海外との取引や外国語コンテンツの制作などで、翻訳が必要になる場面は少なくありません。しかし、翻訳会社や個人の翻訳者、クラウドソーシングなど依頼先はさまざまで、料金や対応範囲、得意分野も異なります。
翻訳を依頼する際は、料金だけでなく、翻訳する文書の種類や専門性、納期、品質管理の体制なども確認することが大切です。
本記事では、翻訳を依頼する主な方法や料金相場、依頼の流れ、選び方、おすすめサービスを解説します。AI翻訳と人による翻訳の使い分けについても紹介するので、自社にあう依頼先を選ぶ際の参考にしてください。
目次
翻訳を依頼する主な方法

翻訳の依頼先には、翻訳会社や翻訳専門のオンラインサービス、クラウドソーシングなど複数の選択肢があります。それぞれ料金体系や対応範囲、得意とする案件が異なるため、翻訳する内容や求める品質、予算にあわせて選ぶことが大切です。
ここでは、翻訳を依頼する主な方法と、それぞれの特徴を解説します。
翻訳会社へ依頼する
翻訳会社は、企業から翻訳業務を請け負い、登録する翻訳者や社内スタッフが翻訳を行う事業者です。ビジネス文書から契約書、技術資料、Webサイトまで、幅広い分野に対応している会社があります。
専門分野に詳しい翻訳者を手配してもらえるほか、翻訳後に校正やネイティブチェックを実施するなど、品質管理の体制を整えている会社もあります。そのため、正確性や専門性を重視する文書、社外へ公開する資料などの翻訳に適しています。
一方、翻訳者へ直接依頼する場合と比べて、管理費や校正費などが含まれることで料金が高くなるケースもあります。
翻訳専門のオンラインサービスへ依頼する
翻訳専門のオンラインサービスは、Web上で原稿を送付し、見積もりから発注、納品までオンラインで完結できるサービスです。
原稿の文字数や言語を入力すると料金や納期の目安が表示されるサービスもあり、比較的手軽に翻訳を依頼できます。少量の文章や短納期の案件など、スピーディーに発注したい場合にも利用しやすい方法です。
ただし、対応できる専門分野や校正の有無、翻訳者の選定方法はサービスによって異なります。重要な文書を依頼する場合は、料金だけでなく品質管理の仕組みも確認しましょう。
クラウドソーシングで依頼する
クラウドソーシングでは、プラットフォームに登録しているフリーランスの翻訳者を募集し、条件にあう人へ直接依頼できます。
翻訳会社を介さないため、予算や納期について翻訳者と相談しやすく、案件に応じて柔軟に依頼できる点が特徴です。実績や評価、対応言語などを確認しながら依頼先を選べるサービスもあります。
一方、翻訳者によって経験や得意分野、品質に差があります。専門性の高い文書や重要な資料を依頼する場合は、過去の実績やスキルを十分に確認する必要があります。
個人の翻訳者へ依頼する
フリーランスとして活動する個人の翻訳者へ直接依頼する方法もあります。特定の業界や分野に詳しい翻訳者を見つけられれば、専門知識を生かした翻訳を依頼できます。
同じ翻訳者へ継続して依頼することで、用語や表現のルール、自社の商品・サービスへの理解が蓄積されやすい点もメリットです。
ただし、翻訳者の選定やスケジュール調整、品質確認などは依頼側で行う必要があります。また、案件の規模や納期によっては、一人で対応できない場合もあります。
オンライン秘書へ依頼する
オンライン秘書サービスの中には、外国語に対応できるスタッフが在籍し、翻訳業務を依頼できるサービスもあります。
翻訳だけでなく、英語でのメール対応や資料作成、データ入力などの周辺業務もまとめて任せられる点が特徴です。そのため、「海外向け資料を翻訳したうえで体裁を整えたい」「外国語でのメール対応まで依頼したい」といったケースに向いています。
ただし、対応できる言語や翻訳の専門分野はサービスによって異なります。法律や医療など、高度な専門性や資格が求められる翻訳については、対応範囲を事前に確認することが重要です。
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翻訳にはどのような種類がある?

