人件費とは?費用、コスト削減方法と最適化する方法

人件費は会社が活動する上で重要な経費の一つです。

人件費には、働いた分支払われる給与の他、役員報酬・法定福利費・福利厚生費・退職金・交通費なども含まれます。

経費の大部分を占めている企業も多い人件費ですが、削減するにはどうしたら良いのでしょうか。

企業の中で働く人が減ってしまうと、人手不足になり過重労働の危険があります。

一方で、コストカットに成功し開発費用や設備投資が出来る場合もあります。

人件費を削減する方法をご紹介していきます。

人件費とは

人件費削減方法をご紹介する前に、人件費とは何かをご紹介します。

人件費とは給料や手当などの経費のことです。

基本的には人に関わる費用のことを指し、社員への給料、役員報酬、福利厚生費、退職金などがこれにあたります。

人に出す費用のため、企業が大きくなればなるほど人件費は高くなる傾向にあります。

人件費が高騰すると会社全体の支出が大きくなるため、合理的にコスト削減することが重要になります。

人件費が高騰してしまう理由

なぜ人件費が高くなってきているのでしょうか。
理由を掘り下げてみましょう。

技術が必須の業界は人件費がより高騰してしまう

IT技術者を始め、各業界で技術者が育たない・応募者が少ないなど不足しています。

これは個人のやる気・仕事との相性・学力・要領などが原因と言ってしまえばそれまでです。

参考資料:転職・求人doda転職求人倍率レポート(業種別)
中でも有効求人倍率が高いIT・通信の技術職は2018年1月から2019年4月まで8.6~10.28倍となっています。

この有効求人倍率の高さから、企業が求める人材の割合に対して求職者が少ない事が分かります。

その背景には日本産業が『個人の技術力』よりも効率化・コスト減を優先させるようになった為、技術を持った労働者が育ちにくくなったとも言えるのではないでしょうか。

数少ない技術者は、知名度の高い企業などに取られてしまい力のある人材がより不足してしまう、という悪循環になってしまいます。

その為優秀な人材の呼び水として人件費が高騰しています。

労働力人口の不足

労働力人口は15歳以上の就業者、失業者をさします。
生産年齢人口とは15歳から64歳までの人口をさします。

この『労働力人口』『生産年齢人口』はどちらも減少の一途をたどっています。

参考資料:【STAFFSOLUTION】労働人口の減少が抱える深刻な問題

上記のグラフからわかるように、65歳以上の比率は増えていき、反比例するように15歳以下の生産年齢人口は減少しています。

2020年は7341万人と推定されている生産年齢人口は2060年には4418万人に減少すると予測されています。

人口減少が原因の人手不足はどうする事も出来ない問題でもあります。

(企業や人事は人口減少に伴って以下の様な取り組みが必要になるでしょう)
●結婚・出産・育児などのライフイベントがあっても、就業を継続出来るような体制作り
●少ない人数でも成果が出せるよう生産性を向上させる

労働力人口の不足はまだ課題が多い問題です。
少ない労働力人口の中から、求職者を得る為に時給や固定給が上がっているという事が、人件費が上がっている一つの要因だといえます。

働き方の多様化

政府による働き方改革の推進や、フリーランス事業主と依頼者を結ぶ紹介サービス、マッチングサービスも普及しています。

企業によっては、在宅ワークやフレックスタイムを設けるなどの工夫をしています。

個人のライフスタイルに合わせて働き方の選択が増えた事で、正社員という働き方にこだわらず、多様な働き方を選べる様になりました。

非正規雇用の割合は、昭和59年から平成25年にかけて約2倍以上になっているのに対し、正規職員は減少しています。

正社員を希望する人の減少によって、労働力の供給が難しくなった事も人件費の高騰に繋がる要因ではないでしょうか。

企業の募集情報など一気に閲覧する事も出来ますし、時給や固定給など比べやすい為、どうしても給与の高い所に人気が集中してしまいがちになり人件費の高騰に拍車をかけています。

人件費削減する際に気を付けたい事

人件費削減するにあたって、気を付けて頂きたい事があります。
以下で詳しくご説明していきます。

リストラをする事

リストラは日本語の文脈の中において使用される外来語だと言われています。

本来は『Restructuring』(リストラクチュアリング)の事で、事業の【再構築】という意味です。

日本では会社都合で解雇=リストラという意味合いで使われています。

しかし会社都合で解雇をすると、以下の様なデメリットがあります。

●社員士気の低下…会社に対する不満や不信が芽生え、企業内の雰囲気・空気が悪くなる。

●経験豊富な人材の喪失…給与が高い壮年層をリストラした場合、若年層にノウハウが伝わらず次世代への技術伝達の機会を失う。

●評判の低下…インターネットで、簡単に会社の情報を流せる為、リストラを受けた個人が会社にとってマイナスイメージを発信する可能性がある。

注意すべき点は、該当の従業員への退職勧奨です。
勧奨を受けた従業員は相当なショックを受けます。

●相手の心情に考慮しながら、丁寧に説明をする。
●人員削減以外に行った努力も説明する。
●経営者個人で決めた事では無く、協議した上での判断という事を伝える。
●当該従業員の質問にも丁寧に答える。
●退職後の負担を軽減する処遇を示す。
●雇用関係終了の合意書を交わす

