在宅でできる仕事にはどんな種類がある?人気の7つと求人情報を紹介

働き方改革が叫ばれる昨今、企業による導入が進んでいる在宅ワーク。需要の増加とともに求人も増えており、これからチャレンジしてみようと考えている方も多いでしょう。

ただ同時に、「自分にできる仕事はあるのかな」「在宅がしやすい仕事には何があるんだろう」といった疑問を持っている方もいらっしゃるのでは。

そこで本記事では、在宅でできる人気の仕事内容や報酬相場、そして在宅案件の探し方や求人情報などを紹介します。

自宅でできる仕事:①在宅秘書

1つめは秘書業務です。

<業務の例>

  • スケジュール管理
  • アポイント調整
  • 来客対応
  • メール・電話対応
  • 会議室等の施設手配
  • 書類作成
  • ファイリング
  • リサーチ
  • データ入力
  • 会食のお店の予約
  • 飛行機やホテルの予約、手土産の準備

企業によっては、請求書の作成をはじめとする経理業務や、外国語で書かれた資料の翻訳など、他分野の仕事も任されます。

在宅秘書の働き方は自由度が高いのがメリット。フルタイムだけでなく、1〜2時間だけ働くこともできます。そのため、忙しい専業主婦/夫の方や子育て・介護中の方からも人気です。

在宅秘書の報酬相場

在宅秘書の報酬は時給制もしくは月給制が一般的です。時給制だと、任される仕事の内容によって金額が変動しますが、大体1時間1,000円〜1,200円程度。月給制だと月5万円〜10万円程度となります。

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自宅でできる仕事:②在宅経理

2つめは経理です。

<業務の例>

  • 記帳
  • 給与計算
  • 請求書発行
  • 経費精算
  • 各種支払
  • 売掛金・買掛金の管理
  • 決算
  • 年末調整

経理に求められるスキルの目安は、日商簿記2級と実務経験2~3年以上となります。

経理の在宅案件も1日1〜2時間から働ける案件が多く、プライベートとの両立がしやすいのがメリットです。ただ、クライアントから領収書などの書類が送られてくることもあるので、書類管理の徹底だけは怠らないようにしましょう。

在宅経理の報酬相場

報酬は在宅秘書と同じく、時給制もしくは月給制が中心です。相場は時給制だと時給1,000円程度、月給制だと月5万円〜10万円程度となります。

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自宅でできる仕事:③データ入力・文字起こし

事務の経験がなくとも取り組みやすいのが、データ入力や文字起こしです。パソコンさえあれば誰でも始められるため、これらの仕事から始める在宅ワーク初心者も多くいます。

データ入力

名刺や紙の書類に書かれたデータの入力作業や情報収集作業を行います。データの入力先は、クライアントが用意したフォーム・サイト上や、Word・Excelなどにまとめる場合もあります。

データ入力の仕事は案件さえあればいつでもできるタスク案件と、クライアントと契約して取り組む固定報酬制の2種類です。

タスク案件は1件の入力につき0.1円が相場で、単価の安さが難点です。ただ、パソコンだけでなくスマホでもお出かけの際の待ち時間を使って作業ができるのが便利ですね。

固定報酬制はデータ1件につき5円〜10円ほどで、1,000件単位での契約が一般的です。納期が定められているので、大量のデータを入力する時間を確保して取り組む必要がありますが、タスクよりも単価が高いため、稼ぎたいなら固定報酬制の案件を探すとよいでしょう。

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文字起こし

音源や動画で話された内容をWordなどに打ち込む仕事を指します。文字起こしも特別なスキルが必要ないので、気軽に取り組めるでしょう。

単価は30分〜1時間の動画で1,000円ほど。ただ、学会の音源など専門的な知識が求められる場合や、外国語スキルが求められる案件だと、単価は2倍〜3倍に跳ね上がります。

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自宅でできる仕事:④Webライター

比較的取り組みやすい在宅ワークとして人気なのがWebライター。

記事のジャンルは医療・IT・食べ物・芸能など多種多様です。自分が仕事で得た知識や好きなことなど、何でも題材にできます。これがWebライターが初心者から人気の理由でしょう。特に、趣味に関連するジャンルは未経験者OKの案件も多いです。

Webライターの単価は1文字○円というシステムで、初心者だと1文字0.3円〜0.5円が相場です。そこから経験を積んで単価が少しずつ上がっていきます。

マーケティングやITなど、専門性の高い記事が書けると、1文字1円以上の案件も獲得可能です。企業案件などレベルの高い案件となると、1文字10円になることもあります。

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自宅でできる仕事:⑤翻訳

外国語のスキルがあるなら、翻訳の仕事も在宅でできます。ここ数年は定番の英語だけでなく、中国語や韓国語の案件も増えているので狙い目です。

翻訳の仕事はクライアントから送られてきた文章を日本語から外国語、もしくは外国語から日本語に訳すのが基本。近年は動画制作用に、文字起こし+翻訳+字幕入れの案件も増えてきています。