翻訳する内容によって、求められる知識や表現、品質基準は異なります。依頼先を選ぶ際は、対応言語だけでなく、自社が翻訳したい分野の実績があるかを確認することが重要です。
ここでは、企業が翻訳を依頼することの多い主な分野について解説します。
一般的なビジネス文書
メールや社内資料、企画書、報告書など、日常的な業務で使用する文書の翻訳です。海外の取引先とのやり取りや、外国語を使用する従業員への情報共有など、幅広い場面で必要になります。
単に文章を直訳するだけでなく、相手との関係性や文書の目的にあわせた表現が求められます。社外向けの文書では、ビジネスに適した自然な言い回しになっているかも重要です。
Webサイト・商品ページ
企業サイトやECサイト、商品・サービス紹介ページなどを外国語に翻訳する方法です。海外のユーザーに情報を届ける場合は、Webサイト全体や必要なページのみを翻訳します。
Web向けの翻訳では、原文の意味を正確に伝えるだけでなく、ターゲットとなる国や地域で自然に受け入れられる表現も重要です。商品名やキャッチコピーなどは、文化や商習慣を考慮した調整が必要になる場合があります。
契約書・法務文書
契約書や利用規約、秘密保持契約書など、法務に関係する文書の翻訳です。一般的な文章と比べて専門用語が多く、表現のわずかな違いによって解釈が変わる可能性があります。
そのため、法務分野の知識や翻訳実績を持つ翻訳者への依頼が適しています。重要な契約に使用する場合は、翻訳後のチェック体制についても確認しておくとよいでしょう。
マニュアル・技術文書
製品マニュアルや取扱説明書、仕様書、技術資料などの翻訳です。製造業やITをはじめ、専門的な製品・サービスを海外で展開する際に必要となることがあります。
専門用語を正確に訳すことに加え、文書内で用語や表記を統一することも重要です。継続的に翻訳する場合は、用語集や表記ルールをあらかじめ共有しておくと品質をそろえやすくなります。
論文・研究資料
学術論文や研究報告書、学会発表用の資料などを翻訳する方法です。専門性が高いため、語学力だけでなく、研究分野に関する知識も求められます。
海外の学術誌への投稿などを目的とする場合は、翻訳に加えて英文校正やネイティブチェックが必要になるケースもあります。利用目的を伝えたうえで、該当分野の対応実績を確認することが大切です。
動画・字幕
企業紹介動画や商品説明動画、研修動画などの音声を翻訳し、字幕として表示する方法です。元の音声を書き起こしてから翻訳し、字幕用に文章を調整するケースもあります。
字幕では表示できる文字数や時間に制約があるため、原文をそのまま訳すのではなく、意味を保ちながら読みやすい長さに整える必要があります。字幕データの作成や動画への挿入まで依頼できるかは、サービスによって異なります。
証明書・公的書類
戸籍謄本や住民票、卒業証明書、各種申請書類など、公的な手続きに使用する書類の翻訳です。海外への申請や外国で発行された書類を国内で提出する際などに必要となります。
提出先によっては、翻訳証明書の添付や指定された形式での提出を求められることがあります。依頼前に提出先の要件を確認し、それに対応できる翻訳サービスを選ぶことが重要です。
翻訳を依頼する際の料金相場

翻訳の料金は、翻訳する言語や原稿量、専門性などによって変わります。同じ分量でも依頼内容によって金額に差が出るため、単価だけで判断せず、必要な作業まで含めて比較することが大切です。
ここでは、翻訳料金の決まり方や依頼内容ごとの相場を解説します。
翻訳料金の主な計算方法
翻訳料金は、主に原文の文字数やワード数に単価を掛けて算出します。日本語から外国語へ翻訳する場合は「1文字あたり」、英語などから日本語へ翻訳する場合は「1ワードあたり」で料金を設定するケースが一般的です。実際に、文字数またはワード数に設定単価を掛けて料金を算出するサービスがあります。
一方、証明書など定型的な書類では1通あたりの料金、オンライン秘書では作業時間に応じた月額プランなど、文字数以外で料金が決まる場合もあります。
料金体系が異なるため、比較する際は「文字・ワード単価」だけでなく、最低利用料金や基本料金、追加作業の料金まで確認するとよいでしょう。
翻訳料金に影響する主な要素
