に住んでいるからキャリアを諦めたり、適職に就けなかったりするのはもったいないものです。本記事を参考に、ご自身に合う仕事を見つけましょう。

オンライン秘書とは?

オンライン秘書とは、オンラインで業務を請け負い、在宅勤務を行うリモート型の秘書のことです。

オフィス内で行われているスケジュール管理や電話・メール対応、データ入力、調査業務などの多岐にわたる仕事を担当します。また秘書業務だけでなく、経理や人事、Web関連の業務を請け負うこともあります。

どこに住んでいてもリモートで働けるため、ご自身のライフスタイルにあわせた働き方が可能です。時間や場所に縛られにくいオンライン秘書は、海外在住者にとって柔軟な働き方を実現できる職業といえるでしょう。

海外在住者が日本のオンライン秘書として働くメリット

海外在住者が日本のオンライン秘書として働くメリットを解説します。

1.転職をする必要がなくなる

オンライン秘書は日本から海外に引っ越したり、海外から日本に戻ったりしても、転職をする必要がありません。

現地で働く場合、遠くへ引っ越すたびに転職が必要になります。オンライン秘書は、一時帰国をする場合でも転職や休職をしなくてもすむことがほとんどです。

継続的に働くことで収入が安定するうえ、キャリアも継続できます。引っ越しの際に就職活動をするストレスを軽減できるのも大きなメリットです。

2.自分のスキルを活用できる

オンライン秘書として働く場合、ご自身のスキルを活用できるのもメリットです。

海外で新たに働こうとすると、言語能力の問題や外国人としての立場により、なかなか仕事が見つからない可能性があります。例えば、一般事務の仕事などは、言語の壁に加えて国によって仕事内容が異なるため、今までのスキルを活かせない部分も多いものです。

一方、日本のオンライン秘書であれば、今まで身に着けたスキルを活かして活動ができます。スキルや経験を持っている方は、オンライン秘書の仕事をするのがおすすめです。

3.外国語を話せなくても働ける

オンライン秘書として日本の企業をサポートする場合、外国語を話せなくても日本語のみで働けることがほとんどです。現地企業で働くにはビジネスレベルの言語力が求められるため、仕事探しの難易度が高くなります。

日常会話レベル以下では、日本食レストランのキッチンや工場のような限定的な場所でしか採用されない可能性が高いでしょう。日本のオンライン秘書であれば、外国語のスキルがなくても仕事に就けます。