翻訳の報酬相場

翻訳業務の単価は1ワードにつき20円〜30円程度が相場。学術論文や企業マニュアルなど専門的な知識が求められる案件だと、1ワード50円以上の案件もあります。

ただ、そこそこの単価の案件では、応募条件が準ネイティブだったり翻訳業務経験者だったりと、未経験者はほぼNGです。したがって、未経験で翻訳業務に取り組みたいなら、まずは単価を気にせずに1件でも実績を積むことを目標にしましょう。

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自宅でできる仕事:⑥ITエンジニア

企業でITエンジニアの経験があるなら、在宅でもエンジニアとして働けます。業務内容はホームページ構築やWebシステム構築、アプリ制作など。

在宅エンジニアの収入は経験や言語、仕事内容によって大きく変動します。PythonやAWSなど今流行りの技術は、使いこなせるエンジニアが限られているので単価が高く、中には100万円超えの案件も。

ただ、在宅エンジニアは基本的に実務経験があるのが条件です。正直なところプログラミングスクールで学んだだけでは、在宅案件を獲得するのは厳しいでしょう。

また注意点として、クラウドソーシングでは技術を安く買い叩かれることがよくあります。自分が持っている技術の単価相場を理解しているなら良いですが、そうでないならフリーランスに特化したエージェント経由で案件を紹介してもらうか、在宅OKの正社員の求人を探すのがおすすめです。

自宅でできる仕事:⑦Webデザイナー

Webデザイナーとして働いた経験がある人だと、在宅でもWebデザイナーとして働けます。案件はホームページ制作やLPデザイン、企業のロゴ制作など。

ホームページ制作は実務経験必須の案件が多く、未経験だと難しいでしょう。また、デザインだけでなくホームページ構築まで任されることも多く、単価は数万円から百万円以上までさまざまです。

ロゴ制作案件は、単価1万円程度が相場となります。仕事の流れはコンペ形式が基本です。そのため、未経験でも企業が求めるデザインを理解して提出できれば、仕事を獲得できる可能性があります。ただ、基本的に採用されないものなので、実績を獲得するなら根気よく続けることが大切です。

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自宅でできる仕事を探す方法

これまで在宅でできる仕事の中でも特に人気のものを紹介してきましたが、実際に仕事を見つけるにはどんな手段があるのでしょうか。以下にて、在宅案件を見る手段を確認していきましょう。

テレワーク可の人材募集情報の探し方

テレワーク可の人材募集情報を探す方法は、主に次の3種類があります。

①求人サイト

1つめは求人サイトを利用すること。おそらく、最もポピュラーな探し方でしょう。サービスはたくさんありますが、有名なものを以下にピックアップしました。

IndeedとGoogleしごと検索では、さまざまな求人サイトの情報を一括でリサーチできます。複数を使い分ける手間を減らせるので、まずは2つのうちどちらかを利用してみるのがおすすめです。

*Googleしごと検索は、Googleで求人関連のキーワードを入力し検索

②クラウドソーシング

2つめは、年々利用者が増加しているクラウドソーシング。Webのプラットフォーム上で不特定多数のワーカーに業務を外注する業務形態を指します。

クラウドソーシングもいろいろなサービスが登場しているものの、これから在宅の仕事をする方であれば次の2つに登録しておけば十分です。

どちらも国内最大規模のサイトです。使いやすさは人それぞれなので、両方触ってみるのをおすすめします。

なお、企業を相手に自力で仕事を得なければいけないので、クラウドソーシングではいかに自分をうまく売り込むかが大事です。売り込み方が下手だと、スキルがあっても仕事を獲得できない事態に陥ってしまうこともあります。

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③オンラインアシスタント

3つめはオンラインアシスタント。Web上のやりとりを通じて、クライアントのバックオフィス業務を代行するサービスを指します。

主な仕事内容は、一般事務や経理、総務、秘書、人事、IT系など。オンラインアシスタントもテレワークが前提となるため、フリーランスや子育て・介護と両立したい方などに人気です。

ただ、働くにはテストや面接をクリアしなければいけません。会社によって厳しさに差があり、在宅ワーク初心者がいきなり応募しても通らない可能性があります。とはいえ採用されれば案件が途切れにくいのは大きな魅力です。興味のある方は、ぜひチャレンジしてみてください。

<主なオンラインアシスタント>

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フジ子さんでは在宅で仕事を担当していただける方を募集中です

画像:フジ子さん

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はじめは研修や先輩ワーカーさんのサポートを通じて業務に慣れていただき、一定のレベルに達すると本格的にクライアントワークへ移ります。また、ほかのワーカーさんとチームを組むため、分からないことがあればフォローしあえます。もちろん、プライベートの急用にも柔軟に対応可能です。

さまざまな分野の案件があるので、得意な分野がひとつでもあればエントリーできます。バックオフィス系のスキルや経験がある方は、ぜひ採用情報を読んでみてください。

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まとめ

在宅ワークには翻訳やエンジニアなど実務経験が求められる案件もありますが、データ入力や文字起こしのように、スキルがない状態でもOKな案件も多く存在します。

もし「在宅ワークができるようなスキルはない」と不安に思っているなら、自分の得意なこと・趣味を洗い出してみると、どれかが仕事につながるかもしれません。未経験OKと明記している案件も多いので、初心者向け案件から徐々にスキルを磨いていきましょう。

ぜひ本記事を参考に、自分に合った案件を見つけてください。