翻訳料金は、原稿量だけで決まるとは限りません。特に料金へ影響しやすいのは、以下の要素です。
- 翻訳する言語
- 原稿の文字数・ワード数
- 文書の専門性や難易度
- 希望する品質
- 納期
- 校正やネイティブチェックの有無
- 文字起こしやレイアウト調整などの追加作業
例えば、一般的な文章よりも専門知識が必要な文書の方が料金は高くなる傾向があります。また、同じ言語でも、標準的な翻訳と専門性・正確性を重視した翻訳では単価が異なります。公開料金でも、日本語から外国語への翻訳は1文字5円程度のプランから、言語や品質によって1文字18円程度まで幅があります。
英語・外国語の文章翻訳
一般的な文章翻訳は、日本語原文1文字あたり3円~18円程度が1つの目安です。
比較的簡易な英語翻訳では1文字3円程度から依頼できる例があり、オンライン翻訳では日本語から英語・中国語・韓国語などへの翻訳が1文字5円程度から設定されています。より高い品質を求めるプランや言語によっては、1文字9円~18円程度です。
例えば、日本語2,000文字を翻訳する場合、単純計算では6,000円~36,000円程度が目安です。ただし、専門性の高い内容や短納期の案件では料金が上がる場合があります。
契約書・証明書などの書類翻訳
戸籍謄本や卒業証明書などの定型的な証明書は、1通3,000円~5,000円程度で依頼できる例があります。
一方、契約書や法務文書は専門用語が多く、正確性も求められるため、証明書と同じ定額料金ではなく、文字数・ワード数や専門性をもとに個別見積もりとなるケースがあります。専門性の高い原稿は単価が上がる傾向があるため、一般的なビジネス文書より費用を多めに見込んでおくとよいでしょう。
また、公的機関へ提出する証明書では、翻訳証明書の発行などが必要になる場合があります。提出先の条件を確認したうえで見積もりを依頼することが重要です。
動画・字幕翻訳
動画・字幕翻訳は、簡易的な依頼で1件2,000円~3,000円程度から提供されている例があります。
ただし、動画翻訳では翻訳だけでなく、音声の文字起こし、タイムコードの設定、字幕用の文章調整、字幕データの作成、動画への字幕挿入などが必要になるケースがあります。実際に、文字起こしから字幕作成・編集まで一括して対応するサービスもあり、こうした作業を含む場合は個別見積もりが中心です。
そのため、動画の長さだけで料金を比較するのではなく、「翻訳のみ」「字幕データ作成まで」「動画への字幕挿入まで」など、依頼範囲をそろえて見積もりを比較しましょう。
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校正・ネイティブチェックなどで追加料金が発生するケース
翻訳後の校正やネイティブチェックは、基本料金に含まれているサービスと、オプションとして追加料金が発生するサービスがあります。
例えば、第三者による校正を翻訳料金に含めているサービスがある一方、より高いレベルの校正を追加サービスとして提供し、個別見積もりとしているケースもあります。
また、レイアウト調整や文字起こし、字幕編集などを追加すると、翻訳料金とは別に費用がかかる場合があります。見積もりを比較する際は、提示された料金にどこまでの作業が含まれているのかを確認しておくことが大切です。
翻訳を依頼する流れ

翻訳を依頼する際は、原稿を送るだけでなく、目的や納期、希望する品質などを事前に整理しておくことが大切です。必要な情報を明確に伝えることで、見積もりや翻訳作業が進みやすくなり、納品後の認識違いも防ぎやすくなります。
ここでは、翻訳を依頼してから納品物を確認するまでの一般的な流れを解説します。
翻訳の目的や対象言語を整理する
最初に、何のために翻訳するのか、どの言語へ翻訳するのかを整理します。
例えば、社内資料として内容を把握するための翻訳と、海外向けWebサイトへ掲載する文章では、求められる品質や表現が異なります。対象となる国や地域によって使用する表現が変わる場合もあるため、必要に応じて想定読者まで明確にしておくとよいでしょう。
専門用語や固有名詞の表記ルールがある場合は、この段階でまとめておくと、その後のやり取りがスムーズです。
原稿と希望納期を共有する
依頼内容が整理できたら、翻訳する原稿と希望納期を依頼先へ共有します。
