深刻。人手が足りない。 人手不足の原因と解消する方法

人手が足りなくて、仕事が片付かない…。

募集をしても応募が来ない、採用してもすぐ辞めてしまう…このような状況は働いている側にとって本当に苦しいものです。

人手が足りないと、どうしても従業員への負担が重くなります。

お客様から受注はあるのに受けられないという事態に陥る事もありますし、人手が足りない事は企業にとって深刻な問題です。

ここでは人手が足りない理由、人手が足りない時に職場改善の為に取り組むべき事を掘り下げて行きます。

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人手不足が深刻な原因・理由

深刻な問題になっている人手不足。
どのような原因があるのでしょうか、詳しく見ていきましょう。

労働人口の減少

労働人口減少のベースにあるのが、長年に亘る出生率の低下と人口の高齢化です。

(厚生労働省調べ・予測)

男性労働者数:2017年~2040年の間に711万人減少
女性労働者数:2017年~2040年の間に575万人減少

このような労働人口減少への対策として、ひとり一人の生産性を上げる事が重要になっています。

(参考)
【総務省】我が国の経済成長における課題
我が国の人口の推移

2010年には8103万人だった生産年齢人口(15~64歳)は2030年には6773万人に減少しています。

20年で16%も生産年齢人口が減少しています。

2010年~2040年では28.6%減少する事が予想されています。

急激とも言える労働人口減少に企業でも対策が必須となるのではないでしょうか。

企業・応募者のミスマッチによる離職

採用になっても、すぐに辞めてしまい定着しなければ、人手が足りず苦労する現状は変わりませんよね。

離職する原因の一つに求職者側と求人側の意向が一致しない『企業・求職者のミスマッチ』の問題があります。

ミスマッチにも様々なパターンがあります。

●採用に至らない…企業側が提示している条件が求職者のニーズと合致しない為、求職者が集まらない。

●早期離職を招くケース…仕事内容や条件が事前に聞いていた事と違っていた、求職者の特性と社風や組織の特徴が一致しなかった。

求職者が集まらない事は深刻です。
しかし早期離職は人件費もかかる為、企業側にとって最も招きたくない結果です。

参考資料:マイナビニュース若者が離職する理由

上記のグラフを見ると、1番多い理由は『仕事が自分に合わなかった為

この理由に対し、社会経験豊富な方は『自分にピッタリはまる仕事なんて早々あるわけないだろ!』と言いたくなるかもしれません。

しかし、自分に合わない仕事や環境にいる事は、誰でも苦痛を感じます。

現代の売り手市場は、このような求職者の気持ちに寄り添っていかなければ、人材定着は難しいのではないでしょうか。

1位『仕事が自分に合わない』2位『人間関係が良くなかった』3位『労働条件が良くなかった』この離職理由が上位です。

人材の流出を防ぐ為、『仕事が自分に合わなかった』という思っていたのと違う、ミスマッチを防ぐ事が大切です。

●採用前にあえて自社の弱さ・弱点をさらけ出しミスマッチを防ぐ。
(例)忙しさにバラつきがあって〇月は残業が多くなります、その為〇月は毎日の様に終電に帰る事になります。

●辞める理由より、残る理由を強める環境作りをする。
(例)仕事は不規則できついが、上司や周りのスタッフに恵まれている。

受け入れる側の体制作りを工夫し、人材の流出を防ぎましょう。

有効求人倍率の上昇

空前の売り手市場と呼ばれる様に求職者より求人の方が多くなっています。

【厚生労働省】完全失業率と有効求人倍率の推移

完全失業率は減少し、反比例するように有効求人倍率が高まっています。

自然に求職者が仕事を選べる立場となり、不人気業種や、給与面などが低い所は淘汰されていきます。
人気のある大手企業などに比べて中小企業は不利となり求人が集まりにくく、人手不足になりやすい現状があります。

人材不足のダメージを軽減する為にも人事制度の見直しをしてみてはいかがでしょうか。

●勤務管理をして長時間労働を防ぐ。
●完全週休2日制を導入するなど、休暇制度を充実させる。
●福利厚生の充実
●賃金の見直し

改善が出来る所から見直してみてはいかがでしょうか。

人手不足を解消する方法

人手が足りない時にやるべき事、出来る事はなんでしょうか。
以下の事から実践していきましょう。

生産性の向上

生産性とは、投入した生産要素に対してどれだけ付加価値を生み出せたかを表すものです。

生産性を上げるには業務改善による生産性向上が必要です。

●現状を分析し、明らかにして関係者に見える形でフィードバックします。
●取り組むべき課題に対する認識を全員の共有のものとし、改善策を全員で考えていきます。
●ムリ・ムダの削減と効率化を意識した施策検討をします。
●実行する際は成果を見える形で検証し、業務改善の活動に勢いをつけて、モチベーションを下げない事が大切です。

もう取り入れているかもしれませんが、定期的に行う事も大切です。

残業を減らし休日出勤がないように配慮する

働いている全ての人が仕事だけの生活に追われるのではなく『趣味・学習・休暇・家族との時間』に関わる時間を十分に確保し、仕事と生活の両方を充実出来るよう残業を減らすなどの取り組みが必要でしょう。

過度な労働が続くとストレスを抱えて、健康を害し求職や離職に繋がるケースもあります。

現代の若者は仕事中心という考え方ではなく、プライベートも充実させたいと考える傾向が強い為、残業が少ない・完全週休2日制などの企業に魅力を感じるのではないでしょうか。

参考資料:公益財団法人日本生産性本部(平成30年度新入社員・働く事の意識調査)

働く事の意識調査では『働き方は人並で十分61.6%』、『好んで苦労する事は無い34.1%』と過去最高を更新しています。

このようなワークライフバランスへの配慮は人材流出を防ぐ為にも必要です。

ノンコア業務を外注にしてみる

業務プロセスの洗い出しをして、コア・ノンコア業務に分けてみましょう。

ノンコア業務を外注にアウトソーシングする事で、社内で注力すべきコア業務に集中出来ます。

外注依頼であれば、仕事量に応じてコストがかかる為、社内で社員を増員するよりも低コストで業務を遂行出来ます。

人手不足解消はオンラインアシスタントがおすすめ

低コストで導入でき、人手不足解消に役立つサービスとして便利なのが、オンラインアシスタントです。

外注だと個人で請け負っている所や仲介ツールなど様々な方法があります。

その中でも低コストで活用出来るのがオンラインアシスタントです。

オンラインアシスタントとはインターネットを活用し、クライアントの業務をアシスタントしてくれるサービスです。

メリットデメリット

メリット デメリット
●低コスト・ハイパフォーマンス。 ●業者の選定を誤ると業務効率の向上に繋がらない。
●固定費がかからず、必要な業務を依頼出来る。 ●オンラインなので連絡や報告にタイムラグが生じる。
●きちんと業者を選定すれば、専門のプロが対応してくれる。

オンラインアシスタントの業者は沢山あるので、迷ってしまうかもしれませんが、無料や低料金でお試しが出来る業者がおすすめです。合う・合わない等も含めて一度試してから検討してみてはいかがでしょうか。まとめ人手が足りない理由には、労働人口減少、求人と求職者のミスマッチ、有効求人倍率の上昇などの要因がありました。早期退職を防ぐ為の対策や、勤務管理などを企業全体で取り組みましょう。深刻な現状ではありますが生産性の向上の為の取り組みをする、ノンコア業務を外注活用してみるなどを改善に取り入れてみてはいかがでしょうか。