営業リストの作成には、企業情報の収集やターゲットの選定、情報の整理・更新など多くの工数がかかります。営業担当者がこれらの作業に時間を取られると、商談や提案といった本来の営業活動に集中しにくくなることも少なくありません。
そこで活用できるのが、営業リスト作成代行です。必要な条件に沿った企業情報の収集やリスト化を外部へ任せることで、営業活動の効率化につなげられます。
本記事では、営業リスト作成代行に依頼できる業務や料金相場、選び方を解説します。おすすめサービス5社もタイプ別に比較するため、自社に合った依頼先を検討する際の参考にしてください。
営業リスト作成代行とは
営業リスト作成代行とは、新規開拓などに使用する営業リストの作成業務を外部へ委託できるサービスです。企業情報の収集だけでなく、ターゲット条件の整理や情報の精査など、依頼先によって対応範囲は異なります。
まずは、営業リスト作成代行の基本的な仕組みと、営業リスト作成ツールとの違いを確認しておきましょう。
営業リスト作成代行の仕組み
営業リスト作成代行では、業種・所在地・企業規模などの条件を依頼先へ共有し、その条件に合う企業を調査してリスト化してもらいます。企業名や住所、電話番号、Webサイトなど、営業活動に必要な情報を指定して収集してもらうことも可能です。
依頼先によっては、ターゲット条件の整理や既存リストの精査、情報更新まで任せられます。自社で一から企業を探して入力する必要がなくなるため、営業担当者はアプローチや商談などへ時間を振り分けやすくなるでしょう。
ただし、収集できる情報や対応範囲はサービスによって異なります。依頼前に、必要な項目や件数、納期などを明確にしておくことが重要です。
営業リスト作成ツールとの違い
営業リスト作成代行とツールでは、主に「誰がリストを作成するか」が異なります。
営業リスト作成ツールは、データベースから条件を指定して企業を検索し、自社で必要な情報を抽出する方法が中心です。必要なタイミングでリストを作成しやすい一方、検索条件の設定やデータの確認、整理などは基本的に自社で行います。
一方、営業リスト作成代行は、条件に沿った企業の調査や情報収集、リスト化といった作業そのものを外部へ任せる方法です。自社の作業負担を抑えたい場合や、リスト作成に人員を割きにくい場合に利用しやすい方法といえます。
そのため、社内でリスト作成を進められる体制がある場合はツール、作業自体を外部へ任せたい場合は代行サービスというように、自社の人員や業務量にあわせて選ぶことが大切です。
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営業リスト作成代行に依頼できる業務
営業リスト作成代行では、企業名を一覧化するだけでなく、ターゲット条件の整理や企業情報の収集、既存リストの精査なども依頼できます。対応範囲はサービスごとに異なるため、自社で準備する部分と外部へ任せる部分をあらかじめ整理しておくことが重要です。
ここでは、営業リスト作成代行に依頼できる主な業務をご紹介します。
営業ターゲットの条件整理
営業リストを作成する際は、どのような企業へアプローチするのかを明確にする必要があります。業種や所在地、企業規模、従業員数などを条件として設定し、対象企業を絞り込むのが一般的です。
ターゲット条件が曖昧だと、自社の商品・サービスと相性の低い企業までリストに含まれる可能性があります。営業方針や狙いたい顧客像を事前に共有することで、実際の営業活動で活用しやすいリストにつながるでしょう。
営業担当者やキーマン情報の調査
サービスによっては、企業情報に加えて、担当部署や決裁に関わるキーマンの情報まで調査できる場合があります。
部署名や役職などがわかれば、代表窓口へ一律に連絡するよりも、適切な担当者へアプローチしやすくなります。ただし、取得できる情報の範囲や調査方法は依頼先によって異なるため、必要な項目に対応しているか確認が必要です。
企業情報の収集・リスト化
営業リスト作成代行の中心となるのが、企業情報の収集とリスト化です。指定した条件に沿って対象企業を調査し、営業活動で利用しやすい形式へ整理します。