原稿は、WordやExcel、PowerPoint、PDFなど、サービスによって対応できる形式が異なります。Webサイトや動画の場合も、URLやデータの共有方法を事前に確認しておきましょう。
あわせて、希望する納品形式や用途、参考資料なども共有します。急ぎの依頼では追加料金が発生する場合があるため、納期にはできるだけ余裕を持たせることが大切です。
見積もりを取り、依頼先を決めて発注
原稿や希望条件をもとに見積もりを取り、料金や納期、対応範囲を比較して依頼先を決めて発注します。
見積もりでは、翻訳料金だけでなく、校正やネイティブチェック、レイアウト調整などが含まれているかも確認しましょう。修正対応の範囲や追加料金の条件も確認しておくと、納品後のトラブルを防ぎやすくなります。
複数社を比較する場合は、同じ条件で見積もりを依頼すると違いを判断しやすくなります。
納品された翻訳を確認する
翻訳が納品されたら、内容や表記、納品形式に問題がないか確認します。
特に、会社名や商品名、専門用語、数字などは誤りがないか確認しておきたいポイントです。Webサイトや資料へ掲載する場合は、文章だけでなくレイアウトが崩れていないかも確認します。
修正が必要な場合は、依頼時に確認した対応範囲や期限に沿って依頼します。重要な文書では、社内担当者や専門知識を持つ人による最終確認も行うとよいでしょう。
翻訳の依頼先を選ぶポイント

翻訳を依頼できるサービスは多くありますが、料金の安さだけで選ぶと、求めていた品質や対応範囲と合わない場合があります。翻訳する内容や用途を踏まえ、実績や品質管理、セキュリティ対策などを確認することが大切です。
ここでは、翻訳の依頼先を比較するときに確認したいポイントを解説します。
依頼内容にあう専門分野の実績があるか
翻訳を依頼する際は、自社が翻訳したい分野の実績があるかを確認しましょう。
一般的なビジネス文書であれば幅広い翻訳者が対応できますが、契約書や技術文書、論文などには専門知識が求められます。専門用語を正しく理解していないと、原文の意味が正確に伝わらない可能性が否めません。
公式サイトに掲載されている対応分野や実績を確認し、必要に応じて過去の翻訳事例について問い合わせるとよいでしょう。
翻訳者やネイティブによる確認体制があるか
翻訳後にどのような確認を行っているかも重要なポイントです。
サービスによっては、翻訳者によるセルフチェックだけでなく、別の担当者による校正やネイティブチェックを実施しています。複数人で確認する体制が整っていれば、誤訳や表記の揺れ、不自然な表現などを発見しやすくなるでしょう。
特に、社外へ公開するWebサイトや資料、正確性が求められる文書では、翻訳後のチェック体制まで確認しておくと安心です。
料金と納期が明確に提示されているか
料金体系や納期がわかりやすく提示されているかも確認してください。
翻訳料金だけを見るのではなく、最低利用料金や校正費、ネイティブチェック、短納期対応などの追加料金まで確認することが大切です。見積もりを取る場合は、料金に含まれる作業範囲もあわせて確認します。
また、希望する納期までに対応できるかだけでなく、修正が必要になった場合の期間も考慮して依頼先を選ぶとよいでしょう。
機密情報の管理体制・セキュリティ対策が整っているか
翻訳では、契約書や社内資料、顧客情報など、外部へ公開していない情報を共有する場合があります。そのため、依頼先のセキュリティ対策も確認が必要です。
秘密保持契約の締結に対応しているか、データの管理方法が明示されているかに加え、PマークやISMSを取得しているかも判断材料になります。
オンラインアシスタント®「フジ子さん」を運営するBPOテクノロジー株式会社は、Pマーク・ISMSを取得しています。
※「オンラインアシスタント」はBPOテクノロジー株式会社の登録商標です。
翻訳以外の周辺業務も依頼できるか
翻訳した文章をそのまま納品してもらうだけでなく、その後に資料へ反映したり、Webサイトへ入稿したりする作業が発生する場合もあります。
翻訳以外の業務までまとめて外注したい場合は、資料作成やデータ入力、Webページの編集などに対応しているかも確認しましょう。複数の作業を同じ依頼先へ任せられれば、それぞれ別の事業者へ説明したり、データを受け渡したりする手間を抑えられます。
