魅力的な営業資料やプレゼン資料を作りたいと思っても「時間が足りない…。」「パワーポイントのデザインが苦手…」と悩んでいませんか?
そこで便利なのが資料作成代行サービスです。プロに頼めばデザイン性や説得力の高い資料を短時間で作成できます。
とは言っても「料金の相場はどれくらい?」「どこに依頼すればいい?」と迷うことも多いでしょう。
そこで本記事では、資料作成代行のおすすめサービス9選を紹介し、料金相場・依頼できる内容・選び方のポイントまで詳しく解説します。
自社に最適な資料作成代行サービスを選ぶための参考にしてください。
目次
資料作成代行とは?
資料作成代行とは、プレゼン資料や営業資料、提案書といった作成を外部に委託できるサービスです。
「資料作成に時間が取れない」「デザインに自信がない」といった課題を解決して、目的に合ったわかりやすく魅力的な資料をプロが仕上げてくれます。
最近では、社内リソース不足の解消や、成果につながる資料作りを目的として利用する企業が増えています。
資料作成代行を利用するメリット
資料作成代行を利用する最大のメリットは、プロのクオリティと作業効率の両立です。
主なメリットは以下の通りです。
- 時間を有効活用できる
- 資料の質が上がる
- 短納期対応が可能
一方で、外注費がかかる・自社でのノウハウの蓄積が難しいといった注意点もあります。
メリット・デメリットの詳しい内容については、以下の記事で詳しく解説しています。
【関連記事】
パワーポイント作成代行とは?費用、内容、外注業者選びのポイントも全て網羅的に解説
資料作成代行で依頼できる主な業務
資料作成代行サービスで対応できる業務範囲は幅広く、以下のような種類があります。
| 資料の種類 | 依頼できる内容 |
|---|---|
| 営業・提案資料 | 商談やプレゼンで提案内容をわかりやすく伝えるための資料作成 |
| 企画書 | 新規事業やプロジェクトの概要を整理して、説得力のある構成で作成すること |
| セミナー・研修資料 | 受講者に理解しやすいレイアウトとデザインで資料を作成すること |
| パワーポイント資料 | スライド形式で作成する資料全般(営業・企画など) |
| 既存資料のブラッシュアップ | デザインや構成を見直して、視覚的に訴求力のある資料に改善すること |
また、構成設計・デザイン・文章作成・データ整形といった、資料の完成までのプロセス全体をサポートしてくれるサービスもあります。
依頼先の種類と料金相場
資料作成代行は、法人向けの専門業者から個人のフリーランスまで、依頼先によって特徴や料金が異なります。
以下の表では、主要な依頼先タイプを比較しました。
| 依頼先 | 特徴 | 料金相場 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 資料作成専門業者 | プレゼン資料や営業資料に特化実績が豊富 | 1ページあたり数千円~2万円程度 | 依頼内容によっては追加料金あり |
| オンラインのアシスタントサービス | 資料作成+事務作業も可能比較的低コストで依頼できる | 時間単価制が多い(数千円/時~) | 資料作成に特化したサービスではないため、事前に要相談 |
| 個人(フリーランス・副業) | クラウドソーシング経由で依頼可能法人と比較して安価 | 1ページあたり数千円 | 納期や修正対応については事前に要確認 |
デザインやクオリティを最優先にするなら専門業者、幅広い業務をまとめて依頼したいならオンラインのアシスタントサービスがおすすめです。個人への依頼は低コストで柔軟に対応してもらえることが多いですが、大量の資料作成や細かい修正は対応が難しい場合があります。
依頼する内容や求める成果に応じて、最適な依頼先を選びましょう。
資料作成代行会社のおすすめ:コスパが高い
資料作成代行を依頼する条件として、コスパの高さを重視する方は多いでしょう。
ここでは、コスパもクオリティも高いおすすめの会社を紹介します。
フジ子さん