以上の事に注意をしてリスク軽減をしましょう。

給与削減

給与削減も、社員の士気を下げる事に繋がります。
他には、企業にとって有望な人物が早期退職してしまう危険もあり、経営悪化の悪循環になってしまいかねません。

理想は利益を上げて人件費(率)を下げる事です。

お給料を減らして一時的に資金に余裕が出来ても、社員のモチベーションがさがり良いパフォーマンスをしてくれなければ、長期的に利益をあげる事は難しいかもしれません。

人件費を削減する方法

人件費を削減するには、どのような方法があるのでしょうか。

一般事務用品・雑費にかかる費用の見直し

社内で使用する消耗品の取り扱いを工夫し、会社全体で経費削減を意識しましょう。
消耗品は個々でみると単価の低いものが多く、安易に使用し購入しがちです。

社内全体で節制への取り組みをしましょう。
コピー用紙の裏側も使うようにする・ボールペン等は中身入れ替え式にする・安い業者を選ぶ、安い時期に購入する、など意識する事で一人ひとりの節制の意識が高まります。

ただし、安くても質の悪いものを選択しないように気を付けましょう。

ノンコア業務を外注する

業務委託というと、個人事業主で請け負っている所や、仲介ツールなどで外注する方法など様々あります。

低コストでアウトソーシングするなら、断然オンラインアシスタントがオススメです。

オンラインアシスタントとはインターネットを活用し、クライアントの業務をアシスタントしてくれるサービスです。

メリットは3つあります。
☆低コスト・ハイパフォーマンス。
☆固定費がかからず、必要な業務を依頼出来る。
☆きちんと業者を選定すれば、専門のプロが対応してくれる。

デメリット2つあります。
☆業者の選定を誤ると業務効率の向上に繋がらない。
☆オンラインなので連絡や報告にタイムラグが生じる。

オンラインアシスタントの業者は沢山あるので、迷ってしまうかもしれませんが、無料や低料金でお試しが出来る業者が良いでしょう。

合う・合わない等も含めて一度試す事で実感出来るのではないでしょうか。

【オンラインアシスタント関連記事】

オンラインアシスタントとは?仕事範囲や料金相場【事例プレゼント中】

オンラインアシスタントの事例集

業務プロセスの改善

業務プロセスの洗い出しをして、コア・ノンコア業務を分類します。
業務のダブりなどの必要性をチェックします。

システムや社員の業務を効率的に行えるように見直し、改善をする事で見落とされていた不要な作業が明確になるかもしれません。

【参考】
業務プロセスの効率化って何をすればいいの?ポイントを解説

人件費削減の成功事例

人件費削減に成功したケースをご紹介していきます。

三菱UFJ銀行と三井住友銀行

メガバンクが人件費や拠点を削減しています。
さらに2023年までに三菱UFJ銀行の店舗数を180店、減らす計画を明らかにしています。

【参考資料1】
日本経済新聞

ATM共有化
ATMを共有化する事でシステム費、土地代、現金輸送費などのコスト削減。

【参考資料2】
ATM共有化、危機感後押し異例のタッグでコスト削減

人件費やその他の要因をチェックし、定期的にコストを見直す事が大切です。

フジ子さん

フジ子さんは、オンラインアシスタントで、業界最安値で知られています。
オンラインアシスタントとは、インターネットを使って業務依頼出来るサービスです。
業務ごとに依頼出来るので、人件費による固定費の削減になります。
オンラインアシスタントを取り入れて、コスト削減に活用する方法はオススメです。
業務の経験値が高いスタッフによる、きめ細やかなサポートに加えて、各オフィス業務のスペシャリストが在籍しており、チームを組んで業務のサポートや代行をしているので、業務内容はスピーディです。
フジ子さんがサポート出来る業務は多岐にわたり、オフィス業務を始め、記事作成・人事・WEB運用等、業務に関して実績と経験があります。
過去の実績や口コミ等、フジ子さんの実務能力・生産性の高さは好評でリピート率は90%を超えています。

フジ子さんの料金・体系は3つのプランがあります。
業務量に応じて柔軟なプラン変更も出来ますし、翌月解約も出来ます。

フルタイムの場合:160時間利用時の1時間あたりのコスト
             ↓
         1390~2000円

フジ子さんには2時間の無料トライアルもあるので、一度試してみてはいかがでしょうか。
フジ子さん

フジ子さん:お役立ち業務事例集

まとめ

人手不足で、人件費が高騰しています。

人件費の高騰で企業が圧迫されているケースは多いです。

給与削減などは、社員のモチベーションを下げる原因にもなるので慎重に行いましょう。

上記でもあげたように固定費や、費用、業務プロセスの見直しをしてみましょう。

細かな見直しをしていく事が改善に繋がります。