一方、専門性の高い翻訳だけを依頼したい場合は、翻訳に特化したサービスの方が適しているケースもあります。必要な業務範囲を整理したうえで選ぶことが大切です。
翻訳を依頼できるおすすめサービス5選【タイプ別】
翻訳サービスは、料金体系や対応言語、得意分野などがそれぞれ異なります。翻訳だけを依頼したいのか、関連する業務もまとめて任せたいのかなど、自社の目的にあわせて比較しましょう。
| サービス【タイプ別】 | 料金体系 | 対応言語 | 得意分野 | 納期 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| オンラインアシスタント®「フジ子さん」【オンライン秘書型】 | 月額時間制 | 要相談。日英・英日はエキスパート対応も可能 | ビジネス文書、Webサイト、文献・論文など | 要相談 | 翻訳と資料作成、英語メール対応、その他のバックオフィス業務などを1つの契約内で依頼可能 |
| Gengo【オンライン翻訳サービス型】 | 文字・ワード単価 | 70言語ペア | Webコンテンツ、アプリ、社内メール、SNSなど | 1,000字以下は3時間以内、1,000~2,000字は8時間以内が目安 | 24時間365日利用でき、最低料金なし |
| ココナラ【スキルマーケット型】 | 出品者ごとに料金を設定 | 英語、中国語、韓国語、ドイツ語、フランス語など | ビジネス文書、専門文書、Webサイト、証明書など | 出品者・サービスによって異なる | 登録する翻訳者の実績や評価、料金などを比較して依頼先を選べる |
| trans-Pro.【オンライン翻訳サービス型】 | 文字・ワード単価 | 38言語・164言語ペア | 一般文書、ビジネス文書、契約書、論文など | 最短30分 | 24時間365日依頼でき、品質レベルを選択可能 |
| 翻訳センター【翻訳会社型】 | 文字・ワード単価による個別見積もり | 80言語以上 | 医薬、特許、工業・ローカライゼーション、金融・法務 | 案件ごとに調整 | 専門分野に応じた翻訳者を選定し、第三者による校正1回を料金に含む |
【オンライン秘書型】オンラインアシスタント®「フジ子さん」

オンラインアシスタント®「フジ子さん」は、翻訳をはじめ、経理や人事、秘書、Webサイト運用など幅広い業務をオンラインで依頼できるサービスです。
翻訳業務では、ビジネス文書や文献・論文、Webサイトの翻訳チェックなどに対応し、英語メールや資料作成などの関連業務も同じ契約内で任せられます。
| プラン | 月額料金(税込) |
|---|---|
| PLAN20:20時間/月 | 65,560円 |
| PLAN30:30時間/月 | 97,350円 |
| PLAN50:50時間/月 | 143,000円 |
【オンライン翻訳サービス型】Gengo

出典:Gengo
Gengoは、オンライン上で翻訳の見積もりから発注、納品まで進められる翻訳サービスです。日本語と英語をはじめ70言語ペアに対応し、社内メールやSNSなどのカジュアルな文章から、Webコンテンツやアプリなど正確性を求める文章まで用途にあわせて品質レベルを選べます。24時間365日利用でき、1,000字以下なら3時間以内、1,000~2,000字なら8時間以内が納期の目安として示されています。
| 日本語→英語 | 料金 |
|---|---|
| スタンダード:Web発注 | 5円/文字 |
| ビジネス:Web発注 | 9円/文字 |
【スキルマーケット型】ココナラ

出典:ココナラ
ココナラは、個人の翻訳者や専門家が提供するサービスを比較して依頼できるスキルマーケットです。英語、中国語、韓国語をはじめ、ドイツ語やフランス語、スペイン語など幅広い言語の翻訳サービスが掲載され、Webサイトやビジネス文書、証明書などさまざまな用途から選べます。料金や納期、実績、評価などを確認しながら依頼先を選べるため、依頼内容や予算にあう翻訳者を探したい場合に利用しやすいサービスです。
| 項目 | 料金 |
|---|---|
| 外国語翻訳の掲載サービス | 1,000円~ |
| 購入時のサービス手数料 | 購入金額の5.5%(税込) |
【オンライン翻訳サービス型】trans-Pro.

