Googleスプレッドシートの拡張機能・アドオンおすすめ13選!業務効率化を進めよう!!

エクセルの代替ツールとして多くの企業が導入している、Googleスプレッドシート。

実は、そのまま使うだけでなく「拡張機能(アドオン)」を追加することで、標準機能にはない機能を使えるようになり、業務効率がアップすることをご存じでしょうか?

本記事では、スプレッドシートの拡張機能の基本や追加方法、「拡張機能(アドオン)が表示されない……」といったよくあるトラブルの解決策から、時短を叶えるおすすめツール13選までを、わかりやすくご紹介します。

Googleスプレッドシートの拡張機能(アドオン)とは?

Googleスプレッドシートの拡張機能(アドオン)とは、スプレッドシートに追加することで、デフォルト(標準状態)では備わっていない新たな機能を拡張するプログラムのことです。

拡張機能(アドオン)を導入するメリット

拡張機能を導入する最大のメリットは、今まで手作業でやっていた面倒な仕事を自動化できることです。 

プログラミングなどの難しい知識は一切不要。クリック操作だけで、データの高度な処理や外部ツールとの連携が驚くほど簡単にできるようになります。

どこから追加する?拡張機能(アドオン)のインストール方法

「拡張機能を使いたいけれど、どこから追加すればいいの?」と迷う方も多いでしょう。導入方法は非常に簡単です。

1.スプレッドシートのメニューバーにある「拡張機能」をクリックし、「アドオン」>「アドオンを取得」を選択します。

2.「Google Workspace Marketplace」という画面が開きます。検索窓に欲しいツールの名前を入力して検索します。

3.目的の拡張機能が見つかったらクリックし、「インストール」ボタンを押します。アカウントの連携と権限の許可を行えば、すぐに追加完了です。

拡張機能(アドオン)が表示されない・使えない時の原因と対処法

「メニューバーに拡張機能が表示されない!」とつまずいてしまうケースがよくあります。表示されない原因は、ファイルが「Microsoft Excel形式(.xlsx)」のまま開かれているからであることが多いです。 タイトルの右側に緑色で「.XLSX」と表示されている場合、拡張機能は利用できません。

上の画像のとおりメニューバーの「ファイル」を開き、「Googleスプレッドシートとして保存」を選択してください。スプレッドシート形式に変換されると、正常に「拡張機能」メニューが表示されるようになります。

Googleスプレッドシートの拡張機能・アドオンおすすめ13選!

ここからは、数ある中から厳選したおすすめの拡張機能を「便利ツール」と「マーケティング向け」に分けて13個ご紹介します。

汎用的な業務効率化に!便利ツール8選

まずは、どんな職種でも日々の作業の時短に直結する便利ツールを8つピックアップしました。

Autocrat【書類作成を全自動化】

出典:Autocrat

スプレッドシートのデータを使用して、カスタマイズされたドキュメント(PDF、Googleドキュメントなど)を自動生成できるツールです。

あらかじめ請求書や報告書などのひな形(テンプレート)を用意しておけば、シートに入力された顧客名や金額などのデータを流し込んで、一気に複数人分の書類を自動作成してくれます。

活用シーン:毎月の請求書発行や、大量の申請書・証明書作りなど

料金:無料

 

Power Tools【データの整理・一括置換に】

出典:Power Tools

関数の知識がなくても、重複データの削除、不要なスペースの一括削除、大文字・小文字変換、セルの分割などをワンクリックで実行できる万能ツールです。

活用シーン:顧客名簿の表記ゆれ修正や、大量にインポートしたデータを整理する時

料金:無料トライアルあり(一部有料プラン)

DigitalStamp4Sheet【電子印鑑の挿入・管理】

見積書や請求書に「電子印鑑」の画像を簡単に挿入・押印できるアドオンです。印鑑画像を登録しておけばいつでも呼び出せるほか、シートの改ざんを防ぐための編集不可機能も備わっています。

活用シーン:スプレッドシートで作成した書類の承認・発行プロセスを電子化したい時

料金:無料

QR Code Generator

スプレッドシート上のデータから、QRコードを簡単に一括生成できる拡張機能です。生成されたQRコードは、自動的にGoogleドライブに画像として保存されるため、手間なく複数のQRコードを作成できます。

活用シーン:商品ラベルや販促物用のQRコードを大量に作成し、管理したい場面

料金:無料トライアルあり

Advanced Find and Replace【複数シートでのデータ検索・置換】

標準機能では対応しきれない複数のシートに分かれている膨大なデータの中から、特定の単語を抽出したり、一括で検索・置換したりできるツールです。

活用シーン:商品マスタや膨大な在庫リストの中から、特定の条件にあう情報を修正したい時

料金:無料トライアルあり

 Formula Bot【AIによる関数・数式の自動生成】

出典:Formula Bot

「A列とB列の数値を足して、C列に表示したい」といったように、やりたいことを普段の言葉で入力するだけで、AIが最適な関数(数式)を自動で作成してくれるアドオンです。

