テープ起こし(文字起こし)代行のおすすめ9選!依頼の際の注意点も解説

「急ぎで議事録が必要」「テープ起こしが必要だけれども専門外で内容が理解できない」などお困りの方もいるのではないでしょうか。そんなときに便利なサービスがテープ起こし代行サービスです。

しかし、テープ起こし代行専門業者はたくさん存在しているうえ、専門業者以外にもオンラインアシスタントやクラウドソーシングとテープ起こし業務の依頼先はたくさんあります。そのため、どの業者に依頼すればよいかわからなくて困ってしまいますよね。

そこで本記事ではおすすめのテープ起こし代行業者・オンラインアシスタント・クラウドソーシングを計9社ピックアップしました。それぞれ異なる強みを持っているので、目的に応じたサービスを選んでください。

テープ起こし(文字起こし)代行のおすすめ:①専門業者

まず紹介するのがテープ起こし代行業務に特化した専門業者です。専門業者を選ぶ強みは納品スピードと専門性の高さでしょう。

基本的に追加料金が発生しますが、専門業者の中には翌日納品に対応している業者も少なくありません。

また、専門業者だと法律や医療、ITなど専門用語が多数出てくる音源や、英語をはじめとする外国語の音源の文字起こしも対応可能な業者が多いです。専門業者以外でも専門性の高い音源の文字起こしを依頼できないことはありませんが、やはりその分野の文字起こし経験が豊富な人に依頼した方が正確な納品物が期待できるでしょう。

このようにスピード・質を求めたいなら専門業者に依頼するのがおすすめです。

WITH TEAM 文字起こし

画像:WITH TEAM 文字起こし公式サイト

専門業者ならではの高いクオリティだけでなく、安さも重視したい方におすすめしたいのが「WITH TEAM 文字起こし」。業者に文字起こしを依頼する場合、200円/分が相場と言われていますが、WITH TEAM文字起こしでは最安で120円/分で依頼できます。1時間以内の音源だと基本翌営業日〜翌々営業日までの納品なので、オプションなしでも対応スピードが早いのも良いですね。

加えて、WITH TEAM文字起こしでは1分からのテープ起こしに対応しています。専門業者に依頼する場合、30分以上で依頼するのが基本で、30分未満の短い音源のテープ起こしだと追加料金が発生することが多いです。WITH TEAM文字起こしなら1分単位で、追加料金が発生するどころか業界最安値クラスの料金で対応してもらえるので、特に短い音源のテープ起こしを依頼したいときにも便利ですね。

【料金】

通常プラン(ライター+最終チェック) 高品質プラン(ライター+校正+最終チェック)
けばとり 120円/分 180円/分
素起こし 150円/分 200円/分
簡易整文 180円/分 240円/分
けばとり+簡易整文 270円/分 360円/分

【納期】

通常プラン 高品質プラン
〜60分 中1〜2日 中2〜3日
〜120分 中2〜3日 中4〜5日

※2時間以上は60分ごとに納期2〜3日延長

【WITH TEAM 文字起こしのサービス詳細はこちらから】

ナレッジデータサービス株式会社

画像:ナレッジデータサービス株式会社公式サイト

専門性を重視したい方におすすめしたいのが「ナレッジデータサービス株式会社」。医療・法務・IT・行政など様々な分野からの依頼実績を持っていて、専門的な知識が求められる案件でも安心して仕事を任せられるでしょう。

また、他のサービスに依頼しようと思ったら待ちが発生してしまったという場面でもナレッジデータサービス株式会社はおすすめです。ナレッジデータサービス株式会社は京都に拠点を持つ企業で、規模はそれほど大きくありません。しかし、在宅勤務・SOHOを取り入れることでスタッフ数を確保しています。スタッフ数が多いことから、待ちが発生することが他よりも少なく、困っている場面でもスピーディーに対応してもらえるでしょう。

【料金】

けばとり 200円/分
素起こし 250円/分
整文 300円/分
要約 要相談

要相談

【納期】
要相談

【ナレッジデータサービス株式会社のサービス詳細はこちらから】

クラリテ株式会社

画像:クラリテ株式会社公式サイト

外国語のテープ起こしを依頼したい場面でおすすめの業者が「クラリテ株式会社」。英語・中国語の2ヶ国語に対応しており、テープ起こし作業はネイティブのスタッフが担当しています。ちなみに英語・中国語だけでなく、日英、日中混合の案件にも対応可能です。

外国語に強みを持っているクラリテ株式会社は、特に行政シンポジウムや国際会議など、グローバルな案件の実績が豊富。テープ起こし作業だけでなく、翻訳も行っているので、英語や中国語を使った会議の社内用議事録の依頼にもおすすめです。

【料金】

日本語 英語 中国語
ケバ取り(通常) 190円/分 290円/分 350円/分
ケバ取り(特急) 290円/分 450円/分 490円/分
ケバ取り(超特急) 350円/分 510円/分
素起こし 290円/分
整文 350円/分