trans-Pro.は、24時間365日オンラインで翻訳を依頼できるクラウド型の翻訳サービスです。38言語・164言語ペアに対応し、一般文書やビジネス文書、契約書、論文など幅広い分野の翻訳者を探せます。自動見積もりで料金と納期を確認でき、急ぎの場合は最短30分からの納品にも対応しています。
| 日本語→英語の料金例 | 料金 |
|---|---|
| Light | 6.3円/文字 |
| Business | 9.7円/文字 |
| Expert | 14.0円/文字 |
【翻訳会社型】翻訳センター

出典:翻訳センター
翻訳センターは、医薬、特許、工業・ローカライゼーション、金融・法務の4分野を中心に専門性の高い翻訳を提供する翻訳会社です。
世界の国と地域80言語以上に対応し、文書の分野や用途にあわせて翻訳者を選定したうえで制作工程を設計しています。翻訳料金には原文と訳文を照合する第三者による校正1回が含まれており、専門性や品質を重視する企業向けのサービスです。
| 項目 | 料金 |
|---|---|
| 翻訳料金 | 個別見積もり |
| 見積もり | 無料 |
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翻訳を依頼する際の注意点
翻訳は、原文の内容を別の言語へ置き換えるだけでは十分でない場合があります。依頼側と翻訳者の認識にずれがあると、納品後に修正が必要になったり、想定していた表現にならなかったりする可能性があります。
依頼前に必要な情報や条件を整理し、双方で認識をそろえておくことが大切です。
翻訳の用途や想定読者を具体的に伝える
翻訳を依頼する際は、完成した文章を何に使用するのか、誰が読むのかを具体的に伝えましょう。
例えば、社内で内容を確認するための資料と、顧客向けのWebサイトでは、求められる文章の自然さや表現が異なります。海外向けの商品ページであれば、対象となる国や地域にあわせた言葉選びが必要になる場合もあります。
用途や想定読者を共有しておくことで、目的にあった表現へ調整してもらいやすくなります。
固有名詞や専門用語の表記ルールを共有する
会社名や商品名、業界特有の専門用語などに指定の表記がある場合は、依頼時に共有しておきましょう。
同じ言葉でも複数の訳し方が考えられるため、指定がないと既存の資料と表記がそろわないことがあります。特に、複数の文書を継続して翻訳する場合は、用語集や表記ルールを用意しておくと統一しやすくなります。
過去に翻訳した資料がある場合は、参考資料として共有する方法も有効です。
修正範囲や追加料金を事前に確認する
納品後の修正対応についても、依頼前に確認しておくことが大切です。
サービスによって、一定回数まで無料で修正できる場合や、原文の変更を伴う修正には追加料金が発生する場合など、条件が異なります。校正やネイティブチェック、レイアウト調整なども、基本料金に含まれているとは限りません。
見積もりを確認する際は、料金だけでなく、含まれる作業内容や追加料金が発生する条件まで確認しましょう。
納品後の確認期間を確保する
翻訳の納品日を、そのまま社外公開や提出の直前に設定するのは避けた方がよいでしょう。
納品後は、会社名や商品名、数字、専門用語などに誤りがないか確認する必要があります。Webサイトや資料へ使用する場合は、文章を反映した際のレイアウトや表示にも問題がないかチェックします。
修正が必要になる可能性も考え、実際に使用する日より前に納品してもらえるよう、スケジュールに余裕を持たせることが大切です。
AI翻訳と人による翻訳の使い分け

AI翻訳は短時間で大量の文章を処理しやすい一方、文脈や専門用語、細かなニュアンスを正確に反映できない場合があります。そのため、翻訳の用途や求める品質に応じて、人による翻訳と使い分けることが重要です。
ここでは、AI翻訳と人による翻訳がそれぞれ適しているケースや、両方を組み合わせる方法をご紹介します。
AI翻訳が適しているケース
AI翻訳は、文章の概要を素早く把握したい場合や、大量の文章を短時間で翻訳したい場合に適しています。
例えば、海外サイトや社内資料の内容を確認するときなど、細かな表現よりも大意を把握することが目的であれば活用しやすいでしょう。繰り返し使用する定型的な文章や、社内で確認するための一次翻訳にも向いています。
一方で、文章の前後関係によって意味が変わる表現や専門用語については、意図と異なる翻訳になる可能性があります。社外へ公開する文章などにそのまま使用する場合は、内容を十分に確認する必要があります。