出典:フジ子さん公式サイト
当ブログを運営する「フジ子さん」は、高い実務能力を持つオンラインアシスタントサービスを提供しています。利用ユーザー様の満足度が高く、累計ユーザー数は2,000件以上です。
当社ではパワーポイントを使った資料作成や経理、人事における入社・退社手続き・webサイト運用、事務など幅広い業務に対応可能です。
さまざまな業務に対し、スキルの高い優秀なアシスタントが担当するので、安心して依頼できます。
しかも利用料金が圧倒的にリーズナブル。例えば月30時間実働のプランだと、相場が12~15万円/月なのに対し、フジ子さんなら88,500円(税別)で利用可能です。※2025年4月1日より新価格。
各プランと料金は以下のとおりです。

*10時間単位で利用可能。
すぐやる

出典:すぐやる公式サイト
パワーポイント資料の作成やブラッシュアップはもちろん、Excel業務や名刺デザインなど幅広く対応しています。
以下のような悩みを抱えている方におすすめです。
- プレゼン資料をもっと見やすく・かっこよくしたい
- 明日の会議までに資料を仕上げたい
- 業務が立て込んで、資料作成に時間を割けない
- 夜間でも急ぎで対応してほしい
特徴は、最短即日の短納期に加えて、LINEでスピーディーにやり取りできる点です。夜間は深夜2時まで対応しているため、急ぎの案件があっても安心。納期に余裕があれば費用を抑えられる料金体系で、単発依頼にも柔軟に応じてもらえます。
【料金案内】
| 依頼内容 | 種別・納期・平均費用 |
|---|---|
| ワード(Word)資料の作成 | 企画書4枚・1週間:約15,000円企画書4枚・翌日:約32,000円 |
| パワーポイント資料の作成 | 資料作成10ページ・翌日:約100,000円資料作成10ページ・1週間:約35,000円 |
| チラシ・ポスター・パンフレット | チラシ片面・翌日:約26,000円ポスター片面・1週間:約16,000円パンフレット/A3/二つ折り・1週間:約45,000円 |
※上記価格はすべて税別
「必要なときに、必要な分だけ」依頼できる利便性が魅力のサービスです。
AIツタワル

出典:AIツタワル公式サイト
「AIツタワル」は、AIとデザインを組み合わせた資料作成代行サービスです。プレゼン資料や営業資料、ホワイトペーパー、採用資料、IR資料など、幅広い用途に対応。単なる資料作成代行ではなく「成果につながる資料設計」を重視している点が特徴です。
サービスの強みは以下の通りです。
- 戦略設計・シナリオ設計まで踏み込んだ資料制作
- 多言語対応が可能
納品後のデータ解析・アフターコンサルティングまでサポート料金は1ページ1万円で制作となりますが、依頼内容や資料の種類によって変動します。
※詳細は要見積もり
資料作成代行会社のおすすめ:実績が豊富
次に、実績が豊富な資料作成代行会社を紹介します。
okunote

出典:okunote公式サイト
「okunote」は、東京都港区に本社を構える資料作成代行会社です。パワーポイントの資料作成をメインに、資料作成研修プログラムやデータ分析ツールの導入サポート事業も展開しています。
資料作成では年間売り上げ50%アップや、5億円規模の案件受注など実績も豊富。「提案の確度を上げたい」「経験のない分野で成果を出したい」という方におすすめの会社です。
優秀なコンサルタントがヒアリングを行うことで課題と目的を明確にし、”読み手の意思決定や行動を促す”パワーポイント資料を作成してくれます。
オーダーメイドの資料作成代行サービスなので、料金は問い合わせ後に算出する流れです。
ドキュメントプラス

「ドキュメントプラス」は、設立10年で顧客数1,000社を突破した実績を持つ資料作成代行会社です。
「Microsoft Office Specialist (Powerpoint)」資格を取得した専任の担当者が直接ヒアリングを担当し、納得がいくまで何度も修正対応してくれます。
料金プランは1つしかありませんので、迷うことなく依頼できます。
【料金案内】
| 基本料金 | 1〜10ページ:無料11ページ〜5,000円 |
| 制作料金(ページ数) | 1〜10ページ:3,500円×ページ数11〜20ページ:3,250円×ページ数21ページ〜:3,000円×ページ数 |
| 修正 | 無制限 |
※上記金額はすべて税別
依頼した分だけ料金がかかるシステムで、修正は無制限無料。クオリティを求めつつ費用を抑えられます。
バーチャルプランナー