収集項目としては、企業名、所在地、電話番号、WebサイトURL、業種などが代表的です。依頼内容によっては、企業規模や従業員数などを加えられるケースもあります。
必要な項目をあらかじめ決めておけば、納品後に自社で情報を追加する手間の軽減にもつながります。
営業リストの精査・更新
すでに営業リストを保有している場合は、新規作成だけでなく、既存データの精査や更新を依頼できることもあります。
主な作業は、重複企業の削除、社名や所在地の変更確認、古くなった連絡先の見直しなどです。情報が古いままだと、使用できない連絡先へアプローチするなど、営業効率を下げる要因になりかねません。
定期的に内容を見直すことで、営業活動に利用する情報の正確性や鮮度を保ちやすくなります。
納品後の更新・メンテナンス
営業リストは、一度作成すれば終わりではありません。企業の移転や社名変更、担当部署の変更などが発生するため、継続的なメンテナンスが必要です。
継続利用を考えている場合は、納品後の修正や定期的な情報更新に対応しているか確認してください。こうした業務も外部へ任せられれば、自社で確認作業を行う負担を抑えながら、リストの鮮度を維持しやすくなるでしょう。
更新の頻度や料金、対応期間にはサービスごとの差があります。継続利用を考えている場合は、初回作成だけでなく、納品後のサポート範囲も比較しておくことが大切です。
営業リスト作成代行の料金・費用相場
営業リスト作成代行の料金体系には、1件ごとの従量課金、月額制、稼働時間に応じた料金などがあります。依頼する件数や調査項目、リスト作成以外の業務を任せるかによって費用は大きく変わるため、料金体系ごとの特徴を理解しておくことが大切です。
ここでは、主な料金体系ごとの費用相場と、料金を左右するポイントを解説します。
1件単位で料金が決まる場合
1件単位で依頼する場合は、基本料金が1件10円台~に設定されているサービスがあります。
取得する情報項目ごとに料金が加算される仕組みもあり、企業名や住所、電話番号など、取得する項目が増えるほど1件あたりの料金も高くなる傾向があります。最低発注額が3万円程度に設定されているサービスもあるため、少量のリスト作成では総額も確認しておきたいところです。
大量の企業情報をまとめて取得したい場合は、1件あたりの単価だけでなく、納品件数を含めて比較すると判断しやすくなります。
月額料金で継続的に依頼する場合
月額制では、月3万円台から利用できるオンライン秘書型のサービスがある一方、営業活動まで含めて任せる営業代行型では月40万円台からが目安です。営業リストの作成だけを任せるのか、営業事務やアプローチまで依頼するのかによって費用に差が出ます。
継続的に営業リストを作成・更新したい場合や、関連する営業事務もまとめて外注したい企業には月額制が適しています。業務量が変わりやすい場合は、プラン変更のしやすさも確認しておくとよいでしょう。
時間単位で依頼する場合
稼働時間を基準にしたサービスでは、1時間あたり3,000円台がひとつの目安です。月額料金を契約時間で換算すると、1時間あたり約3,000~3,700円のサービスがあることから、この金額を目安としています。
月10時間や30時間など一定の稼働時間を契約し、その範囲で営業リスト作成や関連業務を依頼します。
必要な作業量に応じて依頼時間を調整しやすいため、毎月のリスト作成件数が一定ではない企業にも利用しやすい料金体系です。ただし、調査条件が複雑になるほど作業時間も増えるため、必要な情報はあらかじめ整理しておきましょう。
営業リストの作成代行にかかる料金を左右するポイント
営業リスト作成代行の料金は、主に以下の要素によって変わります。
- 作成するリストの件数
- 収集する情報項目
- ターゲット条件の細かさ
- 情報の精査・更新の有無
- 納期
- リスト作成以外の業務範囲
企業名や電話番号などの基本情報だけを集める場合と、担当部署やキーマンまで調査する場合では必要な工数が異なります。また、リスト作成後の営業アプローチまで任せる場合は、その分費用も高くなる傾向です。
料金を比較する際は総額だけを見るのではなく、取得できる情報や対応範囲まであわせて確認することが大切です。
