人材不足が深刻な企業・業界はどこ?現状・課題・解消する方法を徹底解説!

人材不足で悩んではいませんか?

実は近年、多くの企業や業界で人材不足が深刻化しています。生産性の低下や社員の長時間労働といった問題・課題が発生する事態となっているのです。

しかし人材不足は、働く環境の見直しやアウトソーシングなど、企業ごとにできる努力次第で解決できます。

人材不足が解消されると、企業の生産性や収益がアップするのはもちろん、労働時間を短縮したり、やるべき業務に集中できるようにしたりと、社員のモチベーション向上にも繋がります。

そこで今回は、人材不足が深刻化している現状をお伝えした上で、課題や解決方法について解説していきます。

人材不足とは?深刻な現状と問題


昨今、多くの企業が人材不足に悩まされています。「日本商工会議所」が実施した2019年の調査を参考に、現状を確認してみましょう。


出典:日本商工会議所/人手不足等への対応に関する調査結果概要

上のグラフは、中小企業4,125社を対象に実施した「人員の過不足状況」の結果です。

2015年の時点では、人材不足と感じている企業は50.3%でしたが、年々その割合が増えていき、2019年には66.4%の企業が人材不足だと回答しているのです

日本では現在、少子高齢化も深刻となっていることから、労働者人口の低下も進んでいます。つまり、人材不足は今後さらに深刻化するとみられるわけで、だからこそ、早めの対策が必要です。

人材不足に悩む企業・業界とは?


ここでは、人材不足が特に深刻な宿泊・飲食業界と介護・看護業界の状況を解説していきます。

宿泊・飲食業界

数ある業界の中でも、特に人材不足が深刻となっているのが宿泊・飲食業界です。

農林水産省の調査によると、宿泊・飲食業界は製造業や小売業の約2倍も人手不足となっています(*)。

この原因の1つとして考えられるのが、離職率の高さです。2014年の3年以内離職率は、全産業の平均が32.2%なのに対して、宿泊・飲食業界では50.2%と、2人に1人は離職している計算となります(*)。

離職理由の原因としては、出産・育児が15%以上を占めていて(*)、女性の働き手が多いことが背景として考えられます。

また宿泊・飲食業界は、

「労働に見合った正当な対価が得られない」

といった印象も強いのが実情です。

このイメージを変えるために働く環境を見直したり、女性が産休・育休後に復職しやすい環境を作ったりするのが、人材不足解消のカギになるでしょう。

*:農林水産省/外食・中食産業における働き方の現状と課題について

介護・看護業界

次に人材不足が深刻化しているのが、介護・看護業界です。

前の項目で登場した「日本商工会議所」の2019年の調査では、介護・看護業界の79.2%が人材不足を感じているという結果でした。


出典:日本商工会議所/人手不足等への対応に関する調査結果概要

さらに、このまま新規の人材獲得ができないでいると、定年などで退職する人ばかりが増加。2025年には、約55万人の人材が不足するとの見込みまで発表されているのです(*)。

やはり介護・看護業界は、

「肉体労働だから仕事がキツイ」
「夜勤もあるので昼夜逆転の生活になってしまう」

といった印象が強く、このイメージを払拭できるかどうかが、人材不足解消のカギとなっているようですね。

*:厚生労働省/福祉・介護人材の確保に向けた取り組みについて

人材不足の課題


飲食や介護業界でなくとも深刻な問題となっている人材不足。課題として挙げられるのは、以下のとおりです。

  • 高齢者の雇用や中途採用の促進
  • 就職氷河期世代の支援プログラム

高齢者の雇用や中途採用の促進

1つ目の課題は、高齢者の雇用や中途採用の促進です。

そもそも現在の日本は、新卒採用にこだわりがあります。実際、世に出ている求人の多くは新卒向けとなっています。そのため高齢者が再就職しようとしても、なかなか難しいのが実情です。

高齢者でなくても、中途採用の求人数が少なく、転職や再就職が難しい傾向にあります。

これらの現状が、各企業の人材不足を悪化させていると考えられるのです。よって課題としては、日本特有の新卒採用へのこだわりをなくして、どの世代の人でも平等に就職ができる環境を作ることが挙げられます。