「バーチャルプランナー」は、累計1,000社以上、上場企業200社超の支援実績を持つ、ビジネス資料作成に特化したプロフェッショナル集団です。創業9年で3,000部以上の資料作成を手掛け、豊富な経験に基づいたビジネス理解力と企画構成力で、効果的な資料を提供してくれます。
依頼できる資料は、プレゼン・営業・提案書・事業計画書・媒体資料・講演資料・採用説明会資料・投資家向けのIR資料など多岐に渡ります。
パワーポイントデザインの専門チームが在籍し、特急料金なしでスピーディーな対応が可能です。
【料金案内】
| コンサルティングプラン( | 企画構成:50,000円~ページデザイン:15,000円/1ページ |
| デザインプラン | ページデザイン:15,000円/1ページ |
| オプションメニュー | テンプレートデザイン50,000円〜画像素材手配:10,000円~グラフ制作5,000円/点~ など |
※上記金額はすべて税別
最低発注額は、新規取引先が30万円、既存取引先が20万円(税別)となるため、ボリュームのある資料作成を依頼したい企業におすすめできます。
資料作成代行会社のおすすめ:パワーポイントに強い
自社では制作できない最高クオリティの資料作成を求める方は、パワーポイントに強い会社がおすすめです。
アニメーションや動画制作、ナレーションなどのオプションサービスで、より魅力的な資料作りを依頼できます。
DDpartners

「DDpartners」は、東京都にオフィスを構える合同会社ソフィアメリオが運営する資料作成代行サービスです。
営業資料、企画書、提案書、決算報告書、事業計画書、プレゼン資料、セミナー資料などさまざまな資料作成を行っています。洗練されたデザインと優れた構成力で、成果につながる資料を作成すると評判の会社です。
最短翌日の納品が可能で、最低発注数の制限もなく、依頼に応じて柔軟に対応してくれます。初稿提出後は、無料で2回まで修正してもらえるので安心です。
【料金案内】
| デザインプラン | ヒアリングプラン | |
|---|---|---|
| 基本料金 | 10,000円/1資料 | 30,000円/1資料 |
| ページ制作費 | 5,000円/1ページ | 12,000円/1ページ |
| 内容 | ページデザイン制作オリジナルテンプレート制作文章のリライト有料画像素材の使用 | ページデザイン制作オリジナルテンプレート制作文章のリライト有料画像素材の使用文字起こし構成作成 |
※公式サイトに税込・税別の記載なし
上記以外にオプションでアニメーションやBGM、効果音、ナレーション設定なども可能です。パワーポイントを使用した、本格的な資料作成を依頼したい方は相談してみましょう。
パワポデザイナー

「パワポデザイナー」は、オンラインセミナーや会議用に魅力的な資料を作成したい方におすすめの会社です。ビジュアルメインで端的にわかりやすい資料や、アニメーションを活用した惹きつけるような資料作成を得意としています。
パワーポイントでアニメーション設定した資料から動画データの作成も可能です。YouTubeチャンネルのコンテンツや、HPでの解説用動画として活用できます。
【料金案内】
| スタンダードプラン | アドバンスドプラン | プレミアムプラン | |
|---|---|---|---|
| 料金 | 50,000円~ | 120,000円~(~10ページまでの料金) | 240,000円~(~10ページまでの料金) |
| 内容 | 修正2回ヘッダー・フッター背景グラフ調整・作成フォント調整図案作成 | 修正5回ヘッダー・フッター背景グラフ調整・作成フォント調整図案作成スライドショーアニメーション音声組み込み(支給素材)データ落とし込み | ヘッダー・フッター背景グラフ調整・作成フォント調整図案作成スライドショーアニメーション音声組み込み(支給素材)データ落とし込みイラスト描き起こし動画・LP・構成制作 |
※公式サイトに税込・税別の記載なし
依頼はメールや電話の他、HPからの自動見積もりも可能なので、気軽に依頼できるでしょう。成果の上がる資料を作成したい方におすすめです。
プレゼンエージェント

