メルカリの代行サービスは規約違反!代わりにおすすめのプラットフォームは??

「メルカリで代行サービスを利用して出品したい」と考えている方はこの記事を最後まで読んでください。結論から申し上げると、メルカリでは第三者による商品の出品を禁止しています。

とはいえ、事業規模が大きくなってくると、出品から梱包・発送とすべての工数をこなすのはかなりの労力と時間が必要です。発送が遅くなると評価が落ちてしまい、運営に影響も出てしまいかねません。

2020年6月、メルカリでは梱包代行サービスの実証実験を開始しており、一部の作業を省ける可能性もありますが、先は読めない状況です。そこで本記事では、事業を円滑に行うのにおすすめのプラットフォームをご紹介。

メルカリ以外なら活用できるおすすめのサービスもご紹介していくので、今後の運営のご参考にしてください。

メルカリの代行サービスは規約違反!

メルカリの代行サービスは規約違反です。

公式サイトの禁止されている行為にて「出品者とは別の第三者の商品を代理で出品すること」と明記されています。もし代行サービスを利用して出品していることがバレたら、アカウントが削除され利用できなくなります。

メルカリに限らず、利用するプラットフォームのルールは必ず守りましょう。

メルカリ公式が梱包代行サービスの実証実験を開始

メルカリでは、2020年6月15日より梱包代行サービスの実証実験を開始しました。

「商品を売りたいけれど梱包が面倒」
「きちんと梱包できているか不安」

という出品者の声に答えたもので、梱包〜発送までを代行します。手順は、

・売れた商品をヤマト運輸営業所に持ち込み、スタッフに「梱包代行」と伝える。
・その場でスタッフが梱包作業を代行。配送サイズ確認・送り状発行をする。
・そのままヤマト運輸にあずけて発送完了

です。

梱包の手間は省けますが、ヤマト運輸の営業時間内に商品を持ち込まなければいけないので、メリット・デメリット含めて今後どのようになるのかは分かりません。

大口出品ならメルカリではなくココがおすすめ!

大口の出品なら、メルカリ以外のプラットフォームを検討してみるのも手です。おすすめの4社をご紹介していきますので、参考にしてください。

ヤフオク

画像:ヤフオク!公式サイト

「ヤフオク!」は、日本で最も有名なオークションサイト。Yahoo!JAPANが運営するサービスで、Yahoo!ショッピングに匹敵する規模を誇ります。

オークション制なので出品方法や価格設定など勝手が違う部分はありますが、ユーザーが多く取引が活発です。出品にかかる手数料は0円ですが、自動車・オートバイのカテゴリーで一部出品手数料がかかるものも。

落札された場合に、落札額の10%がシステム利用料として差し引かれます。Yahoo!プレミア
ム会員であれば、8.8%と割引があります。

タバコや医薬品など出品禁止商品があるので、規約を確認してから出品しましょう。

Yahoo!ショッピング

画像:Yahoo!ショッピング公式サイト

「Yahoo!ショッピング」は、店舗数が多く競争が激しいものの、出店に際して費用がおさえられるのが最大の魅力

初期費用・月額固定費・売上ロイヤリティが無料です。費用としては売上やキャンペーンに応じたポイント原資がかかります。

メルカリでは「出品」ですが、こちらでは「出店」となるので審査が行われます。個人で行う場合、開業届の写しを提出しなければいけないので、準備に少々時間がかかります。

取り扱えない商品もあるので、ガイドラインを確認してから出品を行ってください。

Amazonマーケットプレイス

画像:Amazonマーケットプレイス公式サイト

「Amazonマーケットプレイス」は、国内ユーザーが5,000万人を超える大手プラットフォームです。

こちらは、「出店」ではなく「出品」となり比較的審査がゆるいので利用する事業者が多いのが特徴です。ただ、商品登録であるがゆえに、価格競争が起きやすいのが難点

費用は、販売の規模により大口・小口に分けられます。

・大口:月額4,900円
・小口:基本成約料100円/品

商品のジャンルによっては商品代金総額の8〜15%販売手数料がかかります。

楽天

画像:楽天公式サイト

「楽天」は、国内最大のECプラットフォーム。各種キャンペーンを頻繁に開催しており、集客力が強いです。

出店の審査は厳しいものの、クリアすれば各店舗に担当者がついて運営をサポートしてくれます。費用は小規模〜大規模向けにプランが分かれています。

月商140万円以上を目指すスタンダードプランでは、商品登録数20,000点までで月額50,000円と販売額の2〜4.5%がかかります。一番安いプランでも月額19,500円がかかるので、ある程度、事業方針を固めている方向けのプラットフォームです。

代行はメルカリ以外で活用しよう│おすすめのサービス

ご紹介してきたプラットフォームで出品・出店するなら、代行サービスの利用が可能です。

代行を活用して商品を販売したいなら、メルカリ以外で行いましょう。

QUICK DO

画像:QUICK DO公式サイト

「QUICK DO」は、オークションに特化した代行サービス会社です。ヤフオク!で数十万点の出品実績とノウハウがあります。業界最安値の費用でサービスを提供するヤフオク!公認の会社です。

オークションで万が一落札されなければ、手数料や送料など費用が一切発生しないので、ノーリスクで利用できます。費用は落札価格と代行する内容により異なります。

出品価格やコメントなど丸投げする初心者向けのコースの場合、落札価格が3,000〜4,999円なら41%、300,000以上だと11%というように落札価格が高いほど手数料率が低くなる設定になっています。オークションで成果を上げたいなら、コチラがおすすめです。

Hameeコンサルティング株式会社

画像:Hameeコンサルティング株式会社公式サイト

「Hameeコンサルティング株式会社」は、EC運営のコンサルティング会社です。出店サポートから店舗運営のコンサルティングまでEC運営を幅広く支援してくれます。

1,000サイトを超えるデータに基づくコンサルティングにより9割以上のサイトが半年以上継続しているという高い実績があります。運営代行、運営コンサルティング、楽天SEO、Amazon出店などサービスは充実。

運営業務の一部だけの代行も可能です。契約は1ヶ月単位でお試しで利用もしやすいので、一度ご相談してみては。

フジ子さん

画像:フジ子さん公式サイト

「フジ子さん」は、企業のバックオフィス業務をサポートするオンラインアシスタント会社で、運営代行業務も行っています。

アシスタントは高い専門性をもった経験豊かな人材を採用。実績のある人材に代行をお任せできます。

料金は最低月額6.27万円(月20時間)〜利用可能。※2023/11/1より新価格。1週間の無料トライアル期間もあるので、使用感を試してみてはいかがでしょうか。

まとめ

本記事では、メルカリの代行禁止について、代行サービス活用可能なプラットフォーム、おすすめの代行サービス業者について解説してきました。

事業が大きくなっていくと、代行を活用しなければ運営が厳しくなります。メルカリで禁止されている行為なのであれば、別のプラットフォームに場所を移して運営していくのが懸命です。

事業規模により必要なサポートが異なるので、自社に合う代行業者を見つけてください!