就職氷河期世代の支援プログラム

2つ目の課題は、就職氷河期世代の支援です。

就職氷河期と呼ばれた時期に就活をして、結局は正規雇用で働くことが叶わず、現在も不安定な働き方をする方や、様々な事情で就職をしていない方が大勢います。これも新卒採用ばかりに偏った、日本の就活事情が作り出した問題といえるでしょう。

このように就職先がなくて悩んでいる人々と、人材不足で悩んでいる企業を繋げる手段として、就職氷河期世代を支援するプログラムの推進が、課題として挙げられているのです。

今後は都道府県と企業が連携して新たな枠組みを作り、支援の実施を進めていくことが大切となるでしょう。

人材不足を解消させる方法


次に、人材不足を解消する方法を3つ解説します。

  • 働きやすい環境作り
  • 外国人労働者の採用
  • アウトソーシングする

働きやすい環境作り

人材不足を解消する方法の1つ目は、働きやすい環境作りです。

そもそも人材不足で悩んでいる企業の多くが、長時間労働や福利厚生の不足、低賃金といった問題を抱えています。これでは、働きたいと思う人が少なくても仕方ないでしょう。

そこで以下のような対策を打ち立てて、求職者に働きたいと思ってもらうのです。

  • 社員の給与・休暇といった待遇面の見直し
  • 長時間労働の防止
  • キャリアアップが目指せる評価制度の導入
  • 福利厚生の充実

このように、現在働いている従業員を大切にする取り組みや労働環境は、求職者にとっても魅力的な企業に映ります。人材不足を解消するためにも、働きやすい環境作りは重要です。

外国人労働者の採用

人材不足を解消する方法の2つ目は、外国人労働者の採用です。

近年は日本に興味を持つ外国人も増えてきましたよね。中には、日本で就職したいと考える方もいるので、そのような外国人を採用すれば、人材不足の解消ができます。

実際、製造業のように日本語をあまり必要としない業界では、技能実習生として労働している外国人が多くなっているのです。

そもそも異国で働きたいと考える方は、言葉の壁などものともしない、意欲や向上心が高い方なので、積極的に採用してみれば大きな戦力になる可能性を秘めています。

ただし、日本語が堪能ではない人も多いので、コミュニケーションの場が多い業種では不向きの対策です。そのような業界では、次で紹介するアウトソーシングを検討してみましょう。

アウトソーシングする

人材不足を解消する方法の3つ目は、アウトソーシングすることです。

アウトソーシングとは外部委託を意味し、従来なら組織内部で行っていた作業を外部に委託して人材不足をカバーしたり、コア業務の効率化を図ったりする経営手法の一種となります。

採用活動をするよりも手間がかからない上に、コストを抑えられるので、効率よく人材不足を解消できます。

では、具体的にどのような業務を委託できるのでしょうか?ここではアウトソーシング業者の「フジ子さん」を例に見てみましょう。

経理 ・クラウドツールの導入サポート
・振込み、支払い代行
・記帳代行
・経費精算 など
秘書・総務 ・備品購入代行
・出張手配やお店の予約
・資料作成
・調べもの、リサーチ業務
・翻訳、英語メール対応 など
人事 ・給料計算
・求人広告の出稿と管理
・面接スケジュール調整
・入社、退職の手続き
・勤怠管理 など
Webサイト運用 ・Webページの編集
・SNSの運用代行
・ECサイトの運用代行
・クラウドソーシングの管理
・画像の加工、編集 など

このように、幅広い業務に対応してくれるのが分かります。アウトソーシング業者には専門知識の豊富なスタッフが数多く在籍しており、質の高い仕事をしてくれます。

ちなみにフジ子さんなら、時給2230円〜という低価格で依頼が可能です。※2023/11/1より新価格。

もしも低コストで質の高い業務を求めているなら、アウトソーシングの導入を検討してみてください。

フジ子さんについて詳しくはこちら


【関連記事】

アウトソーシングとは?メリット・デメリットや契約先の選び方【わかりやすく解説】

まとめ

今回は人材不足の現状や課題、おすすめの解消方法などを解説しました。

近年は、どの業界でも人材不足が進んでいて、中でも宿泊・飲食業界や介護・看護業界が深刻だと分かりました。

また、新卒採用に頼りすぎず、高齢者の採用や就職氷河期世代の採用などが課題に挙げられましたね。

各企業で行える解消法としては、働く環境を整える、外国人を採用する、アウトソーシングするといった方法があるので、人材不足でお悩みの企業は実施・導入を検討してみてください。