「プレゼンエージェント」は、資料作成代行では珍しい定額制を取り入れている会社です。運営会社は、東京都渋谷区にあるconceptmart合同会社で、WEBマーケティングサービスやプレゼン支援サービスを提供しています。
定額制なので、図やグラフなどを追加する際も追加料金がかかりません。PowerPointデータを納品してもらえるため、文字や色を好きなように変更できます。
【料金案内】
| デザインプラン(既存資料のアップデート) | 156,000円~/12ページ~ |
| コンサルプロ(こだわりを反映したデザイン) | ディレクション費:240,000円ページ制作費:11,000円/1ページ |
| 企画構成プラン(原稿の作成から依頼) | 企画構成費:520,000円ページ制作費:9,000円/1ページ |
※上記金額はすべて税別
機密性の高い資料にも対応しており、秘密保持契約等が必要な資料作成も、厳重なセキュリティ対策のもとで管理されるので安心です。
資料作成代行会社│サービス選びのポイント
資料作成代行会社を利用したいと思っても、どのような基準で選んだらいいか困ってしまう方もいるでしょう。
そこでこの項では、サービス選びのポイントを3つ紹介します。
- 納期の早さ
- 修正回数と追加料金
- クオリティと料金のバランス
納期の早さ
まずは納期の早さをチェックしましょう。
資料作成代行の中には、即日納品OKや夜間対応可能な会社もあります。早ければ早いほどよいというわけではありませんが、資料作成を急いでいる方には重要なポイントです。
特に初稿の早さは大切です。資料作成は「初稿→修正→最終納品」という流れになるため、初稿が遅れると全体のスケジュールにも影響します。
【確認ポイント】
- 初稿の納品予定日はいつか
- 納期短縮オプションの有無と追加料金
- 即日・特急対応が可能か
なお、修正を重ねると、思ったより時間がかかることも多いため注意しましょう。
万が一納期に時間がかかりすぎると、商品をアピールするベストな時期を逃したり、オンラインセミナーの開催日に間に合わなかったりと、顧客獲得の機会を失うことになりかねません。
納期の早さは重要なポイントですから、初稿はいつになるか必ず確認しておきましょう。
修正回数
次に、修正回数も確認しておくべきポイントです。
依頼時にいくら密にヒアリングをしても、こちら側の意図がすべて伝わるわけではありません。必ず修正してもらいたい箇所が出てきます。
そんなとき事前に修正回数を確認しておかなければ、納得できない資料のまま納品になる可能性もあります。もしくは、修正に追加料金がかかる場合もあるでしょう。
【確認ポイント】
- 無料修正の回数
- 修正1回ごとの追加料金
- デザイン変更や大幅修正の条件
不安な方は修正が無制限で無料の代行会社を選ぶと安心です。
クオリティに見合った料金
資料作成を外注する際、クオリティに見合った料金かどうかもチェックしておきましょう。
料金の安さだけで選ぶと、クオリティが低く成果につながらないという失敗例があります。一方で、料金が高すぎても予算オーバーになりやすいので、過去のデザイン事例や実績を必ず確認しておきましょう。。
【確認ポイント】
- 過去の実績やサンプル
- 同業界での制作経験があるか
- ページ単価・総額と見合うクオリティか
まとめ
本記事では、おすすめの資料作成代行会社とサービスの選び方を紹介しました。
クオリティの高い資料作りは時間と手間がかかります。とはいえ、顧客獲得やクロージングは、ビジネスの要となる部分ですから手を抜けません。
社内で作成できる体制が整っていない場合や、作業に時間を割けない方は、ぜひ資料作成代行を取り入れてみましょう。資料作成のプロがきっと力になってくれるはずです。
この記事を参考に、あなたに最適な代行会社を選んでみてください。
