営業リスト作成代行会社を選ぶポイント
営業リスト作成代行会社を選ぶ際は、料金だけでなく、収集できる情報の範囲やリストの精度、納期、納品後の対応まで確認することが重要です。自社の営業方針と合わないサービスを選ぶと、納品後に修正作業が増える可能性もあります。
ここでは、依頼先を比較するときに確認したいポイントをご紹介します。
必要な企業情報を収集できるか
最初に確認したいのは、自社の営業活動に必要な情報を収集できるかどうかです。企業名や所在地、電話番号だけでなく、業種、従業員数、売上規模、担当部署など、必要な項目は営業手法によって異なります。
必要な情報が取得できなければ、納品後に自社で追加調査を行うことになり、外注による業務負担の軽減につながりにくくなります。依頼前に必要項目を整理し、対応可能な範囲を確認しておくと安心です。
ターゲットに合ったリストを作成できるか
件数が多くても、自社の商品・サービスと相性の低い企業ばかりでは、営業成果につながりにくくなります。そのため、業種や地域、企業規模などの条件を細かく指定できるかも重要な判断材料です。
自社のターゲット像を共有したうえで、条件に沿った企業を抽出できるサービスであれば、営業活動に活用しやすいリストを作成できます。ターゲット設定から相談したい場合は、条件整理まで対応しているかも確認するとよいでしょう。
料金と依頼できる業務範囲が合っているか
料金を比較するときは、金額だけでなく、どこまでの業務が含まれているかを確認する必要があります。対応範囲は、企業情報の収集のみから、ターゲット整理や既存リストの精査、営業事務までさまざまです。
同じ料金でも対応範囲によってコストパフォーマンスは変わります。自社で対応する業務と外部へ任せたい業務を切り分けたうえで、料金とのバランスを見ることが大切です。
必要な件数や納期に対応できるか
営業施策の開始時期が決まっている場合は、必要な件数を希望する納期までに用意できるか確認しましょう。大量のリスト作成や短納期の依頼では、対応可能な件数に制限が設けられている場合もあります。
特に、キャンペーンや新規営業の開始日にあわせて利用する場合、納品の遅れは営業計画にも影響します。必要件数と希望納期を事前に伝え、対応スケジュールを確認しておくことが重要です。
情報の正確性や鮮度を確認しているか
企業情報は、移転や社名変更、組織変更などによって更新されます。古い情報が多い営業リストは、電話がつながらない、担当部署が異なるといった問題の原因になりかねません。
情報の取得元や確認方法、更新時期などを確認し、できるだけ新しい情報を扱っているサービスを選ぶとよいでしょう。重複データや無効な情報をどのように除外しているかも確認ポイントです。
納品後の修正・更新に対応しているか
営業リストは納品後に確認してみると、条件と異なる企業が含まれていたり、情報に誤りが見つかったりすることがあります。そのため、納品後の修正対応についても事前に確認が必要です。
継続して営業リストを利用する場合は、定期的な情報更新に対応しているかも確認しておきましょう。修正回数や対応期間、追加料金の有無まで把握しておくと、運用開始後の負担を抑えやすくなります。
営業リスト作成代行サービスをタイプ別に5つご紹介
営業リスト作成代行には、営業事務まで幅広く任せられるオンライン秘書型、リスト作成に特化したサービス、アプローチまで対応する営業代行型があります。対応範囲や料金体系が異なるため、自社が任せたい業務にあわせて比較することが大切です。
ここでは、タイプ別に5つのサービスをご紹介します。
| サービス名・タイプ | 主な対応範囲 | 料金体系 | 料金 |
|---|---|---|---|
| 【オンライン秘書型】オンラインアシスタント®「フジ子さん」 | 営業リスト作成、リサーチ、営業事務など | 月額制(稼働時間制) | 月34,320円(税込)~ |
| 【オンライン秘書型】HELP YOU | 営業先リスト作成、営業データ管理、資料作成など | 月額制(稼働時間制) | 月110,000円(税込)~ |
