営業担当者がコア業務に専念できるよう、彼らのバックオフィス業務を行うのが営業事務。営業アシスタントと呼ばれることも。
営業担当者自身が事務仕事までこなすとなると、時間が足りなくなり、残業時間はかさみやすくなります。一人ひとりの業務負担を見直すことは、働き方改革が叫ばれる昨今において非常に重要です。
そこで有用なのが代行です。経験豊富なスタッフが、営業を円滑に進めるサポートをしてくれます。
本記事では営業事務代行について、依頼できる業務やおすすめ業者、業者の選定ポイントなどを解説していきます。
営業事務代行に依頼できる業務
営業事務代行に依頼できる主な業務は以下の通り。
・リスト作成
・受発注管理
・契約管理
・スケジュール管理
・書類作成
・データ入力
・クライアント対応
・在庫問い合わせ
・展示会準備
etc…
営業にまつわるバックオフィス業務全般を行ってくれます。内容は多岐にわたり、業者によって異なる場合もあるため、問い合わせ時に細かく聞いておきましょう。
営業事務代行のおすすめ業者5選
次に、おすすめの営業事務代行業者を紹介していきます。まずは低コストが魅力の業者から。
TRUSTWORK
「TRUSTWORK」は2005年設立の会社で、営業事務だけでなく決済サービスも取り扱っています。お金を扱うプロでもあるということで、営業管理のノウハウに特に優れています。
また、同社はクライアント開拓も代行しており、新規事業の旗揚げの際にも心強いでしょう。
VICTORIA PLUS
「VICTORIA PLUS」は大阪にある事務代行業者で、営業事務・秘書・Web運用の代行を手掛けています。
営業事務については業務全般を依頼できるほか、管理システムのクラウド化といったIT導入のサポートも可能。営業活動の仕組みそのものを効率化していけます。
TMJ
「TMJ」はセコムグループのBPO企業で、営業事務や採用、Web制作といったさまざまな業務を代行しています。ドコモやベネッセなど、大手企業も多数利用。
同社ではRPAやAI-OCRといったITも活用しており、人的サポートとの合せ技によって業務をミスなく迅速に進められるのが魅力です。
HELP YOU
「HELP YOU」は採用率1%という厳しいハードルを設けている事務代行業者で、業務品質の高さが魅力。イオンや楽天といった大手企業にも多数利用されてます。
同社は営業事務を含めたバックオフィス業務全般を代行しており、経理+営業事務のように、複数分野の仕事を一括で引き受けられます。代行業者をいくつも利用し、管理が煩雑になるのを防げるのは大きなメリットです。
フジ子さん
本ブログを運営する「フジ子さん」も、営業事務を代行しています。クライアントの1年以上継続率は90%を超えており、経験豊かなスタッフによるきめ細やかなサポートが好評です。
料金は業界最安クラス。月30時間実働の場合、相場は12~15万円/月ほどですが、フジ子さんなら9.24万円というリーズナブルさ。※2023/11/1より新価格。
営業事務のほか経理・秘書・人事・Webなどなど、バックオフィス業務全般を代行できますので、「こういう外注の仕方は可能かな?」とお悩みの方はぜひお問い合わせください。
営業事務代行業者の選定ポイント
ここからは、営業事務代行業者の選定ポイントを解説していきます。
セキュリティ体制
1つめはセキュリティ体制です。
営業に関する情報が漏洩した場合、クライアントから訴訟を起こされますし、業界での信頼を失ってしまいます。
重大インシデントを防ぐために、例えば「プライバシーマーク」や「JIS Q 27001」のような認定を持っている業者かチェックしたり、再委託禁止の条項を契約書に盛り込んだりといった対策をとりましょう。
費用対効果
求めるサービスが費用に見合っているかも重要です。費用だけを見るのではなく、中身との比較をしましょう。
特に、コスト削減ばかりを意識してしまうのはあるあるです。外注によって生産性が上がり、営業成績が良くなれば、相対的に費用が安くなるというのも考えられます。
会社の成長につながるか?これを主軸に検討するのが大切です。
業者の実績
業者の実績もチェックしましょう。実績があると、ノウハウや経験への信頼性が上がります。
利用企業数だけではなく、実績のある業務=強みのある業務も見ておくのが大切です。これが自社の抱える課題とマッチしていないと、「思っていたのと違う……」と後悔しかねません。
まとめ
今回は営業事務代行について、依頼できる業務やおすすめ業者、業者の選定ポイントなどを紹介してきました。
コスト削減のみならず、業務効率化による業績向上も見込めるのは代行活用の大きなメリットです。ぜひ本記事を参考に、自社に合った業者を選んでください。