経理や秘書、総務といったバックオフィス業務は、どの企業にも必要なため、人材の需要も年間を通じて高いといえます。また、スキルや知識が腐りにくく、転職や復職がしやすいという魅力もあります。
そんなバックオフィス業務の求人は、どうやって探すのがよいのか?本記事では一般的な求人サイトのほか、オンラインアシスタントといった新しい働き方なども紹介します。
バックオフィスのおすすめ求人:①オンラインアシスタント
まずはオンラインアシスタントの求人情報を見ていきましょう。
オンラインアシスタントとは、Web上でのやり取りを通じて、クライアントの業務をサポートするサービスのこと。経理や総務、人事、秘書、一般事務、Web系など、バックオフィス業務全般の中から、ワーカーは自分の得意な分野を担当します。
そんなオンラインアシスタントのおすすめ求人は次のとおりです。
フジ子さん
画像:フジ子さん採用サイト
当ブログを運営する「フジ子さん」でも、ワーカーさんを募集中です。
お仕事は完全在宅なので、家事や育児に忙しい方でも時間をぬって働けます。もちろんフリーランスの方も、1日の時間をフルに活用していただけますよ。
また、フジ子さんでは他のワーカーさんと連携してクライアント業務を進めるため、分からないことがあったり、家庭の急用ができたりしても、お互いにフォローし合えます。研修やOJTも充実しており、前職から時間が経っている人や、リモートワークが初めての方でも安心です。
バックオフィス業務につながるスキルのある方は、ぜひ応募してください。
CASTER BIZ
画像:CASTER BIZ
「CASTER BIZ」はオンラインアシスタントの草分け的存在です。採用率1%の難関をクリアした、スキル・経験ともに豊富なワーカーさんが多数在籍しており、ハイレベルな環境で働けます。
また、CASTER BIZには経理や採用に特化したサービスもあるので、専門知識のある方はそちらへのエントリーも検討してみてください。
ビズアシスタントオンライン
画像:ビズアシスタントオンライン
「ビズアシスタントオンライン」は、大手クラウドソーシング・クラウドワークスが運営するサービスです。
大きな特徴は、案件契約前にワーカー+クライアント+ビズアシスタント担当者による三者面談を行うこと。これによりミスマッチを防げて「聞いていた話と違う」といったトラブルを回避できます。
また、長期前提の案件が多く、安定した収入を得やすいのも魅力です。
秘書課
画像:秘書課
「秘書課」というサービス名ですが、秘書業務だけでなく経理や資料作成、翻訳、リサーチなど、幅広いバックオフィス業務に対応しています。
同社では、基礎的なビジネススキルを持ち、ITツール等の実務経験がある人を募集中です。子育てや介護と兼業の方、フリーランスの方、復職を目指す方など、さまざまな経歴のワーカーさんが所属しており、在宅メインの働き方の参考にもなるでしょう。
YPP
画像:YPP
「YPP」では、育児や介護、療養といった理由でフルタイムの勤務ができない人を対象に、クライアントの事務業務を案内しています。この背景により、プライベートの急な用事にも柔軟に対応可能なことが大きな魅力です。
仕事は案内されて終わりではなく、YPPスタッフや先輩ワーカーさんのサポートを受けながら、徐々に慣れていけるような体制です。
在宅ワーク可能な事務の求人・採用情報:②求人検索サービス
画像:Indeed
求人サイトにも、バックオフィス系の募集情報が多数掲載されています。
おすすめは「Indeed」や「Googleしごと検索」です。いろいろなサービスを横断して検索でき、他の求人サイトに掲載されている情報もまとめて表示されるため、サイトを使い分ける手間を減らせます。
IndeedはCMでもおなじみですね。月間3,800万以上の利用数を誇る、国内最大級のサービスです。Googleしごと検索は、Googleの検索窓に「経理 求人」というようなキーワードを入力すると、それに合った求人が検索結果画面に表示されるサービスです。Indeedには掲載されていない求人があるかもしれないので、両方を活用するのがよいでしょう。
バックオフィスのおすすめ求人:③クラウドワークス
画像:クラウドワークス
クラウドソーシングにもバックオフィス系の案件が掲載されています。プラットフォーム上で納品まで完了するため、プライベートとの両立を目指す方におすすめです。
利用するサービスについては、利用企業数の多い「クラウドワークス」と「ランサーズ」の2つは押さえておきましょう。どちらにもワーカー向けの福利厚生サービスがあり、スキルアップや自分自身の事務処理をスムーズに進められます。
バックオフィスのおすすめ求人:④Waris(案件紹介サービス)
画像:Waris公式サイト
「Waris」はフリーランス向けの案件紹介サービスです。
専任の担当者がついて、ワーカーとクライアントの仲を取り持つため、ミスマッチが起きにくい点がポイント。「こんなの聞いてない!」なんてトラブルを避けられます。とはいえ、イレギュラーへの対応力自体は必要です。
ちなみに、サイトは女性的なデザインになっていますが、男性も登録できますよ。
バックオフィスの求人は未経験者でも大丈夫?
バックオフィス、つまり事務系の業務経験がない人は採用されるのか、気になっている方もいるでしょう。
不可能ではありませんが、経験者に比べて不利なのは確かです。そもそも、企業が外部の人間に業務を依頼する目的は業務効率化やコスト削減であり、未経験者だと達成が困難になります。よって、バックオフィスの求人では基本的に即戦力が求められるのです。
とはいえ、本当に一切の経験がない人は少ないのではないでしょうか。前述のとおり、バックオフィスの業務内容は多岐にわたります。多くの人は、業務につながる何かしらのスキルを持っているはずです。
例えば、Excel操作・文字起こし・HTMLやCSS・翻訳・ライティングなど。
一度、自分のスキルや経験をすべて書き出してみてください。求人情報と照らし合わせると、アピール材料が見つかるかもしれません。
まとめ
本記事ではバックオフィス系の求人情報を10個紹介しました。
それぞれ特徴が異なるので、自分に合っているのはどれかよく吟味してください。複数のサイトを利用するのもよいですね。
また、バックオフィス業務は広範囲なぶん、いろいろな経験やスキルを役立てられます。自分にできることをどんどん提案していくと、より業務の幅を広げられて報酬にもつながるでしょう。