| 【リスト作成特化型】プロセルリスト | ターゲット選定、リスト作成、キーマン調査など | 1回ごとの料金制 | 20,000円~/回 |
| 【リスト作成特化型】営業リスト作成.com | Web上の情報収集、営業リスト作成 | 従量課金制 | 最低発注額33,000円(税込) |
| 【営業代行型】Emooove | ターゲット設計、リスト構築、架電、日程調整など | 月額制 | 月440,000円(税込)~ |
【オンライン秘書型】オンラインアシスタント®「フジ子さん」

※「オンラインアシスタント」はBPOテクノロジー株式会社の登録商標です。
オンラインアシスタント®「フジ子さん」は、営業リストの作成・加工やターゲット企業の情報収集などを依頼できるオンライン秘書サービスです。
リスト作成後は、アウトバウンドコールやインサイドセールスコール、折り返し電話対応、資料送付、スケジュール登録などにも対応しています。営業リストを用意するだけでなく、その後のアプローチや営業事務までまとめて任せたい企業にも利用しやすいでしょう。
10時間ごとにプランが用意されており、必要な業務量にあわせて毎月プランを変更できる柔軟性があります。またPマークとISMSを取得しており、情報管理体制を重視する企業にも選びやすいサービスです。
| プラン | 料金(税込) |
|---|---|
| PLAN10/月10時間 | 34,320円/月 |
| PLAN20/月20時間 | 68,640円/月 |
| PLAN30/月30時間 | 101,970円/月 |
| PLAN40/月40時間 | 131,560円/月 |
| PLAN50/月50時間 | 150,700円/月 |
【オンライン秘書型】HELP YOU

出典:HELP YOU
HELP YOUは、営業事務をはじめ、経理やマーケティングなどさまざまな業務をオンラインで代行するサービスです。営業事務では、営業先リストの作成、営業データの管理、リサーチ、資料作成、営業メール送信などに対応しています。複数のスキルを持つメンバーでチームを組めるため、リスト作成と周辺業務をまとめて任せたい場合にも利用しやすいでしょう。
| チームプラン | 料金(税込) |
|---|---|
| 月30時間 | 110,000円/月 |
| 月45時間 | 165,000円/月 |
【リスト作成特化型】プロセルリスト

出典:プロセルリスト
プロセルリストは、ターゲット選定から企業リストの作成まで対応するサービスです。約1,000万件のデータベースをもとに、地域・業種・従業員規模などで対象企業を絞り込めるほか、キーマンのリサーチにも対応しています。データベースからの抽出だけでなく、指定したWebサイトから情報を取得するスクレイピングや個別のカスタマイズも可能です。
| プラン | 料金 |
|---|---|
| DBプラン | 20,000円/回 |
| スクレイピングプラン | 30,000円/回 |
| カスタマイズプラン | 要見積もり |
【リスト作成特化型】営業リスト作成.com

出典:営業リスト作成.com
営業リスト作成.comは、指定した条件をもとにWeb上から企業情報を収集し、営業リストを作成するサービスです。日本人スタッフが手作業で情報を収集しており、会社名、住所、電話番号、代表者氏名、メールアドレスなど必要な項目を選択できます。納品はCSVやExcel形式に対応しており、必要な項目や件数に応じて依頼内容を調整しやすい点も特徴です。
| 料金項目 | 料金(税込) |
|---|---|
| 基本料金 | 16.5円~/件 |
| 追加項目 | 3.3円~/項目 |
| 最低発注額 | 33,000円 |
【営業代行型】Emooove

出典:Emooove
Emoooveは、BtoBの新規開拓を支援する営業代行サービスを展開しています。テレアポ代行では、ターゲット設計やリスト構築からトーク設計、架電、日程調整、週次の改善まで一貫して対応するのが特徴です。営業リストの作成だけでなく、その後のアプローチやアポイント獲得・日程調整までまとめて外注したい企業に向いています。
| 料金項目 | 料金(税込) |