【納期】

日本語通常 日本語特急 日本語超特急 英語通常 英語特急 英語超特急 中国語通常 中国語特急
〜60分 中4営業日 中3営業日 中1営業日 中4営業日 中3営業日 中1営業日 中5営業日 中3営業日
〜90分 中5営業日 中2営業日 中2営業日
〜120分 中7営業日 中7営業日
〜150分 中6営業日 中4営業日 中3営業日 中4営業日 中4営業日
〜180分 中7営業日 中5営業日 中10営業日 中3営業日 中10営業日 中5営業日
〜210分 中8営業日 中6営業日 中4営業日 中6営業日
〜240分 中9営業日

※240分以上は要相談

【クラリテ株式会社のサービス詳細はこちらから】

東京反訳

画像:東京反訳公式サイト
クレーム対応など専門性だけでなく機密性も求められるテープ起こし作業を依頼したい方におすすめなのが「東京反訳」。機密情報を取り扱う案件専用の部屋を用意しており、プライバシーマークやISO27001を取得しており、プライバシー保護の体制はトップクラスです。官公庁や法務関連の案件の実績も多く、大切なデータを安心して任せられる業者でしょう。

専門性の高さに関しても東京反訳は業界トップクラス。ワーカーは東京大学や京都大学をはじめとする名門大学で専門的な分野について学んできた人材ばかりです。独自のテストを実施したうえで採用を行い、その中から案件に合った人材を選んで業務を依頼しています。専門的な知識を持った人材に依頼できるので、高いクオリティの納品物が期待できるでしょう。

【料金・納期】
こちらから見積可能

【東京反訳のサービス詳細はこちらから】

テープ起こし(文字起こし)代行のおすすめ:②オンラインアシスタント

オンラインアシスタントでもテープ起こし業務を依頼することが可能です。テープ起こしは業者に依頼すると基本的にはテープの長さに応じて料金が決まります。それに対してオンラインアシスタントは時間に応じて料金を支払うシステム。加えて、時間内ならテープ起こしだけでなく経理や事務なども依頼できます。

そのため、特にテープ起こし以外にも人の手が足りておらず、業務が回っていないと感じているならオンラインアシスタントへの依頼も視野に入れてみてください。

フジ子さん

 

画像:フジ子さん公式サイト

フジ子さん」は業界最安値クラスの料金が魅力のサービスです。通常オンラインアシスタントに30時間の業務を依頼した場合、10万円前後が相場ですが、フジ子さんでは6.9万円で依頼できます。

料金が安いからとは言え、仕事の質が落ちることはありません。フジ子さんで働いているスタッフは採用試験をクリアした人のみ。経理や事務、ITなどのエキスパートが在籍しており、専門的な分野でも安心して依頼できます。

フジ子さんはトライアルとして、2時間無料でサービスを体験できるので、まずはトライアルから利用してみてはいかがでしょうか。

プラン名 契約期間 アシスタントの稼働時間 月額料金
トライアル 1週間 2時間 無料
PLAN20 1ヶ月 月20時間 4.7万円
PLAN30 1ヶ月 月30時間 6.9万円
PLAN50 1ヶ月 月50時間 9.9万円

*ほかにも80〜160時間稼働のプランもあり(料金は要相談)

【フジ子さんのサービス詳細はこちらから】

CASTER BIZ

画像:CASTER BIZ公式サイト

採用率1%の難関試験をクリアしたスタッフに仕事を依頼できるのが「CASTER BIZ」。採用試験をクリアするのは超難関と言われており、元大手企業勤務など、優秀な人が多く在籍しています。

スタッフに関しては海外在住の人も多いです。そのため、専門性の高い分野だけでなく、外国語のテープ起こしも依頼できるのがCASTER BIZの便利なところでしょう。ちなみに外国語に関しては英語に加えて、相談次第で中国語・韓国語・ドイツ語などが依頼できます。

CASTER BIZではオプションで当日納品などの依頼もできるので、急ぎでテープ起こしを行わなければいけない場面が多い場合はおすすめです。

【料金】

プラン名 契約期間 アシスタントの稼働時間 月額料金
6ヶ月プラン 6ヶ月 月30時間 10.8万円
12ヶ月プラン 12ヶ月 月30時間 9.6万円
カスタムプラン 要相談

*30時間実働以上の場合は要相談

【CASTER BIZのサービス詳細はこちらから】

nene

画像:nene公式サイト

neneは「オンライン秘書」という名称ですが、テープ起こし業務も依頼可能です。オンラインアシスタントのスタッフは在宅で仕事をしていることが多いでしょう。それに対してneneは全スタッフがオフィスで業務を行います。そのため、テープ起こしで使用したデータの流出リスクを抑えられます。

neneでは、依頼する業務内容に応じて料金が変動するシステムとなっています。そのため、料金はいくらとは言えません。ただ、依頼内容に応じて柔軟にプランをカスタマイズできることから、テープ起こしなどシンプルな業務がメインになると料金を安く抑えられる可能性があります。neneの利用を検討している方は下記のリンクからぜひ問い合わせをしてみてください。