このように、求職中の海外在住者で現地の言語に自信がない場合は、日本のオンライン秘書として働くことも魅力的な選択肢となります。

海外在住者におすすめのオンライン秘書の仕事5選

ここからは、海外在住者におすすめのオンライン秘書の仕事をご紹介します。ご自身の経歴やスキルを照らし合わせてみてください。

1.秘書・総務業務

1つめは「秘書・総務」です。例えば、以下の業務を行います。

  • 備品購入代行
  • 資料作成
  • 調べもの、リサーチ業務

秘書・総務の場合、幅広い業務を担いながら顧客の時間を節約し、業務を円滑に進行しなければなりません。その点で多様な業務を迅速・丁寧にこなせる方に向いています。

在宅秘書業務の概要については、以下の記事もあわせてご参考ください。


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2.経理業務

オンライン秘書の業務として「経理」もあります。例えば、以下の業務を行います。

  • クラウドツールの導入サポート
  • 振込み、支払い補助・代行
  • 記帳代行
  • 経費精算

経理に関する業務の多くは専門知識が必要になるため、経理のスキルを持った方は、オンライン秘書としても経理業務を行うのがおすすめです。

経理業務を依頼したい企業は少なくありません。需要が高いうえ、スキルが要る仕事なので、経理の業務経験がある方に向いています。

経理業務の求人情報については、以下の記事もあわせてご参考ください。


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3.翻訳業務

オンライン秘書として働ける業務として「翻訳」もあります。例えば、以下の業務を行います。

  • 問い合わせメール・電話の英語対応
  • 外国語の情報収集・リサーチ
  • 資料・書類の翻訳
  • Webサイトの外国語コンテンツ作成

海外に住んでいる場合、現地の言語レベルが高い方も多くいらっしゃるはずです。日本語以外の言語を話せる方には、翻訳業務がおすすめです。

また、言語力のある方は現地の情報収集もしやすいため、リサーチ業務にも向くでしょう。

翻訳業務の求人情報については、以下の記事もあわせてご参考ください。


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4.Webデザイン業務

オンライン秘書の業務として「Webデザイン」もあります。例えば、以下の業務を行います。

  • Webサイト・LPのデザイン
  • バナー・アイコン・ロゴの作成
  • カタログのデザイン制作
  • 画像の加工、編集

Webデザインはスキルが求められる仕事なので、海外在住でもスキルを活かして働きたい方におすすめです。現地ではスキルがあっても人脈と言語力がない限り、職を探すのは容易ではありません。その点オンライン秘書の場合、サービス企業が間に入るため人脈がなくてもデザイン業務を受けられます。

Webデザイン業務を探している場合は、オンライン秘書としてWebデザイナーの仕事を探すとよいでしょう。

Webデザインの求人情報について、以下の記事もあわせてご参考ください。


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5.Webライティング業務

オンライン秘書として働ける業務として「Webライティング」もあります。例えば、以下の業務を行います。

  • 検索結果で上位表示させる、SEO記事の作成
  • 各種Web記事の作成
  • SNS投稿文案の作成
  • メルマガ・プレスリリースなどの各種文章作成

Webライティングは当然書くスキルが求められます。日本語のライターとしてのスキルを活かして働きたい方は、海外からでもWebライティングの仕事を探してみましょう。

ライティング業務は就業時間が柔軟な場合が多いので、時差が大きい国に滞在中の方にもおすすめです。

Webライター業務の概要について、以下の記事もあわせてご参考ください。


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海外在住者がオンライン秘書の仕事を探せるサービス7選

続いて、海外在住者がオンライン秘書の仕事を探せるおすすめのサービスをご紹介します。

1.フジ子さん

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オンラインアシスタント「フジ子さん」は、企業のバックオフィス業務全般をサポートするサービスです。

採用後には丁寧なOJTがあり、チーム単位でクライアント案件に携わるので、リモートワークが初めての方も安心して働けます。プライベートの急な用事に対応しやすく、子育て等との両立も可能です。

バックオフィス業務の経験がある方はもちろん、未経験の方も歓迎です。

ただし、日本時間9:00〜18:00の間に連絡をとる必要があるクライアント相手の仕事が多いので、時差の考慮は必要です。

2.HELP YOU

出典:HELP YOU公式サイト

「HELP YOU」では、採用率1%という難しさはあるものの、ハイレベルな環境でご自身の経験やスキルを活かせます。ただしワーカーさんのサポートは万全で、海外在住の方でも安心して働けるでしょう。

HELP YOUのワーカーさんは、出産や育児などで仕事を辞めた方がメインです。プライベートと仕事の両立に理解のある職場ですので、子育て中の方におすすめです。

HELP YOUへのエントリーはこちらから

3.CASTER BIZ

出典:CASTER BIZ公式サイト

「CASTER BIZ」も採用率1%とハードルが高いのですが、ハイレベルな環境で仕事ができるオンライン秘書サービスです。また運営会社の株式会社キャスターは、CASTER BIZのほかにも以下のサービスで人材を募集中です。

  • 経理アシスタント特化の「Caster Biz accounting」
  • 採用アシスタント特化の「Caster Biz recruiting」
  • テレアポ特化の「Caster Biz BPO」

CASTER BIZはバックオフィス業務全般を代行するのに対し、上記の3つは経理、採用、テレアポを専門的に代行しています。いずれかに特化したスキルを持つ方は、こちらへのエントリーもご検討ください。

株式会社キャスターの採用サイトはこちらから

4.クラウドワークス エージェント(旧ビズアシスタントオンライン)

