情シス・社内SEを外注!メリット・デメリット、おすすめアウトソーシング先などを紹介

情シスや社内SEは、会社のITインフラを維持するのに必要不可欠です。近年ではDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進もあり、ここの強化は多くの企業にとって課題となっています。

とはいえ、優秀なIT人材を雇おうにも、採用がうまくいかなかったりコストを確保できなかったりして困っている企業は少なくありません。そこで利用を検討したいのが外注です。

本記事では、情シス・社内SEの外注について、メリット・デメリットや依頼できる業務、費用相場、おすすめ業者などを紹介していきます。

情シス・社内SEを外注するメリット

はじめに、情シス・社内SEを外注するメリットを3つ紹介します。

自社の従業員がコア業務に専念できる

情シス・社内SEの業務内容は、社内システムやインフラの立案・構築・保守・管理など多岐に渡ります。

しかし、社内担当者はヘルプデスク対応やトラブル対応などの直接利益に繋がらない「ノンコア業務」に追われており、多くの企業は付加価値の高い業務に十分な時間を割けていないのが現状です。

こうしたノンコア業務は外部に委託することで、社員が付加価値の高い業務やコア業務に集中できます。その結果、自社の売上や生産性の向上などに期待できるでしょう。

人材不足を解消できる

そもそも、専門性の高いIT人材は日本全体で不足しており、優秀なIT人材を確保するのは簡単ではありません。

また、情シス・社内SEはノンコア業務が多く、直接売り上げに繋がらないため、利益になる部署の人材確保を優先させ、情シスの採用は後回しになっている企業が多いようです。

人材不足の状態で問題が起きてしまった場合、処理しきれないほどの業務が集中し、社内担当者だけでは、即座に対処できない可能性もあります。しかし、情シス・社内SEを外注すれば、人材不足を解消でき、社内担当者の負担も軽減できます。

人件費を最適化できる

情シス・社内SEの業務は一定の業務量が続くわけではなく、繫忙期と閑散期で業務量の増減が激しくなります。このため、社内で部門を設置して固定した人件費を払うよりも、必要な時期に必要な業務を外部に委託して変動費とした方がコストはかかりません。

さらに、情シス・社内SEを外注すれば、社内で従業員の採用や教育を行う必要がないため、人件費を払うより安価です。

情シス・社内SEを外注するデメリット

前章では情シス・社内SEを外注するメリットを紹介しました。情シス・社内SEの外注は、人材不足の解消や人件費の最適化など魅力的なメリットがありますが、もちろんデメリットも存在します。

この章では、情シス・社内SEを外注する際に注意しておきたいデメリットを2つ紹介します。

社内にノウハウを蓄積できない

業務を外部に委託するので、業務ノウハウを社内に蓄積しにくくなります。また、対応できる人材が社内で育成できないので、委託先に任せたままになってしまう可能性があります。

委託先の倒産やサービスの撤退など、アウトソーシングができなくなるリスクを考慮して、業務内容や進行方法など、自社である程度の情報を把握しておきましょう。

意思疎通をうまく取れない可能性がある

情シス・社内SEを外注すると、委託先が離れた場所で作業する可能性があります。そのため意思の疎通が難しく、互いの認識のすれ違いや作業指示に誤りが生じる場合が少なくありません。

また、業務に変更事項があったときは、委託先に連絡して情報を共有しなくてはならないため、対応に時間がかかってしまいます。委託先との意思の疎通、情報共有がスムーズにできなければ、外注した効果が半減してしまうので十分気をつけましょう。

情シス・社内SE外注の主な業務内容

情シス・社内SEの外注サービスが対応できる範囲は多岐に渡ります。委託先の企業によっても対応できる業務内容は異なるため、あらかじめ確認しておきましょう。

ここでは、情シス・社内SEの外注サービスの主な業務内容を4つ紹介します。

PC管理・設定

PCの調達・初期設定、社員の増減に伴うPCの配布・回収、OSのバージョンなどのハードウェア、業務用のソフトやツールといったソフトウェアの管理といった業務です。

ヘルプデスク

ヘルプデスクは、社員からのIT関連製品の使い方、トラブルなどに関する問い合わせに電話やメールなどで対応する業務です。

ITインフラの構築

社内全体の業務効率を向上させるために、システムの導入や新規事業所のITインフラの構築を行います。

社内で利用するWebサーバーやメールなどのインターネット回線を用いたサービスの構築などは、自社内でITインフラを構築するのは難しいので、外注している企業は多いようです。