【neneのサービス詳細はこちらから】

テープ起こし(文字起こし)代行のおすすめ:③クラウドソーシング

料金を格安に抑えたい場合、自分で報酬を決められるので、クラウドソーシングを利用するのも一つの手です。

クラウドソーシングの仕事の依頼方法は応募者の中から仕事を任せたい人を選んで報酬を支払う固定報酬制と、応募者のスキルに関係なく早いもの勝ちのタスク制という2種類の仕事の依頼方法があります。

テープ起こし業務はクラウドソーシングの中でも人気が高い業務であり、余程報酬が低すぎない限り応募者が一切来ないということはありません。当日納品も依頼しやすいので、特に急ぎの場面ではクラウドソーシングも視野に入れてみてください。

ランサーズ

画像:ランサーズ公式サイト

特に納品物の質を意識したいなら「ランサーズ」がおすすめです。ランサーズはタスク案件が少なく、クラウドワーカーはクライアントと直接契約を結ぶ固定報酬制の案件で働いている人が多い傾向にあります。仕事を雑に行うと自分の評価にも繋がるので、ランサーズをメインに選んで働いているクラウドワーカーは丁寧に仕事をしてくれる人が多いです。

ランサーズではクライアントから特に高い評価を獲得しているランサー認定制度という制度が存在します。認定されているランサーは特に高品質の仕事が期待できるので、この点に着目して依頼するランサーを選ぶと良いでしょう。

【ランサーズのサービス詳細はこちらから】

クラウドワークス

画像:クラウドワークス公式サイト

日本最大級の規模を誇るクラウドソーシングが「クラウドワークス」。ランサーズとは逆でタスク案件が多く、タスクを中心に仕事をしている人も少なくありません。

クラウドワークスのタスク案件は保有時間が1時間と決まっています。タスクのテープ起こし案件は人気が高いので、長時間保有していると、隙を見て他の人に取られてしまうことも多いです。したがって、他の人に取られないように急ぎで業務を行う人が多く、案件を掲載してからすぐの納品が期待できます。

タスク案件は誰でもできるので、納品物の質が下がりがちというデメリットはありますが、スピードを重視したいときの選択肢としては良いでしょう。

もちろんスキルを持った人材も多くクラウドワークスを利用しており、固定報酬制だと専門的な知識を持った人による高品質な納品物が期待できます。

【クラウドワークスのサービス詳細はこちらから】

テープ起こし(文字起こし)代行│依頼の際の注意点

テープ起こし代行を依頼する際、注意点を理解しておかないと、トラブルになったり、納品物の質が低くなったりする可能性があります。これから注意点を紹介するので、注意点を理解して事前に準備をしたうえで、業者に依頼しましょう。

修正などのアフターケアも取り決めておくこと

トラブルを防ぐためにもアフターケアに関する取り決めは大切です。場合によっては誤字が多いなど修正が必要な場面が出てくることも考えられます。そこで何も取り決めをせずに契約を結んでしまうと、内容に納得できていないのに報酬を支払わなければいけなくなってしまいます。

そのため、どれくらいのミスがあったら差し戻しになるのか、差し戻した場合いつまでに修正して再提出するのかなど、アフターケアに関する取り決めは忘れずに行いましょう。

音声の関連資料も準備しておくこと

議事録なら会議で使用した資料など、関連資料の準備・添付も忘れずに行いましょう。特に専門用語がたくさん出てくる音源のテープ起こしを依頼した場合、担当者が専門用語の意味を理解できず、誤変換や聞き取り不可だった単語が多い状態で納品されてしまう可能性があります。

業者に業務をスムーズに進めてもらうためにも資料の提出は欠かせません。できれば専門的な知識を持っていない人でも簡単に理解できるような資料を準備し、依頼の際に送付しましょう。

料金が割増になるケースも把握しておくこと

場合によってはホームページに記載されている料金よりも割増になってしまう可能性があることを理解して、業者にテープ起こしを依頼しましょう。

割増料金が発生するケースとしては、
・短納期
・音質が悪くて聞き取りにくい
・話している人が多い
・長時間
等が挙げられます。短納期や長時間の場合は先ほど紹介したように料金がホームページに掲載されていることが多いです。

ただし、それ以外は音源を聴いてみないとわからないので、ホームページをチェックして想定していた予算よりも割高になってしまう可能性が考えられます。そのため、事前に自分で音源を確認し、割増料金が発生しそうかどうかを予想し、予算に余裕を持って依頼してください。

まとめ

本記事ではおすすめのテープ起こし専門業者・オンラインアシスタント・クラウドソーシングを紹介しました。業者によって得意とする業務や依頼するメリットは様々です。したがって、急ぎで納品して欲しい、翻訳も依頼したいなど目的に応じて業者を選んでください。

また、業者に丸投げでは高品質な納品物が期待できません。事前に関連資料を渡したり、アフターケアに関する取り決めを行ったり、入念な準備をしたほうが、トラブルなくスムーズに高品質なものを納品してもらえます。面倒に感じるかもしれませんが、後々のことを考え、契約前に業者と入念な打ち合わせをしたうえで、テープ起こしの依頼をしてください。