|---|---|
| テレアポ代行支援 | 440,000円~/月 |
営業リスト作成を代行してもらうメリット
営業リストの作成を外部へ任せることで、営業担当者の作業負担を減らし、営業活動に使える時間を確保しやすくなります。加えて、まとまった件数のリストを短期間で用意しやすく、自社だけでは調査に手間がかかる情報まで収集できる点もメリットです。
ここでは、営業リスト作成を代行してもらう主なメリットをご紹介します。
営業担当者が営業活動に集中しやすくなる
営業リストの作成には、対象企業の検索や情報収集、入力、重複確認など多くの作業が発生します。こうした業務を営業担当者が担うと、商談や提案、顧客フォローといった本来の営業活動に使える時間が減りかねません。
リスト作成を外部へ任せれば、営業担当者はアプローチや商談など、売上につながる業務へ時間を配分しやすくなります。営業事務を含めて業務全体を見直したい企業にとっても、外注は業務効率化の選択肢の1つです。
短期間で多くの企業をリスト化できる
自社で営業リストを作成する場合、担当者が通常業務と並行して情報を集めるため、必要な件数をそろえるまでに時間がかかることがあります。特に、新規開拓を始める際や営業対象を大きく広げる場面では、作成作業そのものが負担になりやすいでしょう。
営業リスト作成代行を利用すると、必要な条件と件数を指定したうえで作業をまとめて任せられます。営業施策の開始時期にあわせてリストを準備したい場合にも活用しやすい方法です。
自社だけでは収集しにくい企業情報を集めやすくなる
営業先を選定するには、企業名や所在地だけでなく、業種、従業員数、企業規模、担当部署など複数の情報が必要になるケースがあります。これらを自社で1社ずつ調査すると、情報収集だけでも相応の工数が必要です。
営業リスト作成代行では、指定した条件に沿って企業情報をまとめて収集してもらえる場合があります。サービスによっては、担当部署やキーマンなど、より細かな情報の調査にも対応可能です。
必要な情報をそろえた状態で営業を始められれば、ターゲットの選定やアプローチ先の絞り込みも進めやすくなるでしょう。
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営業リスト作成を代行してもらうデメリット
営業リスト作成代行は業務負担の軽減に役立つ一方、費用や依頼時の調整など注意したい点もあります。外注によるメリットだけで判断せず、自社の体制や営業方針に合うかを確認することが重要です。
ここでは、営業リスト作成を代行してもらう主なデメリットをご紹介します。
営業コストが増加する
営業リスト作成を外部へ依頼すると、当然ながら外注費が発生します。自社で作成する場合と比べて直接的な支出が増えるため、依頼件数や業務範囲によっては営業コストが大きくなるケースもあるでしょう。
ただし、料金だけで判断するのではなく、社内でリスト作成にかかっていた工数も含めて比較することが大切です。営業担当者が商談や提案などに時間を使えるようになるのであれば、外注費をかける価値があるケースもあるでしょう。
ターゲット条件が曖昧だと希望するリストにならない場合がある
営業リストの精度は、依頼時に設定するターゲット条件にも左右されます。業種や企業規模、地域などの条件が曖昧なままだと、自社が求める見込み顧客とずれた企業が含まれかねません。
こうしたずれを防ぐには、狙いたい企業像や除外したい条件を事前に整理しておくことが重要です。必要な情報項目についても明確に共有しておけば、納品後の修正負担を抑えやすくなります。
外部に依頼するため情報の確認や調整が必要になる
外部へ依頼する場合、自社だけで作業を進めるときにはない確認や調整が発生します。依頼内容の共有、条件のすり合わせ、納品データの確認など、一定のコミュニケーションは必要です。
また、営業先に関する情報や自社の営業方針を外部へ共有するケースもあります。依頼先のセキュリティ体制や情報管理方法を確認したうえで、共有する情報の範囲を整理しておくと安心です。
営業リストの作成は自社作成・リスト購入・代行のどれが自社にあっている?