人による翻訳が適しているケース
正確性や自然な表現が重視される文章では、人による翻訳が適しています。
契約書や法務文書、専門性の高い資料のほか、企業サイトや商品ページなど社外へ公開する文章では、原文の意味だけでなく、文脈や想定読者にあわせた表現が求められます。キャッチコピーなど、直訳では意図が伝わりにくい文章も、人による調整が必要になりやすい分野です。
また、業界独自の専門用語や指定された表記がある場合も、ルールを共有したうえで翻訳を依頼することで、文章全体の品質をそろえやすくなります。
AI翻訳と人による確認を組み合わせる方法
AIで作成した翻訳を、人が確認して修正する方法もあります。この方法は一般に、機械翻訳後の文章を人がチェックする「ポストエディット」と呼ばれます。
AI翻訳を下訳として活用したうえで、誤訳や不自然な表現、専門用語、文脈にあわない箇所などを人が修正します。すべてを人が一から翻訳する方法とは作業工程が異なるため、大量の文章を扱う場合などに採用されることがあります。
ただし、すべての文章に適しているわけではありません。契約書や広告表現など、正確性や表現力が特に重視される文章では、最初から人による翻訳を選ぶなど、用途に応じて判断することが大切です。
翻訳の依頼に関するよくある質問
翻訳を外注する際は、AI翻訳との違いや少量依頼への対応、翻訳以外の作業も任せられるかなど、事前に確認したい点があります。ここでは、翻訳の依頼に関するよくある質問に回答します。
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AI翻訳と人による翻訳はどちらがいいですか?
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どちらが適しているかは、翻訳の用途や求める品質によって異なります。
内容の概要を把握したい場合や、社内確認用として短時間で翻訳したい場合はAI翻訳が向いています。一方、契約書や専門資料、Webサイトなど、正確性や自然な表現が求められる文章は、人による翻訳が適しています。
AI翻訳を下訳として使用し、その後に人が確認・修正する方法もあります。文章の重要度や用途にあわせて選ぶとよいでしょう。
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少量の文章でも翻訳を依頼できますか?
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少量の文章でも依頼できるサービスはあります。
数行のメールや短い文章などに対応しているサービスもありますが、最低利用料金や最低文字数が設定されている場合があります。そのため、少量の翻訳を依頼する際は、文字・ワード単価だけでなく最低料金も確認しておきましょう。
継続的に細かな翻訳業務が発生する場合は、翻訳以外の業務もまとめて依頼できるサービスを選ぶ方法もあります。
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翻訳とあわせて資料の編集や入稿も依頼できますか?
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資料編集やWebサイトへの入稿まで対応できるかは、サービスによって異なります。
翻訳専門のサービスでは翻訳データの納品までを基本とする場合があります。。資料作成やWebサイト運用にも対応しているサービスであれば、翻訳した文章の反映までまとめて依頼できることもあります。
翻訳後にPowerPointの資料を整えたい、Webページへ文章を入稿したいといった場合は、依頼前に対応範囲を確認しておくとよいでしょう。
まとめ|翻訳内容や予算にあった依頼先を選ぼう
翻訳の依頼先には、翻訳会社やオンライン翻訳サービス、クラウドソーシング、個人の翻訳者、オンライン秘書などがあります。料金だけでなく、対応言語や専門分野、納期、確認体制、セキュリティ対策まで比較することが大切です。
また、翻訳後に資料作成やWebサイトへの入稿などが必要な場合は、周辺業務までまとめて任せられるかも確認しましょう。
オンラインアシスタント®「フジ子さん」では、翻訳をはじめ、資料作成や英語メール対応、Webサイト運用など幅広い業務を依頼できます。翻訳以外の業務もまとめて外注したい場合は、選択肢の1つとして検討してみてください。