出典:クラウドワークスエージェント公式サイト

「クラウドワークスエージェント(旧ビズアシスタントオンライン)」は日本最大級のクラウドソーシング・クラウドワークスが運営するオンラインアシスタントです。クラウドワークスでの実績がなくとも応募できます。

契約前にクライアントを含めて三者面談をするため、事前に双方の顔や人柄を把握し、ミスマッチを避けられます。

クラウドワークスエージェントへのエントリーはこちらから

5.メリービズ

画像:メリービズ公式サイト

「メリービズ」は経理に特化したオンラインアシスタントです。日商簿記3級以上所有かつ企業経理または会計事務所等での実務経験が必要なものの、ブランクによる応募制限はなく、リモートワーク未経験でも始められるので応募のハードルは比較的低くなっています。

数字を扱うのが得意で経理の仕事が好きな方にとって、メリービズはおすすめな環境です。

メリービズへのエントリーはこちらから

6.Reworker

出典:Reworker公式サイト

「Reworker」は、リモートワーク・副業・フリーランス・時短勤務といった新しい働き方に特化した求人サイトです。海外からの応募が可能な求人も多く、ITエンジニアやライター、デザイナー、事務など職種も多岐に渡ります。

案件の数はそこまで多くはありませんが、ぜひチェックしてください。

Reworkerの公式サイトはこちらから

7.クラウドワークス

出典:クラウドワークス公式サイト

「クラウドワークス」は利用者300万人を超える、国内最大級のクラウドソーシングサービスです。とにかく案件が多く、バックオフィス業務代行の求人も多数出ています。

クラウドソーシングを利用するなら、必ずチェックすべきサイトです。

クラウドワークスの公式サイトはこちらから

海外在住者のオンライン秘書に関するよくある質問

Q&A

海外在住者のオンライン秘書に関するよくある質問に回答します。

オンライン秘書は時差があっても大丈夫?

はい、時差があっても働けます。国にもよりますが、1〜3時間の時差であれば、日本の就業時間に合わせやすく、あまり時差を気にする必要はないでしょう。

日本と昼夜逆転している場合は、日本の就業時間に合わせるのが難しくなりますが、職場や業務内容によっては就業時間に制限がない場合もあります。例えば、ライティングやWebデザインであれば、どの時間に勤務しても差し支えないことが多いものです。

一方、顧客とのメール対応や問合せ対応などは、日本の就業時間に働くのが基本です。そのため、どのくらいの時差があり、どんな業務や職場で働くかを考慮しましょう。

オンライン秘書に向いている人とは?

オンライン秘書に向いているのは、以下の特徴がある方です。

  • 自己管理ができる人
  • 子育てや介護がある人
  • 引っ越しが多い人 など

オンライン秘書は一人でリモート勤務をする環境が多いため、自己管理ができなければなりません。時間管理やタスク管理、自己解決が得意な人には向いています。

また、子育てや介護があり、時間に制限がある場合など、時間の使い方に自由度を求める方にもオンライン秘書はぴったりです。

引っ越しが多く、定職に就けないとお困りの方にも、全国どこにいても働けるオンライン秘書がおすすめです。

就労ビザがないと働けない?

就労ビザの必要性については、住んでいる国やご自身の状況によって異なります。

例えば、配偶者ビザで働ける場合もあれば、滞在国で収益を得なければ問題がない場合など、各国や就業先ごとに細かな規則があります。

就業先の具体的な契約内容や、滞在国のビザのルールを確認してから働くようにしましょう。必要に応じて、税理士や弁護士などの専門家に確認することをおすすめします。

まとめ:海外在住者こそオンライン秘書として活躍しよう

海外在住者がオンライン秘書として働くメリットや仕事内容、仕事を探せるサービスについて解説しました。

「海外に住んでから仕事が見つからなくて困っている」
「日本で築いたキャリアを諦めたくない」

という方は、日本のオンライン秘書として働くことをご検討ください。ご自身のスキルや、滞在国の状況にあわせて仕事を探してみましょう。

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