活用シーン:複雑なIF関数やVLOOKUP関数の書き方に悩んだり、いちいちネットで検索したりする手間を省きたい時

料金:無料版あり(一部有料機能)

ProjectSheet Planning【ガントチャートを自動生成】

タスクの期間を入力するだけで、本格的なガントチャートを自動で作成してくれるプロジェクト管理ツールです。タスクの開始日と終了日を入力するだけでグラフが表示され、複数人での進捗管理もスムーズに行えます。無料版と有料版があります。

活用シーン:チーム全体のスケジュールを可視化し、工程管理をスムーズに行いたい時。

料金:無料版・有料版あり

Yet Another Mail Merge【メールを一括送信】

Googleスプレッドシートの顧客リストや連絡先を使って、Gmailから宛先ごとに内容を差し替えたメールを一括送信できるアドオンです。メールの開封やクリック状況もリアルタイムで追跡可能で、営業やマーケティング担当者におすすめのアドオンです。無料機能と有料機能があります。

活用シーン:メルマガの配信や、顧客ごとの個別案内を一斉に送付したい時

料金:無料版あり(一部有料プラン)

データ分析を加速!マーケティング向けツール5選

次に、マーケティング向けの拡張機能をご紹介します。

GA4 Reports Builder for Google Analytics【アクセス解析データのインポート】

Googleアナリティクスのアクセス解析データを、スプレッドシート上に出力・更新できる公式アドオンです。直帰率やセッション数などを毎回ログインせずに確認でき、定期レポート作成を自動化できます。

料金:無料

Analytics Canvas【レポートの自動作成】

アナリティクスのデータをインポートし、デザイン性の高いグラフを含めたレポートを自動生成する拡張機能です。視覚的にわかりやすい資料を手間をかけず図に作りたい方におすすめです。

料金:無料

Search Analytics for Sheets【検索パフォーマンスデータの自動取得・保存】

Googleサーチコンソールから検索パフォーマンスデータ(クエリ、クリック数、表示回数など)を直接取得し、自動でバックアップを作成します。標準機能よりも長期的な推移を追いやすく、SEO施策の効果検証を効率化するツールです。

料金:無料(一部有料機能)。

Supermetrics【複数チャネルのデータ統合・自動更新】

出典:Supermetrics

Google広告、Facebook広告、アナリティクスなど、80以上のデータソースと連携し、スプレッドシートにデータを統合・自動更新できるツールです。手動のコピペ作業をすることなく、常に最新のマーケティングデータを確認できます。

料金:アナリティクスとの連携は無料(その他のプラットフォームとの連携は有料)

Coefficient【外部ビジネスシステムとのリアルタイム同期】

出典:Coefficient

SalesforceやHubSpot、各種データベースといった外部システムから、スプレッドシートへ直接ライブデータを同期できるのがこのツールです。スケジュール設定さえしておけば、面倒なインポート作業をすることなく、データが常に最新の状態になります。

料金:無料版あり

拡張機能(アドオン)を利用する際の注意点

Googleスプレッドシートの拡張機能はとても便利ですが、使いこなすためにはちょっとしたコツが必要です。導入前に、以下の2点だけはチェックしておきましょう。

セキュリティと権限の確認

アドオンをインストールしようとすると、スプレッドシートや外部サービスへの「アクセス権限」を許可するかどうか聞かれます。

特に会社の機密データを扱うなら、慎重な判断が必要です。開発元は信頼できるか、機能に対して「求められている権限」が多すぎないか要確認。まずはユーザーレビューや評価を確認して、安全性を確かめてから導入しましょう。

英語表記には「翻訳関数」で対策を

拡張機能の多くは海外製のため、操作画面が「英語表記」であることも珍しくありません。英語が苦手だと少し身構えてしまうかもしれませんが、スプレッドシートに標準搭載されている翻訳関数を使えば、あっという間に解決します。 

空白のセルに「=GOOGLETRANSLATE(翻訳したいセル名, “en”, “ja”)」と入力するだけで、英語を自動で日本語に翻訳してくれます。

この裏技を知っていれば、英語のアドオンも怖くありません。

まとめ

本記事では、業務効率をグッと引き上げてくれるスプレッドシート拡張機能(アドオン)のインストール方法やおすすめ13選について解説しました。

スプレッドシートの拡張機能は、スマホにアプリを入れるような感覚で、誰でも簡単に使い始められるのが魅力です。あらかじめ用意されたテンプレートやデザインを活用すれば、これまで苦労していた資料作成の手間も、驚くほど負担が減るはず。

特にマーケティングなどのデータ収集は、ツールの力を借りることで、ボタン一つで完了します。浮いた時間で、もっとクリエイティブな仕事や、自分にしかできない作業に集中できるようになります。

まずは「どこから追加するのか」を確認して、気になったツールを一つインストールしてみてください。今日から面倒な手作業をアドオンを使って自動化していきましょう!