「最近、海外ユーザーからの問い合わせが増えてきたが、英語を話せる従業員が少なくて対応に困っている」
「時差のある海外ユーザーからの夜間問い合わせに対応したいけれど自社雇用は難しい」
このような課題を抱えている企業におすすめなのが英語対応可能なカスタマーサポート代行サービス。英語を話せる人材を新たに雇用するより、コスト・事業効率化において有効な手段です。
本記事では、英語対応可能なカスタマーサポート代行業者を「実績が豊富」「リーズナブル」と特徴ごとにご紹介しています。最後には業者選びのポイントも解説しているので、ぜひご活用ください。
英語対応可能なカスタマーサポート代行業者:①実績が豊富
まずは、英語対応可能なカスタマーサポート代行業者の中でも、実績な豊富な4社をご紹介します。
株式会社JKLink
「株式会社JKLink」は、高い品質と柔軟な対応で継続率90%を誇る多言語対応のカスタマーサポート代行業者です。
訪日外国人向けビジネスやECサイトなどを中心に、365日24時間対応しています。規模は小さいものの、顧客への柔軟な対応や早い意思決定が強み。「日本一感じの良い多言語コールセンター」を目指し、独自の研修やマネージメントで品質向上に取り組んでいます。
【対応言語】
日本語・英語・中国語・韓国語
【料金】
要相談(対応時間や件数により異なる)
参考までに、平日9〜18時のみ・日本語+多言語1言語の場合、月間対応件数30件までなら30,000円〜、100件までなら100,000円〜という費用感で利用できます。まずは無料相談を。
BELLQuick24 multilingal(株式会社ベルシステム24)
画像:BELLQuick24multilingual(株式会社ベルシステム24)公式サイト
「BELLQuick24multilingual(株式会社ベルシステム24)」は、国内拠点36箇所で3,000件を超えるプロジェクトを進めている業界大手の会社。
蓄積されたノウハウを活かし、カスタマーサポート代行だけでなく、コールセンターの立ち上げや運営のサポート事業も展開しています。多言語対応のコールセンター部門では、電話やメール以外に、SNSの一次対応も可能です。
【対応言語】
日本語・英語・中国語・韓国語・その他言語
【料金】
要相談
対応可能件数や費用について、まずは相談してみましょう。
【BELLQuick24multilingual(株式会社ベルシステム24)の公式サイトはこちらから】
株式会社ワールドオフィス
「株式会社ワールドオフィス」は、創業35年、10,000社以上との契約実績を誇る代行業者。最長34年継続契約のクライアントがいることから、品質の高さも伺えます。
AI(人工知能)の発達が著しい中、人間ならではの「声」でおもてなしできるようサービスを提供。コールセンター代行以外にも、電話受付のみの代行やクリニックの予約受付代行など業態ごとの事業も展開しています。
【対応言語】
日本語・英語
【料金】コールセンター代行の場合
スタンダードコースの場合50,000円/月:平日9〜18時・100コール/月
プレミアムコースの場合100,000円/月:平日9~18時・200コール/月
最も安いベーシックコース20,000円/月は、通販カスタマーサービスや予約受付に対応していません。サポートして欲しい内容を明確にした上で相談してみましょう。
アラウンド・ザ・ワールド株式会社
「アラウンド・ザ・ワールド株式会社」は、アメリカ・イギリス・ヨーロッパ各国の個人輸入や海外通販事業者をサポートする会社で、サービスの一つとしてカスタマーサポート代行を行っています。
海外との輸出入にかかるサポートのみで、1日あたり50件程度までの対応が可能。対応スタッフは1案件に1人体制で、事前に商品内容のトレーニングを受けてから稼働します。
従業員を雇うほどでもない場合や小規模なEC事業者の右腕として利用するのに最適です。
【対応言語】
日本語・英語
【料金】
アメリカ時間の9〜17時対応・1名体制の場合の月額
1日30分コース:22,500円/月(1日の対応件数概算2〜6件)
1日1時間コース:45,000円/月(1日の対応件数概算4〜6件)
1日8時間コース:330,000円/月(1日の対応件数概算32〜50件)
上記の月額費用に加えて、以下の費用がかかります。
トレーニングコスト:1人あたり1,500円/時