システムの運用保守

サーバー機器やネットワーク機器など、ITインフラに問題が発生しないように監視やトラブルが起きた場合の復旧作業、故障の修理対応などを行う業務です。システムが安定して稼働できるように対策を講じます。

情シス・社内SE外注の費用相場

情シス・社内SEの外注の費用は、依頼する業務内容によっても異なります。

一般的に、PC管理・設定の費用相場は月額5万円~20万円程度、ヘルプデスクサービスの費用相場は月額5万円~20万円程度、システム運用の費用相場は月額15万円~30万円程度です。

情シス・社内SEのおすすめアウトソーシング先

この章ではおすすめの情シス・社内SEのアウトソーシング会社を厳選して4つご紹介します。それぞれのサービスごとに特徴があるので、自社に最適な会社を見つけましょう。

コムチュア株式会社

画像:コムチュア株式会社

「コムチュア株式会社」は、企業向けのITサービスを提供している会社です。情シスの運用業務をトータル支援する運用アウトソーシングサービスを提供しており、情シスの業務全体を支援してきた豊富なノウハウを活かした高品質なサービスを受けられます。

常駐からリモート対応まで、ヘルプデスクやアカウント・セキュリティ管理、監視・障害対応など、幅広い業務内容に対応しています。また、企業の予算や希望に合わせた業務形態で柔軟な対応が可能です。

外注の費用対効果を高めるために、ドキュメント化して業界標準のITILに準拠した運用プロセスに見直すことで、運用業務を標準化し、業務フロー・手順書の作成や運用ルールを策定し、属人化を防ぎます。逐一レポートで報告してくれるので、進行方法や業務の状況などの把握が容易に可能です。

アウトソーシング後も改善提案を行い、継続的な業務効率化や利便性向上を支援してくれます。

【コムチュア株式会社はこちらから】

IT無双

画像:IT無双

こだまシステムの「IT無双」はIT業務の課題をまとめて解決できる、ITアウトソーシングサービスです。ITコンサルティングやヘルプデスク、システム運用・保守など豊富なサービスを提供しています。

メインはオンライン対応ですが、現場での操作が必要なときには訪問もしており、企業の問題に合わせた対応が可能です。IT無双のプランは「ライトプラン」「ベーシックプラン」「プレミアムプラン」があります。

企業のニーズに応じて、「クラウド化」「マクロによる事務作業の自動化」など、料金プランにないサービスも柔軟に対応できます。30分無料のITコンサルティングがあるので、外注するかどうか悩んでいる方はまず相談してみましょう。

【こだまシステムのIT無双はこちらから】

トータルITヘルパー

画像:トータルITヘルパー

「トータルITヘルパー」は、年間対応件数17万件以上のサポート人員、お客様満足度98.2%を誇る情シス代行サービスです。100万件の解決実績がもたらす圧倒的なノウハウにより、トータルITヘルパーの情シス代行サービスを利用した人の94%が、業務効率化とコストダウンに成功しています。

ネットワーク、サーバー、複合機、ビジネスフォンなど、グループ全体で様々な機器を扱っており、ネットワーク構築・サーバ運用・キッティングなど幅広い業務範囲に対応できます。

さらに日本各地の支店やグループ企業と連携し、電話だけで解決できない事例の緊急訪問対応、また保守などでの定期訪問の対応が可能です。

トータルITヘルパーには、オンラインヘルプデスクと情シス代行サービスの2つのサービスがあります。オンラインヘルプデスクは、情シス代行サービスの簡易版の位置づけです。

オンラインヘルプデスクの料金はPC1台あたり2,000円、情シス代行サービスの料金はPC1台あたり3,000円と低価格で、なおかつ高品質なサービス提供を実現しています。メニューにない内容も対応の相談は可能なので、まずは問い合わせてみると良いでしょう。

【トータルITヘルパーはこちらから】

まとめ

本記事では情シス・社内SEの外注について、メリットやデメリット、おすすめアウトソーシング先などを紹介しました。

本ブログを運営するオンラインアシスタント「フジ子さん」でも、情シス・社内SE業務の一部を代行しています。オンラインアシスタントとは、Web上のやりとりを通じて、クライアントのバックオフィス業務全般をサポートするサービスのこと。

フジ子さんはコスパの良さが好評で、クライアントの継続利用率90%以上を誇ります。経験豊富なスタッフによる質の高い作業を、業界最安クラスの料金で依頼できることがポイントです。

現在、情シス・社内SE業務の対応範囲を拡大中ですので、興味のある担当者様は、ぜひサービス詳細をご確認ください。

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