営業リストを用意する方法には、自社で作成する、既存の法人リストを購入する、作成代行へ依頼するという3つがあります。それぞれ費用や必要な工数、対応できる範囲が異なるため、自社の営業体制や必要なリスト件数にあわせて選ぶことが大切です。
ここでは、3つの方法の特徴と、それぞれどのような企業に向いているのかを解説します。
自社で営業リストを作成する
自社で営業リストを作成する方法は、Web検索や企業サイトなどを確認しながら、必要な情報を社内で収集・整理する方法です。外注費やツール利用料を抑えられるほか、自社独自の条件に沿って細かく企業を選定しやすいという利点があります。
一方、対象企業の検索や情報入力、重複確認などに時間がかかるため、大量のリストを作成する場合は担当者の負担が大きくなりがちです。
営業対象が限定されており、必要な件数がそれほど多くない企業や、社内にリスト作成へ時間を割ける人員がいる企業に向いています。自社ならではの細かな判断基準を重視したい場合にも選びやすい方法です。
既存の法人リストを購入する
既存の法人リストを購入する方法では、あらかじめ整理された企業情報をまとめて入手できます。自社で1社ずつ企業を調べる必要がないため、短期間で営業先を確保しやすい方法です。
一方で、収録されている情報項目や更新頻度は提供元によって異なります。自社独自の条件で細かく絞り込みたい場合や、担当部署・キーマン情報まで必要な場合は、購入後に追加調査が必要になることもあるでしょう。
そのため、営業対象となる企業の条件が比較的明確で、まずはまとまった件数のリストを用意したい企業に適した方法です。購入前に、必要な情報項目やデータの鮮度、重複の有無を確認しておくとよいでしょう。
営業リスト作成代行を利用する
営業リスト作成代行は、ターゲット条件に沿った企業情報の収集やリスト化を外部へ任せる方法です。サービスによっては、条件整理や担当者情報の調査、既存リストの精査・更新まで依頼できます。
自社で調査や入力作業を行う必要が減るため、営業担当者が商談や提案などに時間を使いやすくなる点が特徴です。その分、外注費が発生するため、依頼する範囲と社内で対応する範囲を整理しておく必要があります。
営業担当者のリソースが不足している企業や、短期間でまとまった件数のリストを用意したい企業に適しています。独自の条件に沿った調査や、リスト作成に伴う作業そのものを外部へ任せたい場合にも利用しやすいでしょう。
まとめ|営業リスト作成を外注して営業活動の効率化につなげよう
営業リスト作成は、企業情報の収集や条件整理、精査・更新など、多くの工数がかかる業務です。外部へ任せることで、営業担当者が商談や提案などのコア業務に集中しやすくなり、営業活動全体の効率化にもつながります。
依頼先を選ぶ際は、料金だけでなく、必要な情報を収集できるか、ターゲット条件に対応できるか、納品後の修正や更新まで任せられるかを確認することが重要です。自社での作成や既存リストの購入も含め、必要な件数や社内のリソースにあわせて自社に合った方法を選びましょう。
フジ子さんでは、営業リスト作成のほか、リサーチや営業事務などもまとめて依頼できます。業務量に応じてプランを調整できるため、必要な範囲から外注を始めたい企業にも利用しやすいサービスです。