電話番号開設費:1,000円/件
Skype電話コスト:5,300円/年
スタッフの増員は変更可能。まずは相談してみましょう。
【アラウンド・ザ・ワールド株式会社の公式サイトはこちらから】
英語対応可能なカスタマーサポート代行業者:②リーズナブル
次に、リーズナブルに利用できる英語対応可能なカスタマーサポート代行業者を2社ご紹介していきます。
CUBE電話代行サービス
「CUBE電話代行サービス」は、月額15,000円と低コストから始められる英語対応の電話代行サービス。電話の基本対応・クレーム対応を行ってもらえます。
切電後すぐにメールやチャットなどで要件を連絡してくれるので、ビジネスチャンスを逃しません。ネイティブのスキルチェックを通過したスタッフが対応するので安心してお任せできます。
【対応言語】
日本語・英語
【料金】
平日9〜18時対応
月コール数30回:15,000円/月
月コール数50回:25,000円/月
月コール数100回:40,000円/月
上記に加えて、初期登録費用10,000円、保証金5,000円(解約時全額返金)が必要。英語プランなら1ヶ月間試してみて満足できなければ全費用を返却するサービス保証制度があるので試してみてはいかがでしょうか。
FAS CONNECT
「FAS CONNECT」は、海外向けECサイトをメールのみでサポートするカスタマーサポート代行業者です。初期費用・月額固定費用一切なし、英語メール送受信1往復あたり1,000円とリーズナブルに利用できます。
翻訳会社に依頼した場合、この10倍以上のコストがかかることを考えると、かなり割安だと感じられるのではないでしょうか。メール受信から原則24時間以内に返信を行い、ユーザーの英語レベルに応じた臨機応変な対応が可能です。
【対応言語】
英語
【料金】
メール1往復:1,000円
月の英語メール送信件数が50件を超える場合は以下の月額プランの方がお得です。
スタンダードプラン:メール送信件数55件まで・月額55,000円・超過分950円/件
ベーシックプラン:メール送信件数180件まで・月額150,000円・超過分900円/件
自社に応じたカスタマイズプランも可能なので、まずは見積りから。
英語対応可能なカスタマーサポート業者│選定ポイント3つ
英語対応可能なカスタマーサポート業者を選ぶ際のポイントは3つ。
・対応可能なコール数と時間帯が自社に合っているか
・料金体系は明瞭か
・サービス導入後のサポートは充実しているか
これらを必ず確認した上でサービス申込みに進みましょう。
対応可能なコール数と時間帯
対応可能なコール数・時間帯は自社に合っていますか。
「時差の関係で夜間の受電件数が多いのに、夕方までしか対応していない」
「コストは安いが対応してもらえるコール数が少なく、超過分は自社で対応しなければならない」
となれば、サービスを導入するメリットがありません。まずは自社の現状を把握し、対応して欲しいコール数・時間帯を明確にしサービスを選んでいきましょう。
料金体系の明瞭さ
料金体系が明瞭であるか、必ず確認しましょう。もし、曖昧な点があればきちんと問い合わせ、クリアにしなければいけません。
・基本料金にはどこまでのサポート内容が含まれているか
・想定されるイレギュラーが発生した場合にはどれくらいの費用が発生するのか
など、見積もり時に明記してもらうと後のトラブルを防げます。
導入後サポートの充実度
サービス導入後のサポートがどれほど充実しているかも確認しておきましょう。
・突発的に想定外の自体が発生した時にどこまで対応してもらえるのか
・自社に最適となるよう流動的にサービス内容変更に応じてもらえるか
・事業が拡大した時にどのようなサポートを受けられるか
などのサポートが充実していなければ、また代行業者を探すことに。事前にどのようなサポート環境の中で利用できるサービスのかチェックしておきましょう。
まとめ
今回は、英語対応可能なカスタマーサポートの代行業者をご紹介してきました。
各社特徴は様々ですが、対応件数によって月額固定費用を設定しているところがほとんどです。まずは、自社の現状を洗い出し、対応して欲しい時間帯・件数・内容を明確にして業者を選定しましょう。
代行業者をコロコロと変えていては時間もコストも無駄になってしまいます。本記事をご参考に、長くお付き合いできる業者を見つけてください!